金払ってまでは絶対見ないけど、先日招待券を手に入れてしまったので行ってきた。
武は映画監督として、役者としては好きだけど絵はどうなのかな。『HANA-BI』では武の描いた絵が作中に出てきたけど特にどうとは思わなかったな。
開催中最後の日曜日だからか予想以上に込んでいた。
で、中に入って絵を実際に見ての第一印象は「変な絵」。武自身も技術的なものはないと言っているが、ヘタウマにさえなっていない。でも、まあ仕事としてではなく趣味として楽しんで書いているような感じは伝わってくる。平面的なものでなく立体的なものもありユーモアには富んでいる。一言でいうと「マジメにふざけている」ってやつ。でも、もしもこれらの絵を全く無名の人が描いたとしたら人々は一体どんな評価を下すだろうか。「武だから」というのもあるとは思う。
ただ、今回一番気になったのは延々と動き続けている変な顔したロボットの前で立ち続けるスタッフは一体どんな気持ちだったのかということ。