70年代のパニック映画の金字塔である『大空港』、『ポセイドン・アドベンチャー』、『タワーリング・インフェルノ』と一緒にこの作品も挙げられることがある。確かに雰囲気は似ているしジョージ・ケネディも出ているで近いものはあるが、とても肩を並べるような作品ではないと思う。
基本的に何もかもが薄味な映画であった。登場人物は多いが『大空港』ほどのドラマがあるわけでもなく、『ポセイドン・アドベンチャー』や『タワーリング・インフェルノ』のようなスリリングさも熱い展開もない。ラストもこれで終わりかとガッカリだった。端的に言うと、何も始まらず、なにも終わっていない映画。
特撮も当時としては頑張っていたのかもだが、今観るとちょいキツイ。こういう作品こそリメイクしてくれたらなと思うのだけどな。
良かった点としてはウォルター・マッソーの出演シーン。端役ではあるが、非常に輝いていた。
気になるのは公開当時採用されたセンサラウンドという音響システム。どんなものか見当つかないが、ひょっとしてかなり時代を先取りしたものだったのでは。
基本的に何もかもが薄味な映画であった。登場人物は多いが『大空港』ほどのドラマがあるわけでもなく、『ポセイドン・アドベンチャー』や『タワーリング・インフェルノ』のようなスリリングさも熱い展開もない。ラストもこれで終わりかとガッカリだった。端的に言うと、何も始まらず、なにも終わっていない映画。
特撮も当時としては頑張っていたのかもだが、今観るとちょいキツイ。こういう作品こそリメイクしてくれたらなと思うのだけどな。
良かった点としてはウォルター・マッソーの出演シーン。端役ではあるが、非常に輝いていた。
気になるのは公開当時採用されたセンサラウンドという音響システム。どんなものか見当つかないが、ひょっとしてかなり時代を先取りしたものだったのでは。