「QUEEN EXHIBITION JAPAN ～Bohemian Rhapsody～」 日本橋高島屋

会場に着いたら行列ができていたゲンナリ。でも前売りチケット買ってしまったから、引き下がるわけにはいかない。ポスターにつられたけど、ポスターなんて絶対飾らないんだよね。

結局30分以上かかって入場した。twitterで調べるとピーク時は2時間3時間待つからまだましかな。
当然のことながら、会場も混み込みでじっくり見る気なんて起きない。展示内容としては衣装だったり、映像だったり、なんだったり。8年くらい前に池袋でQUEEN展やっていたけど、展示物に重複していたところがあるかな。

とにかく混んでいたという印象しかないや。

『キャッツ』

世間ではボロクソ言われすぎてちょっとかわいそうに思える今作。確かに面白くなかったし、眠くて仕方なかったけど、それは私との相性が悪かっただけのこと。普通にキャッツファンが観ればこういうキャッツもあるのかとそれなりに楽しめるのではないのかなと思う
。
人間とネコの融合が気持ち悪いという意見もあるが、それはしばらく観ていればなれるものだと思う。

ミュージカル映画のの中でも、ミュージカル要素がかなり強く苦手な人は苦手かもだが、音楽やダンス自体は悪くなく、世間の評判を気にすることはなく、まずは自分の目で確かめてみてもいいと思う。

少なくともキャッツのことを全く知らない私としては、ミュージカルの名作であるキャッツのことを最低限知ることができて良かったと思う。

クイーン+アダム・ランバート 1月25日 さいたまスーパーアリーナ

セットリスト
1.Innuendo (intro)
2.Now I'm Here
3.Seven Seas Of Rhye
4.Keep Yourself Alive
5.Hammer To Fall
6.Killer Queen
7.Don't Stop Me Now
8.Somebody To Love
9.In The Lap Of The Gods...revisited
10.I'm In Love With My Car
11.Bicycle Race
12.Another One Bites The Dust
13.I Want It All
14.Teo Torriatte
15.Love Of My Life
16.'39
17.Doing All Right
18.Crazy Little Thing Called Love
19.Under Pressure
20.Dragon Attack
21.I Want To Break Free
22.You Take My Breath Away
23.Who Wants To Live Forever
24.ブライアンギターソロ
25.Tie Your Mother Down
26.The Show Must Go On
27.I Was Born To Love You
28.Radio Ga Ga
29.Bohemian Rhapsody

アンコール

30.We Will Rock You
31.We Are The Champions



やっとの思いで手に入れたチケットはステージサイド席。観られるだけましかと思ったが、これが思いの外良席。映像演出こそ観られないが、ステージ全体を見渡せてるし、ずっと座っていられる。下手にアリーナに行くより確実にいい席である。

開演前に双眼鏡を持っている隣席の人が、何かを見つけた。どうやら某女性有名人をアリーナ前方で見つけたらしい。肉眼では顔こそわからないが、キラキラ光る服を身に着けた人が、人々に囲まれているのを確認できる。

セットリスト自体は普通に定番曲で固めてきた。「Doing All Right」なんかは意外だったが。「Keep Yourself Alive」をやってくれたはいいが、フルで聴けなくて残念。
「Bicycle Race」の演奏ではアダムが突然現れたバイクにまたがりながら歌っている。あれ、この曲って自転車の歌では。

ブライアンがボーカルをとった「Love Of My Life」～「'39 」の流れは鳥肌もんだね。ギターソロも宇宙を意識したもので、幻想的だった。

アンコールの2曲はド定番で客席は大盛り上がりであった。

以前観たサマソニ公演のときも思ったけど、やっぱりアダムっていいボーカリストだよ。歌唱力があるだけでなく艶やかで表現力もあり、クイーンのボーカルにピッタリだ。クイーンはフレディでなければという気持ちもわからなくはないが、これはこれですごくいいよ。日本語も頑張っていたし。

映画の影響か若い客が多くて驚いた。隣に座った一人で来ていた女性客は涙ぐんでいたから驚きだ。

『ペット・セメタリー』（2019）

オリジナルも原作もノーチェックの作品だが、思いの外当たりだったか。

怖さだけでなく死者を甦えらすという不気味な設定がいい。甦った娘の怖さが半端ない。殺し方も痛々しい。
シャワーで髪を梳かした時の頭部のアレは一体何なのだろうか。色々想像の余地が生まれる。

単なるホラーにとどまらず、愛する者を生き返らせたいという気持ちが生んだ悲劇というのが切ない。死者が死者を呼ぶというゾンビっぽいようで全然違う。ラストもなんとなく複雑な気持ちになる終わり方だ。ひょっとしてあれはあれでハッピーなのかとよぎってしまう。

原作やオリジナルではどうなのか知らないが、あの死んだ学生や、奥さんの過去話は蛇足感があったな。

『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』

今更言わなくてもみんなわかっている事だけど、この手のVS映画は最初にちょっと敵対して結局は共闘するだけの映画。
まあ、普通に考えればスーパーマンの圧勝の所を互角にした所はいいかな。

中身はそのお約束から一切外れることなく進んでいく。何かしらの驚きが少しでもあれば良かったが、こんなもんかな。