約1年振りのオールナイトだったがやっぱり疲れるな。しかもバイトが夜番からの朝番で睡眠不足。
オールナイトの参加はこれで3回目だが、いつもより客は少なく5割くらいの入りだったかな。でも上映が始まって納得した。つまんねえもん。4本も観たけど後に残るものがまったくない。
『宇宙人東京に現わる』
脱力しそうなタイトルだけど、中身はもっとすごい。天体Rが地球にぶつかるという危機が迫っており、そのことを宇宙人であるパイラ人が人間に伝えようとする。そして人間は原爆、水爆を使って天体を破壊しようと奮闘するというもの。ラストはもちろんハッピーエンドなのだが原水爆がなくなって平和になりましたという無駄にメッセージ性のようなものを入れてくるあたりにイラっとする。一番ひどいのはパイラ人のデザイン。一つ目のヒトデでという安っぽい作り。素人劇団の方がまだクオリティ高いものが作れると思う。しかもデザインがあの岡本太郎というのだから驚き。
『吸血鬼ゴケミドロ』
和製『遊星からの物体X』とか『ボディ・スナッチャー』とでもいおうか。突っ込みどころ満載だが割とよくできている方だと思う。宇宙人の恐怖と墜落し遭難状態にある旅客機の乗員の狂気の二つを描いているが、後者のインパクトがかなり大きい。極限状態がどうこうではなくあの登場人物は全員頭おかしい。特に政治家先生のクズっぷりには笑ってしまう。爆弾魔をゴケミドロの生贄に突き出すシーンは一番の笑いどころだ。
肝心の吸血鬼だけど何か弱そうなんだよな。基本攻撃は襲いかかってかぶりつくだけ。乗客側には銃があるのに一発も命中させることができない無能っぷり。結局は唐突かつ不自然な落石(二度目)で崩れ落ちたが何なんだよあれ。
一番の突っ込みどころはラストシーン。それまで荒野のようなところで水はないのかとかサバイバルを続けていたが、手負いの主人公とスチュワーデスがちょっと走ったら普通に街にたどり着いたこと。映画館にいた全員が今までのは何だったんだよと思ったに違いない。しかも、そのことについては全く触れない。昔の作品ってもっていきたい展開にするためにはすんごい力技使うよな。
またこの作品でも戦争がどうとかいう話が出てきて、反戦を訴えているようでいやだな。
『地球防衛軍』
オールナイトは3本目、2時以降は眠気との戦い。実際かなり眠かった。監督が本多猪四郎、特撮監督が円谷英二、主演が佐原健二ということで結構期待したが、あんまり大したことはなかった。地球を侵略しにきた宇宙人ミステリアンと地球人が戦うというそれだけの映画。特撮は見応えがあるけどストーリーはおまけ。敵機にモゲラというロボットが出てくるが、これは後に『ゴジラvsスペースゴジラ』にも登場するらしい。通りで見覚えがあったわけだ。
『フランキーの宇宙人』
何とか頑張っていたが睡魔に負け後半20分ほど寝てしまった。
今回唯一の白黒映画でフランキー堺が1人14役に挑戦しているが、1人○役というのを売りにしている映画は大体ロクなものがない。実際フランキー堺が画面の中を暴れ回っているだけだし。あんまりフランキーがたくさん映し出されても嬉しくないのが本音だ。
後半の肝心?なところを見逃したおかげで、ストーリーを追えなくなってしまった。まあ後悔は1ミリもないからいいけど。オチも含めて実にばかばかしい映画だった。
オールナイトの参加はこれで3回目だが、いつもより客は少なく5割くらいの入りだったかな。でも上映が始まって納得した。つまんねえもん。4本も観たけど後に残るものがまったくない。
『宇宙人東京に現わる』
脱力しそうなタイトルだけど、中身はもっとすごい。天体Rが地球にぶつかるという危機が迫っており、そのことを宇宙人であるパイラ人が人間に伝えようとする。そして人間は原爆、水爆を使って天体を破壊しようと奮闘するというもの。ラストはもちろんハッピーエンドなのだが原水爆がなくなって平和になりましたという無駄にメッセージ性のようなものを入れてくるあたりにイラっとする。一番ひどいのはパイラ人のデザイン。一つ目のヒトデでという安っぽい作り。素人劇団の方がまだクオリティ高いものが作れると思う。しかもデザインがあの岡本太郎というのだから驚き。
『吸血鬼ゴケミドロ』
和製『遊星からの物体X』とか『ボディ・スナッチャー』とでもいおうか。突っ込みどころ満載だが割とよくできている方だと思う。宇宙人の恐怖と墜落し遭難状態にある旅客機の乗員の狂気の二つを描いているが、後者のインパクトがかなり大きい。極限状態がどうこうではなくあの登場人物は全員頭おかしい。特に政治家先生のクズっぷりには笑ってしまう。爆弾魔をゴケミドロの生贄に突き出すシーンは一番の笑いどころだ。
肝心の吸血鬼だけど何か弱そうなんだよな。基本攻撃は襲いかかってかぶりつくだけ。乗客側には銃があるのに一発も命中させることができない無能っぷり。結局は唐突かつ不自然な落石(二度目)で崩れ落ちたが何なんだよあれ。
一番の突っ込みどころはラストシーン。それまで荒野のようなところで水はないのかとかサバイバルを続けていたが、手負いの主人公とスチュワーデスがちょっと走ったら普通に街にたどり着いたこと。映画館にいた全員が今までのは何だったんだよと思ったに違いない。しかも、そのことについては全く触れない。昔の作品ってもっていきたい展開にするためにはすんごい力技使うよな。
またこの作品でも戦争がどうとかいう話が出てきて、反戦を訴えているようでいやだな。
『地球防衛軍』
オールナイトは3本目、2時以降は眠気との戦い。実際かなり眠かった。監督が本多猪四郎、特撮監督が円谷英二、主演が佐原健二ということで結構期待したが、あんまり大したことはなかった。地球を侵略しにきた宇宙人ミステリアンと地球人が戦うというそれだけの映画。特撮は見応えがあるけどストーリーはおまけ。敵機にモゲラというロボットが出てくるが、これは後に『ゴジラvsスペースゴジラ』にも登場するらしい。通りで見覚えがあったわけだ。
『フランキーの宇宙人』
何とか頑張っていたが睡魔に負け後半20分ほど寝てしまった。
今回唯一の白黒映画でフランキー堺が1人14役に挑戦しているが、1人○役というのを売りにしている映画は大体ロクなものがない。実際フランキー堺が画面の中を暴れ回っているだけだし。あんまりフランキーがたくさん映し出されても嬉しくないのが本音だ。
後半の肝心?なところを見逃したおかげで、ストーリーを追えなくなってしまった。まあ後悔は1ミリもないからいいけど。オチも含めて実にばかばかしい映画だった。