ON THE ROAD

適当に音楽や映画などの趣味についてだらだら

「終わりなき挑戦 植田正治の1980年代」 植田正治写真美術館

2016-03-28 22:24:49 | ○○展




山陰に住むことが決まってからここには絶対行くと決めていたが、行こうと思うといつも長期休館に入ってしまっている。結局行くのは山陰最終日となってしまった。

アクセスが悪いとは聞いていたけどホントにひどい。米子からバスが出ている時期もあるが現在はその時期ではない。仕方ないので駅から出るディマンドバスを予約しようと思い電話したが、携帯からは繋がらないフリーダイヤルでプチ切れそうになる。結局駅からちょっと歩く予約不要のバス停を使うことに。電車でタクシーを待たせている人を尻目にトボトボ歩きましたよ。ところが、このバスも電車が岸本駅に着いてから40分以上待つうえに、時間通りに来なくて肝を冷やす。田舎のバス旅行ほどスリリングなものはないと再確認させられた。

アクセスの愚痴はこれくらいにして肝心の展示の方はアクセスの悪さをを打ち消すほどにいい。この人の写真は写真を超えているけど写真でしか表現できない不思議な作品だ。以前テレビで佐野元春がこの美術館を訪れてシュルレアリスムのようだと言っていたが確かにそんな感じ。山高帽がよく出てくるというのもあるけど、マグリットの作品に似たシュールさや不条理さを含んでいる。館内で上映していたドキュメントでは少年時代は画家を志したようだけどその辺の影響もあったりするのかな。

いい展示ではあるけど以前も見たことのある作品も少なくない。それよりも美術館自体が面白い。ド田舎にふさわしくないコンクリートの建物には色々な秘密がある。
有名な水面に映った逆さ大山や世界最大のレンズはちょっと感激。残念なのは雲のかかった天気だったということ。改正だったらどんな景色が見られたのか。窓には帽子があったり、小道具を使っての撮影もできる。


楽しいとこだけど電車の時間があるので長時間滞在できなかった。そんで帰りは歩き。でも美術館は坂の上なので行の徒歩はきついと思う。3キロ以上はあるからな。

『おっぱいバレー』

2016-03-28 22:10:48 | 邦画
初っ端から終いまでおっぱいづくしで痛快だった。舞台は昭和50年代のようだけど、いつの時代も男子中学生はアホなんだな。

映画の雰囲気的にも綾瀬はるかが脱ぐとは思わないだろうと考えつつも、期待した輩は少なかったのではないか。まあ、結局脱ぐことはなかったけど映画自体は笑いっぱなしだったからいいや。
とにかく劇中で何度も「おっぱい」という言葉が登場するが、不思議なことに下品な感じはあまりしない。タイトルやあらすじで敬遠している人もいるかもしれないが、ある意味これ以上に健全な映画はないと思う。最初はバレー目的で部活に来た学生も途中からはおっぱい星人になっているのが笑える。
「僕はもっとすっきりした気分で(おっぱいを)見たいんです!」
「見ればすっきりするって」
不戦勝した後のチーム内でのこのやり取りは秀逸すぎる。

劇中に流れる曲も昭和50年代のもので好きな曲も多い。浜田省吾の「風を感じて」が流れたときは驚いたな。それも2回も使われるんだもの。自分の曲が使われたということは、ひょっとして浜田省吾もこの映画を観たのかな。そしてやはりおっぱいが見られるのか期待したのかな。