『巴里のアメリカ人』

ミュージカル映画は嫌いだけどオスカー作品なので一応鑑賞。でも、やっぱりつまらない。ただつまらないのはミュージカル映画だからというより単純に脚本がクソだから。当時としてはどうなのか知らないけど、今観るとなんのひねりもない恋愛映画。映画の中身のなさを歌と踊りでごまかしている感じ。まあ、その歌と踊り見応えがあるからいいのだけど。ある意味ジーン・ケリーのミュージックビデオだな。
でも、あのラストの唐突かつ長い踊りはなんなんだよ。90分ぐらいの長さだったらもっと気楽に観られていいのだけど。

7月31日 早朝寄席 鈴本演芸場

1.青菜/桂三木男
2.鹿政談/柳家花飛
3.近日息子/金原亭馬久
4.徂徠豆腐/春風亭ぴっかり☆

先日も青菜は聞いたけど、同じ噺を寄席で聴き比べるというのは初めてかも。でも、先日の方がいい青菜だったな。

『エイリアン2』

エイリアンシリーズとなると大体1作目と2作目ばかりが話題になるんだよね、自分は4作目が一番好きなんだけど。

前作がホラーテイストだったのに対し、今作はキャメロンらしい派手なアクション。面白いんだけど、なんか画面が暗くて観づらいんだよな。エイリアに対する恐怖感は前作の方が圧倒的に上だったな。
前作では逃げることがメインだったリプリーも今作では果敢に戦っているけど、周りがちょっと無能すぎる。エリート軍人とはとても思えない。

自分が物心ついたころからエイリアンいうのは身近な言葉、造形だったけど、もし公開当時に予備知識もなしに劇場で観ていたらものすごい衝撃だっただろうな。そういう体験もしてみたいものだ。

『ハングオーバー!! 史上最悪の二日酔い、国境を越える』

時々前作とやっていることが大して変わらない映画があるけど、これは全く同じ。ホント悲しいくらいに焼き直し。まあ、わざと同じようにしているのだろうけど、思考の停止、手抜きとしか思えない。舞台が変わっただけじゃねえか。
元々大した作品だと思っていなかったけど、完全にマイナスイメージしか持てなくなった。もう一作あるけど、どうせ同じ内容なんだろうな。観る気なくなるわ。

『ハリー・ポッターと死の秘宝』

毎度言っているけど、すっかりストーリーがわからない。立て続けに観てもわからないけど、実際は分割公開されたんだよな。よくわからないうちにラストバトルも終わって19年が経ってしまったよ。それでもシリーズ完結についてはおめでとうと言っておこう。シリーズが始まったころはあどけない少年少女だったのに、すっかり大人になって…なんて感慨にひたってみたけど自分より年上なんだよな。先輩方、お疲れ様でした。