『ピザ！』

どうしてもピザが食べたい貧しい兄弟のお話。もっとドタバタコメディを想像していたが、結構真面目な映画だ。やっとのことでお金をためてピザ店に行くも、身なりで差別されて殴られ追い返される姿は見ていてキツイものがある。もうちょっと明るい救いのある様を描いてほしかったな。

でもまあなんだかんだで笑えるシーンもあって楽しめた。ただ、ラストは納得いかない。ピザはおいしいでしょうが！。

『フィールド・オブ・ドリームス』

いや～久々に観たな。野球を基軸として家族愛、親子愛を描いて、まさにアメリカを体現したかのような映画だ。コスナーもいいけど、やたらと理解のあるあの奥さんがいいね。知らない俳優だったので調べたら、エド・ハリスの奥さんなんだね。

声に誘われて球場を作り人と人、場所と場所、時代と時代がつながっていく様はロードムービー的にも楽しめる。押しつけがましい感動もないわけではないが、心温まるいい映画だ。ラストのキャッチボールシーンもあざといなと思いつつも、グッとくる。アメリカ人にとっての野球がどういう存在なのかよくわかる。

ただ、面白いかと言われると周りが評価するほどではないな。いや、好きな映画だけどね。

『ドランク・モンキー／酔拳』

テレビ点けたらやっていたから思わず観てしまったよ。過去に何度か観てはいるけど、こうやって観たいと思ったら気軽に観られちゃうのがジャッキー映画のいいところだよな。

アクションが素晴らしいのはもう今更語る必要がないから割愛。

ストーリーは全然たいしたことないのだが、お国柄か時代か、インディーズ感溢れるゆるい雰囲気がたまらない。最後の戦いも決着が着いたら余韻に浸らせる暇もなく劇終だからなんとも潔いこと。

あと、この映画に限ったことではないが、香港映画に出てくる食べ物ってやたら美味しそう。町の食堂の様なところで、上等なもん食べているわけではないだろうが肉にしても酒にしてもやたらそそられる。

ちなみに本物の酔拳ってどんなもんかと思って動画見て観たら、なかなかに面白かった。

『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』

ロック様が主演だと物凄く安心して観られる。もうちょい早く観られれば続編劇場に観に行けたのにな。

ボードゲームからテレビゲームへ設定が変更されているが、この辺はアイディア勝ちかなと思える。なかなかはまっている設定だ。スキルとかNPCとか中々に凝っているしロック様のアクションを十分に堪能できる。

しかし、ケーキを食べたら死ぬというはいまいち理解できないし、虫に刺されたら死亡というのをゲームバランス的にどうかと思う。スペランカーも真っ青だよ。

お子様映画と切り捨てるのは簡単だが、映画はこういうのを楽しめてなんぼだ。

『幸せなひとりぼっち』

なんかここ数年「孤独な老人」をテーマにした映画が国を問わずに多く見かける気がする。

なんというか思いの外真面目な映画であった。もっと軽い映画かと思ったら普通にドラマ作品であった。ただ、偏屈老人と周りの住人と触れ合って心を開いていくなんて、いささかありきたりではあるかな。いい映画でゃあるかもだが、刺さるものはなかったな。過去話の挿入も正直かったるかった。

サーブとボルボの張り合いは意味はよくわからないけど、なんか笑ってしまった。