ON THE ROAD

適当に音楽や映画などの趣味についてだらだら

『ターミネーター:ニュー・フェイト』

2019-11-24 20:45:54 | 洋画
原題は『TERMINATOR: DARK FATE』が「ニュー」になっているのが、イマイチよくわからないこだわりだ。

ターミネーターシリーズだから観に行っただけで、内容にはあんまり期待していなかった。前作がアレだったこともあるしね。ところがその期待は大きく裏切られた。そうそう、こういうのでいいんだよ。

ハッキリ言ってストーリーに新鮮味はない。2作目の焼き直し感が半端ない。敵ターミネーターも分身はするものの相変わらず液体タイプだし。シュワが未来の救世主を守るのもまんま。だが、それを補って余りあるアクションエネルギーがこの映画にはある。
シュワちゃんも年をとっているもののしっかり活躍してくれていたのが嬉しかった。ファンサービスに終わらない作品で普通に満足。

吹替えで観たが、キャストに落合の息子がクレジットされていた。どの役だったのかはわからないが。

『ターミネーター2』

2019-11-23 21:56:25 | 洋画
新作の復習のために観始めたが、やはり名作だけあって普通に面白く普通に堪能してしまった。2作目にしてターミネーターもといアクション映画の頂点に達している。

面白いの前にシュワちゃんがめっさカッコいい。大柄な体にサングラス、革ジャン、ハーレーに乗り回しているだけで物凄く画になる。そしてあのバイクに乗りながらのショットガンの装填がいちいちカッコいい。あの序盤のトラックとバイクの追いかけっこだけでご飯3杯は軽い。

私にとっては驚きはないが、リアルタイムで観ていた人は衝撃だろうな。シュワとパトリック二体のターミネーターが登場した。二体で襲ってくるかと思ったらまさかのシュワが味方になっているという。ベタながらも敵が味方になる展開は熱い。

そして強すぎるロバート・パトリックターミネーター。もう、この作品で演じるために俳優になったと言っても過言ではないだろう。マッチョなシュワにあえて細身な俳優を選択したのは素晴らしいチョイスだと思う。
この人出演作品はちょこちょこ観ているが、どのシーンで出てきているのか全く残っていない。

ダイソンさんがドン・チードルに似ていてまさか出演しているのかと思ってググったがそんなことなかった。でも、「ドン・チードル」と打ち込むと候補に「ターミネーター」と出てくる。やっぱりみんな似ていると思っているんだね。

『ターミネーター:新起動/ジェニシス』

2019-11-23 21:50:37 | 洋画
新作に備えて過去作の復讐と思って観たが、結構ながっかりな作品だった。私の見方が悪かったというのもあるが、ストーリーが全然追えなかった。なんでジョンがターミネーターになって敵対しているの?
序盤のイ・ビョンホンと戦っていた時は結構興奮していたが、それ以降はターミネーターの名を借りた何かでしかなかった。


ジョンの俳優ももっとシュッとした人はいなかったのかね。

浜田省吾 11月9日 東京国際フォーラム

2019-11-09 23:41:12 | ライブ
セットリスト
1.終わりなき疾走
2.独立記念日
3.反抗期
4.あばずれセブンティーン
5.恋に落ちたら
6.愛という名のもとに
7.DJお願い!
8.バックシート・ラブ
9.さよならスウィート・ホーム
10.愛しい人へ

休憩

11.愛しい人へ
12.悲しみは雪のように
13.防波堤の上
14.陽のあたる場所
15.陽のあたる場所(2回目)
16.Ocean Baauty
17.マイホームタウン
18.東京
19.明日なき世代
20.On The Road
21.凱旋門

アンコール
22.今夜こそ
23.土曜の夜と日曜の朝
24.ラストショー

アンコール2
25.家路

ほぼ丁度一年振りのフォーラムでのハマショーライブ。発券した座席は2階席で舌打ちもんだが、真ん中で比較的前の方だからまあ許してやろう。
今回は80年代の楽曲に限定してのライブとのことなので、「Silence」やるかなとか「What's The Matter, Baby」演奏しちゃったらどうしようかと思っていたけど、そういえばPart1だから80年代最初の3枚からしかやらないのか。

1曲目は順当すぎる「終わりなき疾走」。そしてその後3曲ロックなポップなナンバーが続く。ちょっとは期待したけど、独立記念日の歌詞は相変わらず「空っぽの心」なんだね。「あばすれセンブンティーン」では途中歌詞を間違えたが、これもご愛嬌。

2013年のFAN FUN FAN以来に「恋に落ちたら」を演奏してくれたのは嬉しい。正直もう二度とライブで聴くことはないと思っていた。地味なアルバム曲ながらも浜田省吾も気に入っていると言っていたのが嬉しかった。

「愛という名のもとに」が終わったところで車を初めて買った時の話をする。初めて買ったのはなぜか茶色のカローラだったそう。車に関する曲をやるというのだが、それは予想通りの「バックシート・ラブ」。
「さよならスウィート・ホーム」は以前ライブで聴いた記憶があるものの、記録を調べてみたが記憶違いだったかな。これはレア曲なのかな。

後半はまさかの弾き語りからスタート。全編バンド演奏だと勝手に予想していたので嬉しい驚きだ。ド定番の「悲しみは雪のようにも」弾き語りだと一味もふた味も違う。やっぱりシンガーが奏でるギターはギタリストにはないサウンドでいいな。

「陽のあたる場所」演奏後、暗転した状態で数名のスタッフがステージ上でワタワタしている。どうやら機材トラブルのようで「陽のあたる場所」演奏中もノイズが出ていたらしい。言われてみればそんなノイズあったようななかったような。じっくり聴いていたはずなのに全然わからん。でも、お詫びにということでもう一回演奏してくれた。こういうトラブル&サプライズがライブの魅力だとあらためて感じる。

そこからはフィナーレに向けてロックなナンバーが続く。まさかファンクラブイベントで「On The Road」が聴けるとは思わなかったな。

「今夜こそ」でメンバー紹介が行われるが、随分と中途半端な入り方したな。「こ~んやこそ」って歌っちゃった人たくさんいるよ。で、そのまま「土曜の夜と日曜の朝」に行くけど、一番だけしか歌わなかった。
ラストショーはいつも通りみんなで歌った。

「家路」は絶対やるとは思っていたけど、まさか弾き語りとは思わず、嬉しすぎて失禁しそうだった。この曲にはピアノは必須だと思い込んでいたが、もう浜田省吾が歌ってくれれば何でもいいです。今までライブで何度も聴いたが、一番の「家路」でした。

70年代と比較すると曲も歌詞も全然違うもんだな。正直そんなに好きではないアルバムであったが、素晴らしいライブであった。

久々にライブでグッズを買ってしまった。メラミンカップはやや小ぶりなサイズだが、思いの外軽くてこれからの季節活躍してくれそう。




『清州会議』

2019-11-06 20:10:46 | 邦画
こんなに面白くもつまらなくもない映画も珍しい。三谷幸喜というとやはりコメディだと思ってしまうので、この肩すかし感は半端ない。
ただ、コメディとしてはイマイチでも歴史ものとして観ればそれなりの面白いか…。歴史好きの人にとって「清州会議」というのはおなじみのテーマらしいが、私は今回初めて知った。脚色があるにせよ、こういった史実があるのかというのは勉強になった…かな。

ただ、映画としては大きな山場の様なものもなくダラダラ会話劇が続いてエンターテインメント的盛り上がりに欠ける。

しかし、寺島進の官兵衛はどこかヤクザっぽいし、役所広司は宝くじ侍だ。