ON THE ROAD

適当に音楽や映画などの趣味についてだらだら

『フライト・ゲーム』

2018-04-30 15:10:44 | 洋画
なんだか最近リーアム・ニーソンの映画をよくやるね。特にファンではないけど、ついつい観てしまう。

謎解き型の映画で、結末を予測することはできなかったが、作品の程度は予測できてしまう。面白いことは面白いのだが、アクションにしても謎解きにしても、もう一捻り欲しかったな。なんかこんな感じ映画あったな感は拭えないまま観ている。主人公も考えているようで、勢いだけで動いているような感じもするし。

『L.A. ギャング ストーリー』

2018-04-30 09:33:01 | 洋画
賄賂に応じない警官が仲間を集めてギャングと戦う。どうしても『アンタッチャブル』と比較してしまうよね。さすがにアンタッチャブルほどではないがこの映画も面白い。ショーン・ペンの親分ぶりもデ・ニーロに負けていない。
ただ、一点決定的に許せないのは画面があまりに暗すぎること。暗い映画と聞き取れない映画はそれだけでクソ映画の烙印を押したくなる。
更にもう少し『アンタッチャブル』と比較すると、監督の力量差の様なものを感じてしまう。この映画は確かに面白いけど特に意外性も後に残るなにかもない。『アンタッチャブル』はデ・パルマの演出がキレッキレだったよね。目をつむると数々の名シーンが目に浮かぶよ。

『バイオハザードV リトリビューション』

2018-04-29 11:54:30 | 洋画
先日前作を観たばかりなのにもうどんな話だったか忘れてしまった。でも、前回までのあらすじを冒頭に入れてくれるのは親切でいいね。まあそれでもよく話の筋はわからないのだけど、わからなくても問題ないのがこの映画のいいところ。

一つ一つのアクションはいいのだが、やっぱりゾンビ無双がないと物足りない。この映画に人間同士の戦いはいらないんだよね。というかスパッと最初から三部作にしておいた方がよかったのではと思う。もう何のためのシリーズだかわからない。なんだかんだで最終作もテレビでやっていたら観てしまうんだろうけどさ。

『TAXi』

2018-04-28 21:58:46 | 洋画
以前はしょっちゅうテレビでやっていた気がするけど、随分とご無沙汰になってしまった。

ヨーロッパ映画で一番好きな映画かもしれない。ハリウッドに負けないくらいに娯楽に徹した素晴らしいアクション映画だ。続編はシリーズが進むにつれて残念なことになるが、やっぱりこの一作目は格別だ。

テーマ曲「ミザル―」に負けないくらい軽快でテンポの良いストーリーとアクション。登場人物もみんな頭おかしいところも含めてすべて魅力的。
まあ、一言で言うと「つべこべ言わずに観ろ」で終わってしまうそんな映画。もちろんいい意味でね。

『エスター』

2018-04-28 08:32:55 | 洋画
久々にとんでもない映画に出会った。面白いことは間違いないが「強烈」な映画であった。
今回午後のロードショーでの鑑賞であったが、この映画については全くのノーマークであった。一応ラストが衝撃らしいので知識入れずに観たが、それは大正正解であった。

観始めたところでは残忍な少女のありきたりなサスペンスかと思ったが、目が離せない展開の連続である。凶悪かつ狡猾なエスターの手口には恐れ入るが、それでいてエスターも不安に感じている描写がしっかり描かれているのはいいね。
ラストの謎証には脱帽だが、しっかりと伏線も貼られているのがポイントだ。残念ながら午後のロードショーなので30分ほど、カットされてしまっている。これはノーカットで観たいな。

かつてアンソニー・ホプキンスレクター博士を演じて人々を驚かせが、このエスターを演じたイザベル・ファーマンも素晴らしい俳優になるのだろうな。将来が楽しみである。

気になったのは死産したとはいえ、子供が二人いるのに養子をとるのかということ。同じように疑問に思っている人もいるようだが、そのあたりは文化の違いというようで、あちらでは珍しくないことらしい。日本では養子というと子供がいない夫婦が撮るイメージがあるよね。

この映画のキャッチコピーは「この娘、どこかが変だ。」というもの。シンプルというか、そのまんまだが映画を観た後だと何でも手放しにほめたくなる。細かく気になるところはあるけど、そんなことどうでもよくなるくらいに素晴らしい映画であった。