「浜田島Ⅲ」 ナディアパーク デザインホール

前回の大阪はともかく横浜開催の時に行かなかったことを悔やんでいた。しかし、高校生にとって横浜は遠すぎた。しかし、今回名古屋で開催ということなので帰省するときに下車して寄ってみた。

会場へは迷いながら何とかたどり着いた。料金は一律1000円だがもう少し安く、前売りなり学割なりしてくれたらなと思う。展示品は最近のものから若かりし頃の写真まで、といっても田島さんが一緒に仕事をしている80年以降だけど。やっぱり若いころ30代の浜田省吾はかっこいいな。今は今でもちろんかっこいいけど、やっぱり老けたなと感じる。
どこかから音楽が聞こえるなと思ったら一画で「America」「夢のつづき」「日はまた昇る」のPVが流れていた。色々と凝っている「夢のつづき」や「日はまた昇る」よりも、ただ運転して歩いているだけの「America」のPVの方がカッコイイな。
特に気にった作品はアルバム『初秋』のジャケット。オリジナルのもいいけど青いバージョンも好きだな。あとみんな口にする『Down By The Mainstreet』のジャケットの原画2種類。この作品は浜田省吾の中でも一番好きなジャケットで、その原画が生で見られるとは嬉しい。今回初めて気付いたが足元の水たまりにビルと飛行機の影が映り込んでいる。

グッズは色々あったけどどれもみんな高い。それでも何も買わずに帰るのも何だかなという感じなのでボールペンだけ買って帰った。

浜田省吾は大好きだけど正直言ってわざわざ島根から来るほどのものではなかったかなと思う。

『カールじいさんの空飛ぶ家』

テレビで放映したので観たが、そういえばそんな作品あったねというレベル。ピクサーの中でも知名度低い方だと思っていたが、以外にもオスカーにノミネートされている。

根本からの話だけど、いきなり家が飛ぶところからついて行けなくなった、ガキがうざすぎるのでついて行けなくなった、なんだかみみっちい話で嫌になったという、個人的にはいいところなしの作品。唯一良かったのは序盤の妻がまだ生きているところの件だけ。そこから先はオマケのようなもの。
ちょいとご都合主義が過ぎた感は否めない。

「エヴァンゲリヲンと日本刀展」 松江歴史館

エヴァヲタの搾取されっぷりには目を見張るものがあるが、この企画展はどうなのかなと思ってしまう。と言いつつも行ってしまう自分に何だか悔しさを覚える。ただ、いろいろ巡回しているようだけどなんで松江なんかでやるのだろう。会場の規模は小さいけど他と展示内容は同じなのかな。

松江城の前にある歴史館は以前にも行ったが同じスペースで開催。場内はパネル以外の物は撮影が許可されているよう。
パッと見普通の刀っぽいものもあれば機体やキャラをモチーフにしたコテコテのものもあって見ていて案外楽しかったりする。ただ、特にエヴァ要素のない刀もどさくさに紛れて展示してあったりする。刀のことはさっぱりだが、やっぱり匠が丁重な仕事をしているので結構なお値段するのだろうなとか考えてしまう。ただ、匠はどんな思いでこの刀らを作っていたのか。喜々としていたのか、馬鹿らしいと思っていたのか。




























これなんて綾波か彫られている。


刀以外にも面と兜も展示してあった。






見ている分にはやっぱりエヴァ丸出しの刀の方が面白いな。一番気に入ったのはマリモデルのピンクのきついやつ。


一番目立つところにあったロンギヌスの槍は今回一番の目玉なのかな。近くで見ると確かにいい仕事をしていました。


何も買わなかったけどグッズコーナーは会場限定の物もあり充実している。詳しくは分からないが実際に彫ってくれるものもあるらしい。

『名探偵コナン 戦慄の楽譜（フルスコア）』

コナンの映画は2005年の『名探偵コナン　銀翼の奇術師（マジシャン）』までは劇場で観ていたけどそれ以降はご無沙汰。観るのはホントに久しぶりである。

しかし、だんだんスケールダウンしていっているような気がしてならない。劇場版の犯人の動機がしょぼいのは毎度のことだが、なんか色々どうかなってところはある。「とりあえず建物爆発させておけばいいだろう」みたいなのは、ちょっと安易すぎるんでないのかな。発声で電話を掛けるというのも昔「こち亀」であったけどまさかコナンでも出てくるとは思わなかった。
コナンのメガネもしばらく見ない間にズーム機能が付いたりと随分進化していて驚いた。このままいくとホームズというよりは007になっていくんじゃないかなという気はしないでもない。周りの大人もコナンが平然と捜査に加わっているのに何も言わなくなっているし。

まあ、たまにはこういうのもいいかもね。

『南極物語』

この寒いのになんで南極の物語を観なきゃと思うけど、健さん追悼なら仕方がない。

でもまあ、名作らしいけど大して面白くないね。なんでこれが名作なのかなって思う自分は異端なのかな。ただ、岸田森の遺作っていうことの方がよっぽど重要だ。出番は少ないけどなんだか胸にグッとくる。
しかし、そんなに感動するものなのかね。動物物補正がだいぶかかっているんでないのかい。
ナレーションの声には聞き覚えがあると思ったら小池朝雄さんでしたか。