ON THE ROAD

適当に音楽や映画などの趣味についてだらだら

『パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち』

2017-06-25 16:28:02 | 洋画
昨日は映画の日だから、新作観に行こうかと思ったけど、やっぱり観る気しなくてやめてしまった。でも、映画館もとんとご無沙汰だからそろそろいかんとな。こんなに長く行っていないのは初めてじゃないか。

続編についてはボロクソいえるけど、やっぱり一作目は面白い。単純なストーリーに派手なアクションとはまり役のジョニー・デップ。この映画のこの俳優いい演技だねっていうのはよくあるけど、ホントにはまり役ですっていうのは案外少ない。
ただ、欲をかかずにこの一作で終わらせておけばよかったのにって、観るたびに思うのが悲しい。

なんとくなくジョニー・デップのフィルモグラフィをも観てみたら、この映画以前はあんまり陽気なキャラクターを演じていないんだね。役どころが広がったのはいいが、続編も含めてクソ映画にも多数出演するようになってしまったのは複雑だ。

内容に関ししては今更言うことがないからいいや。

『インサイド・ヘッド』

2017-06-25 16:25:23 | 洋画
当然原題そのままのタイトルと思わせておいて、実は原題は『Inside Out』という。

面白い面白くないは別として、ピクサーの作品は遊び心がたくさんあっていいな。個人的にはディズニーよりも好きだよ。今作も人の中にある「感情」が主人公と変わったお話。口で説明してもよくわからないだろうから、観てくださいとしか言いようがないが、これがそこそこに面白い。

映画に出てきたのは「ヨロコビ」や「カナシミ」といった数キャラクターだが、当然人の心にある感情はそんな単純じゃない。別にそれらすべて映画に出せとケチをつける気は毛頭ないが、「ニクシミ」や「ネタミ」なんてネガティブな感情が出てきたらどうなるかな。もっと物語がややこしくなりそうだ。

「主人公以外のインサイドヘッドにも感情はいるのか」と観ていて疑問に思ったが、他のキャラにもインサイヘッドがあって安心した。でも、イヌにまであるならムシやサカナはどうなのだろうと思うと、考えは尽きなくなる。

「CSNY展」 タンバリンギャラリー

2017-06-24 22:27:42 | ○○展
ビートルズでもストーンズでもクイーンでもなくCSN&Yの展示なんて一部のロックファンしか喜ばんと思ったが、自分はファンなので当然行く。

9人のアーティストが、それぞれ思い思いにCSN&Yを描いているけど、自分が知っているのはうち3名だけ。でも、それぞれ違った形で表現していて面白かった。掛軸で描いたしりあがり寿、レコスケとコラボさせた「After The Gold Rush」は面白かったな。というかしりあがりはCSN&Yのファンなんだ。安齋肇はバラエティでおなじみではあるけれど、本業のイラストは初めて見た。

非常に小さいギャラリーで物販もない(作品は数万円の値がついていたが)のが残念だったが、ニッチなところを攻めていてなかなか面白かった。








「Pretty Woman」 Akio Nagasawa Gallery

2017-06-24 22:25:21 | ○○展
名前だけではピンとこなかったが、以前も森山大道を見たギャラリーであった。
平日とはいえ初日ながら自分以外に誰もいなかったのはちょっと寂しい。

ギャラリーの扉を開けた瞬間に驚いた。部屋の中に色が着いていて、まるで歌舞伎町かどこかの一角のよう。いつもの森山大道だと白黒写真が中心なのだが、今回はカラー写真が多い。それもタイトル通りに女性の写真が多い。街角の写真もあればポスターや看板など多様。色はついているけど、街中の「俗」を切り取って一枚の写真に収める技術というか感性はさすがだなと思った。

ちょっと写真集もほしくなったが、値段が値段なので断念。でも、とてもいい写真展であった。

『シャッフル』

2017-06-18 19:20:54 | 洋画
あらすじは面白そうだっただけに、あらすじ詐欺ではないかと疑っていたが、案の定その通りだった。

シャッフルされた一週間の中で死ぬ運命にある夫を助ける映画だが、主人公が無能なのと設定の詰めの甘さが目立っていた。おそらく作り手は『バタフライ・エフェクト』に匹敵するような映画を作りたかったんだろうが、あの作品には程遠かった。