ちょっと再生したところで観るの止めようかと思ったが、監督がジョー・ダンテだと気がついて、最後まで観てしまった。
しょうもない映画といえばしょうもないが、圧倒的に石の多いゾンビ映画界では全然観られる作品だ。
昔、『殺したいほどアイ・ラブ・ユー』という映画があったが、さながらこちらは「死んでもアイ・ラブ・ユー」だ。ゾンビガールは確かに美人だが、さすがにハエがたかってしまっては愛せないかな。でも、もう一人のヒロインも普通にいい女だから、あの冴えない主人公が憎い。
後半あわててゾンビ映画要素を出してきたが、自分としては最後までコメディ路線でもよかったかな。
邦題はしょうもなさを感じるが、原題の『Burying the Ex』っていうのはいいね。訳すと「元カノを埋めろ」ってところか。