ON THE ROAD

適当に音楽や映画などの趣味についてだらだら

『ダイアリー・オブ・ザ・デッド』

2019-04-20 22:19:17 | 洋画
別にホラー映画ファンでもゾンビ映画ファンでもロメロファンでもないけどこれは言いたい。これは駄作であるということと、ロメロさんはなんでこんな映画を撮っててしまったのかと。

ゾンビ映画は散々亜流作品が作られ手垢にまみれた映画だと思っている。今更みんなが驚くようなものを作るのは難しいだろう。にしてもこんな、なんのひねりもない作品を創始者に作ってほしくないな。ドキュメンタリータッチに作ったら斬新なのかと思ったのかな。もうその手の作品はありふれているよ。ホントにどっかで観たことあるような描写しかない作品だったね。

それでいて変に社会問題の定義っぽいことしているのも鼻について嫌だな。

「現代映画の徴(サイン)」

2019-04-20 22:17:33 | 洋画
『A GHOST STORY / ア・ゴースト・ストーリー』
20年くらい前の映画でマイケル・キートン主演の「ジャック・フロスト」とうのがあるが、こういう映画を勝手に想像した。幽霊になっても妻の側にいる心温まるファンタジー映画とかいうのを。ところがぎっちょん一体なんだこの映画は。アート的と言っていいのか何とも形容しがたい映画だ。

とりあえず前半は眠気との闘いだ。言葉も動きも少なく非常に淡々と物語は進む。とは言ってもストーリーなんてないのだけどね。
よくわからないまま物語は終わるのだけど、なんだろうこの観終わったときの気持ちは。わかるようでわからないこのやるせなさと切なさは観た人にしかわからないだろう。ホントに不思議な映画だ。面白いのか面白くないのかもよくわからない。

ゴーストはずっとシーツを被っており表情はわからないだが、不思議と感情が読み取れる。いい悪いは別として監督のカラーはものすごく出ていた映画であった。


『アンダー・ザ・シルバーレイク』
公開当時オンラインでチケットは買ったものの上映時間に間に合わず見逃した無念の映画だが、こうして劇場で鑑賞できてよかった。早稲田松竹ありがとう。

ただ、これまたよくわからない映画だったね。一本目とは別の意味でよく分からない映画だ。ストーリー的には謎がどんどん深まって様は面白いんだ。だが、結局浦沢直樹並に伏線を回収せずに映画は終わってしまった。結局犬殺しってなんなんだよ。答えはなく、概念と雰囲気を楽しむ映画ってことかな。

決してつまらない映画ではないだけに、観終わった後のモヤモヤが悔しい。
一日でこの二本はちょいとヘビーだな。