経営コンサルタントへの道

コンサルタントのためのコンサルタントが、半世紀にわたる経験に基づき、経営やコンサルティングに関し毎日複数のブログを発信

■■【経営情報・セミナー案内】 夢を実現する経営

2013-05-21 18:48:20 | ◇経営特訓教室

■■【経営情報・セミナー案内】 夢を実現する経営



icon30 経営コンサルタント歴35年の経験から、

  ◇ 経営者・管理職の皆様
  ◇ 経営コンサルタントを目指す人
  ◇ プロの経営コンサルタント

の皆様に、時宜に即した情報を毎日お届けしています。


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経営情報


◆「 スマホにおける新たなワンクリック請求の手口に気をつけよう! 」

IPA(情報処理推進機構)セキュリティセンターでは、アダルトサイトの請求画面を表示させるだけの新たなワンクリック請求アプリを複数発見しました。従来の主な手口は、メールやインターネット検索から非公式マーケットに誘導して不正なアプリをインストールさせるというものでした。しかし、今回紹介するワンクリック請求アプリは、公式マーケットに登録されたものであり、また、インストール時に不審な動作をするようには見えないので、注意が必要です。IPAのWebサイトでは、多様化しているワンクリック請求の手口の一端を紹介するとともに、Android端末とiPhone、iPadにおける対処法について説明しています。

詳しくは、下記サイトをご覧ください。
http://www.ipa.go.jp/security/txt/2013/05outline.html

◆中小企業取引ホットラインを設置しました ~中小・小規模事業者の取引上の悩み相談を受け付けます~

中小企業庁では、中小企業・小規模事業者からの様々な取引上の悩みなどに関するご相談を直接電話で受け付ける「中小企業取引ホットライン」を設置しました。相談者の秘密は厳守しますので遠慮なくご相談ください。

詳しくは、以下サイトをご覧下さい。
http://www.chusho.meti.go.jp/keiei/torihiki/2013/0401HotLine.htm

◆中小企業白書(2013年版)を公表しました

中小企業庁では、「平成24年度中小企業の動向」及び「平成25年度中小企業施策」(いわゆる中小企業白書)をとりまとめ、4月26日閣議決定しましたので、公表しました。

詳しくは、以下サイトをご覧下さい。
http://www.chusho.meti.go.jp/pamflet/hakusyo/130426hakusyo.html

    出典: e-中小企業ネットマガジン



セミナー案内


■東京:初級財務研修 ―――■

 初級財務研修 第3回
                     資金の流れと損益のズレ その2
                     
                     【講師】 経営士・税理士  谷澤 佳彦 氏(日本経営士協会 理事)
                          http://www.jmca.or.jp/meibo/pd/1065.htm?s

                    ■内 容:非償却資産、繰延資産、引当金

■対 象:日本経営士協会会員(入会申請中の方を含みます)
                         財務の基礎を理解する意欲ある人

■日 時:平成25年6月5日(水) 19:00~20:45
                         ※今年度から開講日・時間帯を変更しました

■会 場:日本経営士協会事務所
                         東京都文京区後楽2-3-10 白王ビル4F
                         http://www.jmca.or.jp/pdf/JMCA_Map.pdf

                    ■受講料:当日会場にてお支払い下さい
     日本経営士協会会員          2,000円/回
                         (但し、知修塾または経営士塾塾員は) 1,000円/回
                         非日本経営士協会会員         5,000円/回

■問合せ:日本経営士協会 事務局
>> http://www.jmca.or.jp/toiawase/

                    ●詳細情報・受講申込み
>> http://info.jmca.or.jp/seminar/301/detail/zai_s20130605.htm




■愛媛経営支援センター――■

 第5回講習会「夢を実現する経営
 ~ あなたはどう会社を育てますか? ~

 【講師】 経営士  木本 康聖 氏

■日 時:平成25年6月1日(土) 16:00~18:00

■場 所:番町公民館 二番町ホール

■問合せ:木本経営コンサルタント事務所
>> http://keieishi.net/contact/index.html

●詳細情報・受講申込み
>> http://keieishi.net/news/detail.cgi?page=2


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■■【日刊経営マガジン 独善解説】 新5回連載 日本型雇用の再検討のあり方

2013-05-21 18:43:45 | 知り得情報

■■【日刊経営マガジン 独善解説 新5回連載 日本型雇用の再検討のあり方


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【今週の注目】ポイントを掴むと見えるものが異なってくる<o:p></o:p>
 漠然とものを見るのではなく、今何がポイントなのかを押さえてみると、それまで見えなかったものが「視える」ようになります。
                 今週の動きを、NHKニュース、日経サイト他を参照して、独断と偏見で項目を選んでみました。また
、最新記事を時系列的に掲載している【独り言】コーナーも併せてご覧下さると一層ヒントを得られやすくなります。


5月20日(月)
政府:5月QUICK短観・月例経済報告
内閣府:3月景気動向指数改定値
民間:米倉経団連会長記者会見、4月全国百貨店・主要コンビニエンスストア売上高
タイ:1~3月期国内総生産(GDP)

21日(火)
                    日銀:金融政策決定会
                    民間:岡村日商会頭記者会見、4月電力需要実績・全国スーパー売上高
イギリス:4月消費者物価指数(CPI)
オーストラリア:中銀の理事会議事録




独善解説

【経営コンサルタントの独り言】 
                 独断と偏見で、その日のニュースや話題などを、タイミング良く、できるだけ公平公正にお伝えしたいと思います。また、最後に私なりの私見も付けることがあります。読者の皆様からは「わかりやすい」をお褒めの言葉をいただいています。最新記事を時系列的に掲載しているまとめて【独り言】コーナーも併せてご覧下さると一層ヒントを得られやすくなります。



◆ 日本型雇用の再検討のあり方 1/5 2013/05/21

 アベノミクスで、経済財政諮問会議、規制改革会議、産業競争力会議など、官邸主導のさまざまな会議が見直されています。復活・新設など、規制緩和をめぐる議論がかまびすしくなっています。

                     その一環として「解雇規制の緩和」をめぐって、マスコミでもセンセーショナル気味に取り上げられていて、誤った認識に基づく議論が進められることが懸念されます。

                     NHKの放送の中で、労働政策研究・研修機構研究員である濱口桂一郎氏のお考えに興味を持ちましたので、紹介しておきます。

◇1 日本型「正社員」

                     「解雇規制の緩和」については、賛成論も反対論も出ています。どうも理解に偏りがあるように思えます。解雇が自由にできるように法律が改正される、「自由化」という誤解があるようです。

                     「この問題を考える出発点は、日本の”正社員”と呼ばれる労働者の雇用契約が世界的に見て極めて特殊である」という点を濱口氏は指摘しています。

                     「就職」というのは、「職」、英語で言えば「ジョブ」に就くことです。すなわCい、「職務を限定して雇用契約を結ぶこと」です。世界的には、勤務地や労働時間も限定されるのが一般的です。

                     それに対して日本の「正社員」は、「”就職”じゃなく”就社”だ」といわれることがあるように、職務を限定せずに会社の命令次第でどんな仕事でもやる前提で雇われます。また勤務地や労働時間も限定されないのが普通です。

                     このように「無限定」な契約に基づくことを日本人はごく当たり前だと思っています。

                     「就職」という言葉のガラパゴスとも言え、世界的には極めて特殊なあり方です。

【今後の予定】
                     第2回目 日本的な非正規労働者の扱い
 第3回目 誤った論理展開
                     第4回目 日本の解雇規制は厳しすぎるわけではない
 第5回目 解雇の正しいあり方

◆ 日本型雇用の再検討のあり方 1/5 2013/05/20

 アベノミクスで、経済財政諮問会議、規制改革会議、産業競争力会議など、官邸主導のさまざまな会議が見直されています。復活・新設など、規制緩和をめぐる議論がかまびすしくなっています。

 その一環として「解雇規制の緩和」をめぐって、マスコミでもセンセーショナル気味に取り上げられていて、誤った認識に基づく議論が進められることが懸念されます。

 NHKの放送の中で、労働政策研究・研修機構研究員である濱口桂一郎氏のお考えに興味を持ちましたので、紹介しておきます。

◇1 日本型「正社員」

 「解雇規制の緩和」については、賛成論も反対論も出ています。どうも理解に偏りがあるように思えます。解雇が自由にできるように法律が改正される、「自由化」という誤解があるようです。

 「この問題を考える出発点は、日本の”正社員”と呼ばれる労働者の雇用契約が世界的に見て極めて特殊である」という点を濱口氏は指摘しています。

 「就職」というのは、「職」、英語で言えば「ジョブ」に就くことです。すなわCい、「職務を限定して雇用契約を結ぶこと」です。世界的には、勤務地や労働時間も限定されるのが一般的です。

 それに対して日本の「正社員」は、「”就職”じゃなく”就社”だ」といわれることがあるように、職務を限定せずに会社の命令次第でどんな仕事でもやる前提で雇われます。また勤務地や労働時間も限定されないのが普通です。

 このように「無限定」な契約に基づくことを日本人はごく当たり前だと思っています。

 「就職」という言葉のガラパゴスとも言え、世界的には極めて特殊なあり方です。

【今後の予定】
 第2回目 日本的な非正規労働者の扱い
 第3回目 誤った論理展開
 第4回目 日本の解雇規制は厳しすぎるわけではない
 第5回目 解雇の正しいあり方

◆ 決算発表に”診る”企業回復度 5/5 最終回 2013/05/19

 バーナンキ議長のバブル警戒について当ブログで紹介したり、アメリカの小売業を見てどうなのか等々に触れ、景気回復がホンモノなのかどうか、見極める必要があると独断解説をしてきました。

 今日は、日本における、回復度のホンモノ度合いを見たいと思います。

 上場企業の決算発表がゾクゾクとなされています。アベノミクス、円安効果で株高が続いていますが、本当に日本の企業は回復してきているのでしょうか?

 NHKの今井純子解説委員が、私と似たようなことをおっしゃっていましたので、彼女の解説も交えてご紹介します。

【これまでの掲載】
 第一回 2012年度決算のまとめ
 第二回 円安で明暗
 第三回 今年度は本当に景気が回復するのか
 第四回 景気回復は本物か 

◇5 日本の経済構造の変化

 企業業績が回復しても、それが経済・景気に広がらない構造になっているといえます。すなわち、日本の経済環境が今世紀に入って大きく変化して来ているのです。

 円高を背景に海外移転が行われてきましたが、円安になっても、工場の海外移転がとまっていません。

 例えば自動車業界ですが、ホンダは、これまで輸出をしてきたフィットですが、メキシコの新工場に生産を移管します。トヨタも、アメリカ向けに輸出しているレクサスの一部を、ケンタッキー工場で生産すると発表しました。

 自動車業界に限らず、種々の業界で消費地に生産拠点を作るという動きが止まりません。産業の空洞化、人口減少による国内消費の減少等々が目に見えていますので、国内での設備投資は控えられます。当然、賃金引き上げについても慎重にならざるを得ないのです。

 円安のマイナス面も忘れてはなりません。

 日本は、貿易赤字国に転落し、輸入額が輸出額を上回っています。すなわち、円安は、日本全体を見ると景気の足を引っ張りかねない構造的な問題から、マイナス要因となっているのです。

 電気やガスの料金は値上がりしていますし、食料品も値上がりが始まっています。TPPで競争力のない農産品は輸入品に代替され、輸入が増えます。

 消費税率も引き上げられ原材料などのコスト負担が増えるます。中小企業の多くは、原材料コスト高を販売価格に転嫁できません。

 購買額は増えるが、賃金が増えない構造になってきています。消費が落ち込めば、景気の足を国内から引っ張る心配もでてきます。

 決して、日本の景気は回復する善循環にあるのではないことを認識するべきです。

 しかし、私は日本はダメになると言っているのではなく、経済の舵取りを、政府に任せっきりではなく、日本全体が一体になっていかなければなりません。

 業績の回復で、企業にはさらに余裕がでているいまこそ、為替や海外景気の変動には左右されない、競争力のある製品やサービスの開発を日本経済全体の力強い回復につなげて行かなければならないのです。

 憲法96条を変更して、政権を握った政党の独裁政治を容易にする危険性が高まります。益々政府がキチンとした政策をとらなければならないことを、国民も政治家もキチンと理解できているのでしょうか。

◆ 決算発表に”診る”企業回復度 4/5 2013/05/18

 バーナンキ議長のバブル警戒について当ブログで紹介したり、アメリカの小売業を見てどうなのか等々に触れ、景気回復がホンモノなのかどうか、見極める必要があると独断解説をしてきました。

 今日は、日本における、回復度のホンモノ度合いを見たいと思います。

 上場企業の決算発表がゾクゾクとなされています。アベノミクス、円安効果で株高が続いていますが、本当に日本の企業は回復してきているのでしょうか?

 NHKの今井純子解説委員が、私と似たようなことをおっしゃっていましたので、彼女の解説も交えてご紹介します。

【これまでの掲載】
 第一回 2012年度決算のまとめ
 第二回 円安で明暗
 第三回 今年度は本当に景気が回復するのか

◇4 景気回復は本物か 

 日本経済にとって、企業の業績が上向いていることは数値として表れてきています。

 例えば、部品など関連産業のすそ野が広く、これまで、日本経済のけん引役を果たしてきた自動車と電機が低迷から抜け出そうとしていることは、明るい兆しです。

 しかし、為替や海外の景気は、いつまた流れが変わるかわかりません。業績の回復が円安頼みであるこれまでの推移を見て、回復は本物であると言えるのでしょうか。そして、日本経済全体の力強い回復につながるのでしょうか。

 私は、残念ながら、まだまだ楽観できる状況ではないと見ています。

 環境問題への関心の高さから、自動車業界が変化をします。エコカーは、従来の技術や設備の延長線上に内部分があります。他業界や中小・零細企業でもできる余地があるために、益々競争が激化して来るでしょう。

 これまで日本車が得意としてきたハイブリッド車は、新興国を含めた世界には、まだまだ浸透していません。電気自動車や燃料電池車など、何が次の本命になるか不透明な中で、技術開発や販売競争に負けることもおこりえます。その時に業界地図が大きく描き換えられ、一瞬にして沈没する可能性もあるのです。

 家電業界もコア商品、主力事業の不振が続いています。ソニーは、テレビやゲーム機などのエレクトロニクス事業で約1300億円の赤字が続いています。パナソニックも、テレビに代わる柱となる商品・事業が見つかっていません。

 すなわち電気・家電業界は、これまでリストラ頼みでやってきています。利益を挙げることがで来る、次なるヒット製品の開発ができなくては、大企業と家でも存在できなくなるでしょう。

【今後の掲載予定】
 第五回 日本の経済構造の変化

◆ 決算発表に”診る”企業回復度 3/5 2013/05/17

 バーナンキ議長のバブル警戒について当ブログで紹介したり、アメリカの小売業を見てどうなのか等々に触れ、景気回復がホンモノなのかどうか、見極める必要があると独断解説をしてきました。

                     今日は、日本における、回復度のホンモノ度合いを見たいと思います。

                     上場企業の決算発表がゾクゾクとなされています。アベノミクス、円安効果で株高が続いていますが、本当に日本の企業は回復してきているのでしょうか?

                     NHKの今井純子解説委員が、私と似たようなことをおっしゃっていましたので、彼女の解説も交えてご紹介します。

                    【これまでの掲載】
                     第一回 2012年度決算のまとめ
 第二回 円安で明暗

◇3 今年度は本当に景気が回復するのか

 NHKの今井解説委員のお考えを紹介しましょう。

▼ 2012年度、好調だった企業は、円安やアメリカ回復の恩恵をフルに受けて、さらに大幅な増益となる見通しです。

▼ 2012年度、悪かった企業も、一段のリストラ効果のほか、円安によって輸出が増える効果がようやく期待できるとして、黒字転換や大幅な増益となる見通しです。

▼ 円安が急撃することがなければ、利益水準の上方修正も起こる可能性もあります。

                    【今後の予定】
                     第二回 円安で明暗
                     第三回 今年度は本当に景気が回復するのか
 第四回 景気回復は本物か 
                     第五回 日本の経済構造の変化


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◇ 2013年 5月上旬の世界動向を時系列で見る 経営コンサルタントの独善解説 ←クリック
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■■【日刊経営マガジン 独善解説】 新5回連載 日本型雇用の再検討のあり方

2013-05-21 06:55:00 | 知り得情報

■■【日刊経営マガジン 独善解説 新5回連載 日本型雇用の再検討のあり方


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【今週の注目】ポイントを掴むと見えるものが異なってくる<o:p></o:p>
 漠然とものを見るのではなく、今何がポイントなのかを押さえてみると、それまで見えなかったものが「視える」ようになります。
                 今週の動きを、NHKニュース、日経サイト他を参照して、独断と偏見で項目を選んでみました。また
、最新記事を時系列的に掲載している【独り言】コーナーも併せてご覧下さると一層ヒントを得られやすくなります。


5月20日(月)
政府:5月QUICK短観・月例経済報告
内閣府:3月景気動向指数改定値
民間:米倉経団連会長記者会見、4月全国百貨店・主要コンビニエンスストア売上高
タイ:1~3月期国内総生産(GDP)

21日(火)
                    日銀:金融政策決定会
                    民間:岡村日商会頭記者会見、4月電力需要実績・全国スーパー売上高
イギリス:4月消費者物価指数(CPI)
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                 独断と偏見で、その日のニュースや話題などを、タイミング良く、できるだけ公平公正にお伝えしたいと思います。また、最後に私なりの私見も付けることがあります。読者の皆様からは「わかりやすい」をお褒めの言葉をいただいています。最新記事を時系列的に掲載しているまとめて【独り言】コーナーも併せてご覧下さると一層ヒントを得られやすくなります。



◆ 日本型雇用の再検討のあり方 1/5 2013/05/21

 アベノミクスで、経済財政諮問会議、規制改革会議、産業競争力会議など、官邸主導のさまざまな会議が見直されています。復活・新設など、規制緩和をめぐる議論がかまびすしくなっています。

                     その一環として「解雇規制の緩和」をめぐって、マスコミでもセンセーショナル気味に取り上げられていて、誤った認識に基づく議論が進められることが懸念されます。

                     NHKの放送の中で、労働政策研究・研修機構研究員である濱口桂一郎氏のお考えに興味を持ちましたので、紹介しておきます。

◇1 日本型「正社員」

                     「解雇規制の緩和」については、賛成論も反対論も出ています。どうも理解に偏りがあるように思えます。解雇が自由にできるように法律が改正される、「自由化」という誤解があるようです。

                     「この問題を考える出発点は、日本の”正社員”と呼ばれる労働者の雇用契約が世界的に見て極めて特殊である」という点を濱口氏は指摘しています。

                     「就職」というのは、「職」、英語で言えば「ジョブ」に就くことです。すなわCい、「職務を限定して雇用契約を結ぶこと」です。世界的には、勤務地や労働時間も限定されるのが一般的です。

                     それに対して日本の「正社員」は、「”就職”じゃなく”就社”だ」といわれることがあるように、職務を限定せずに会社の命令次第でどんな仕事でもやる前提で雇われます。また勤務地や労働時間も限定されないのが普通です。

                     このように「無限定」な契約に基づくことを日本人はごく当たり前だと思っています。

                     「就職」という言葉のガラパゴスとも言え、世界的には極めて特殊なあり方です。

【今後の予定】
                     第2回目 日本的な非正規労働者の扱い
 第3回目 誤った論理展開
                     第4回目 日本の解雇規制は厳しすぎるわけではない
 第5回目 解雇の正しいあり方

◆ 日本型雇用の再検討のあり方 1/5 2013/05/20

 アベノミクスで、経済財政諮問会議、規制改革会議、産業競争力会議など、官邸主導のさまざまな会議が見直されています。復活・新設など、規制緩和をめぐる議論がかまびすしくなっています。

 その一環として「解雇規制の緩和」をめぐって、マスコミでもセンセーショナル気味に取り上げられていて、誤った認識に基づく議論が進められることが懸念されます。

 NHKの放送の中で、労働政策研究・研修機構研究員である濱口桂一郎氏のお考えに興味を持ちましたので、紹介しておきます。

◇1 日本型「正社員」

 「解雇規制の緩和」については、賛成論も反対論も出ています。どうも理解に偏りがあるように思えます。解雇が自由にできるように法律が改正される、「自由化」という誤解があるようです。

 「この問題を考える出発点は、日本の”正社員”と呼ばれる労働者の雇用契約が世界的に見て極めて特殊である」という点を濱口氏は指摘しています。

 「就職」というのは、「職」、英語で言えば「ジョブ」に就くことです。すなわCい、「職務を限定して雇用契約を結ぶこと」です。世界的には、勤務地や労働時間も限定されるのが一般的です。

 それに対して日本の「正社員」は、「”就職”じゃなく”就社”だ」といわれることがあるように、職務を限定せずに会社の命令次第でどんな仕事でもやる前提で雇われます。また勤務地や労働時間も限定されないのが普通です。

 このように「無限定」な契約に基づくことを日本人はごく当たり前だと思っています。

 「就職」という言葉のガラパゴスとも言え、世界的には極めて特殊なあり方です。

【今後の予定】
 第2回目 日本的な非正規労働者の扱い
 第3回目 誤った論理展開
 第4回目 日本の解雇規制は厳しすぎるわけではない
 第5回目 解雇の正しいあり方

◆ 決算発表に”診る”企業回復度 5/5 最終回 2013/05/19

 バーナンキ議長のバブル警戒について当ブログで紹介したり、アメリカの小売業を見てどうなのか等々に触れ、景気回復がホンモノなのかどうか、見極める必要があると独断解説をしてきました。

 今日は、日本における、回復度のホンモノ度合いを見たいと思います。

 上場企業の決算発表がゾクゾクとなされています。アベノミクス、円安効果で株高が続いていますが、本当に日本の企業は回復してきているのでしょうか?

 NHKの今井純子解説委員が、私と似たようなことをおっしゃっていましたので、彼女の解説も交えてご紹介します。

【これまでの掲載】
 第一回 2012年度決算のまとめ
 第二回 円安で明暗
 第三回 今年度は本当に景気が回復するのか
 第四回 景気回復は本物か 

◇5 日本の経済構造の変化

 企業業績が回復しても、それが経済・景気に広がらない構造になっているといえます。すなわち、日本の経済環境が今世紀に入って大きく変化して来ているのです。

 円高を背景に海外移転が行われてきましたが、円安になっても、工場の海外移転がとまっていません。

 例えば自動車業界ですが、ホンダは、これまで輸出をしてきたフィットですが、メキシコの新工場に生産を移管します。トヨタも、アメリカ向けに輸出しているレクサスの一部を、ケンタッキー工場で生産すると発表しました。

 自動車業界に限らず、種々の業界で消費地に生産拠点を作るという動きが止まりません。産業の空洞化、人口減少による国内消費の減少等々が目に見えていますので、国内での設備投資は控えられます。当然、賃金引き上げについても慎重にならざるを得ないのです。

 円安のマイナス面も忘れてはなりません。

 日本は、貿易赤字国に転落し、輸入額が輸出額を上回っています。すなわち、円安は、日本全体を見ると景気の足を引っ張りかねない構造的な問題から、マイナス要因となっているのです。

 電気やガスの料金は値上がりしていますし、食料品も値上がりが始まっています。TPPで競争力のない農産品は輸入品に代替され、輸入が増えます。

 消費税率も引き上げられ原材料などのコスト負担が増えるます。中小企業の多くは、原材料コスト高を販売価格に転嫁できません。

 購買額は増えるが、賃金が増えない構造になってきています。消費が落ち込めば、景気の足を国内から引っ張る心配もでてきます。

 決して、日本の景気は回復する善循環にあるのではないことを認識するべきです。

 しかし、私は日本はダメになると言っているのではなく、経済の舵取りを、政府に任せっきりではなく、日本全体が一体になっていかなければなりません。

 業績の回復で、企業にはさらに余裕がでているいまこそ、為替や海外景気の変動には左右されない、競争力のある製品やサービスの開発を日本経済全体の力強い回復につなげて行かなければならないのです。

 憲法96条を変更して、政権を握った政党の独裁政治を容易にする危険性が高まります。益々政府がキチンとした政策をとらなければならないことを、国民も政治家もキチンと理解できているのでしょうか。

◆ 決算発表に”診る”企業回復度 4/5 2013/05/18

 バーナンキ議長のバブル警戒について当ブログで紹介したり、アメリカの小売業を見てどうなのか等々に触れ、景気回復がホンモノなのかどうか、見極める必要があると独断解説をしてきました。

 今日は、日本における、回復度のホンモノ度合いを見たいと思います。

 上場企業の決算発表がゾクゾクとなされています。アベノミクス、円安効果で株高が続いていますが、本当に日本の企業は回復してきているのでしょうか?

 NHKの今井純子解説委員が、私と似たようなことをおっしゃっていましたので、彼女の解説も交えてご紹介します。

【これまでの掲載】
 第一回 2012年度決算のまとめ
 第二回 円安で明暗
 第三回 今年度は本当に景気が回復するのか

◇4 景気回復は本物か 

 日本経済にとって、企業の業績が上向いていることは数値として表れてきています。

 例えば、部品など関連産業のすそ野が広く、これまで、日本経済のけん引役を果たしてきた自動車と電機が低迷から抜け出そうとしていることは、明るい兆しです。

 しかし、為替や海外の景気は、いつまた流れが変わるかわかりません。業績の回復が円安頼みであるこれまでの推移を見て、回復は本物であると言えるのでしょうか。そして、日本経済全体の力強い回復につながるのでしょうか。

 私は、残念ながら、まだまだ楽観できる状況ではないと見ています。

 環境問題への関心の高さから、自動車業界が変化をします。エコカーは、従来の技術や設備の延長線上に内部分があります。他業界や中小・零細企業でもできる余地があるために、益々競争が激化して来るでしょう。

 これまで日本車が得意としてきたハイブリッド車は、新興国を含めた世界には、まだまだ浸透していません。電気自動車や燃料電池車など、何が次の本命になるか不透明な中で、技術開発や販売競争に負けることもおこりえます。その時に業界地図が大きく描き換えられ、一瞬にして沈没する可能性もあるのです。

 家電業界もコア商品、主力事業の不振が続いています。ソニーは、テレビやゲーム機などのエレクトロニクス事業で約1300億円の赤字が続いています。パナソニックも、テレビに代わる柱となる商品・事業が見つかっていません。

 すなわち電気・家電業界は、これまでリストラ頼みでやってきています。利益を挙げることがで来る、次なるヒット製品の開発ができなくては、大企業と家でも存在できなくなるでしょう。

【今後の掲載予定】
 第五回 日本の経済構造の変化

◆ 決算発表に”診る”企業回復度 3/5 2013/05/17

 バーナンキ議長のバブル警戒について当ブログで紹介したり、アメリカの小売業を見てどうなのか等々に触れ、景気回復がホンモノなのかどうか、見極める必要があると独断解説をしてきました。

                     今日は、日本における、回復度のホンモノ度合いを見たいと思います。

                     上場企業の決算発表がゾクゾクとなされています。アベノミクス、円安効果で株高が続いていますが、本当に日本の企業は回復してきているのでしょうか?

                     NHKの今井純子解説委員が、私と似たようなことをおっしゃっていましたので、彼女の解説も交えてご紹介します。

                    【これまでの掲載】
                     第一回 2012年度決算のまとめ
 第二回 円安で明暗

◇3 今年度は本当に景気が回復するのか

 NHKの今井解説委員のお考えを紹介しましょう。

▼ 2012年度、好調だった企業は、円安やアメリカ回復の恩恵をフルに受けて、さらに大幅な増益となる見通しです。

▼ 2012年度、悪かった企業も、一段のリストラ効果のほか、円安によって輸出が増える効果がようやく期待できるとして、黒字転換や大幅な増益となる見通しです。

▼ 円安が急撃することがなければ、利益水準の上方修正も起こる可能性もあります。

                    【今後の予定】
                     第二回 円安で明暗
                     第三回 今年度は本当に景気が回復するのか
 第四回 景気回復は本物か 
                     第五回 日本の経済構造の変化


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■■ 25年ぶりの金環食  【今日は何の日】 5月21日

2013-05-21 04:44:59 | 知り得情報

■■ 25年ぶりの金環食  【今日は何の日】 5月21日

 
■ 25年ぶりの金環食

 皆既月食は、何年かに一度は観ることができますが、皆既日食や金環食はなかなか観ることができません。
 
 2009年の皆既日食では、トカラ列島へ行ったり、洋上観測で話題を呼びました。運良く天候に恵まれて皆既日食を見た人は感動の声を伝えていました。
 
 2012年5月21日、日本列島の多くの地域で金環日食が見られました。東京では173年ぶりのことです。

 幸い、雲間や薄日で何とか見ることができました。近所の人が、手ぶれをしたものの写真に納められました。

◆ 九州
 鹿児島市  午前7時20分から4分間

◆ 四国
 宇和島市・・午前7時24分から2分半
 高知市・・・ 午前7時25分から3分間

◆ 関西
 和歌山市・・午前7時27分から3分半
 大阪市・・・午前7時28分から2分半

◆ 東海・中部
 津市・・・・・午前7時28分から4分間
 岐阜市・・・午前7時30分から2分間
 名古屋市・午前7時29分から3分半
 静岡市・・・・午前7時29分から5分間

◆ 関東・甲信
 塩尻市・・・午前7時33分から1分半
 横浜市・・・午前7時31分から5分間
 東京都心・午前7時32分から5分間
 銚子市・・・午前7時33分から4分半
 水戸市・・・午前7時33分から5分間

◆ 東北
 いわき市・午前7時35分から4分間
 郡山市・・午前7時37分から30秒間


【Wikipedia】 日食
月の地球周回軌道および地球の公転軌道は楕円であるため、地上から見た太陽と月の視直径は常に変化する。月の視直径が太陽より大きく、太陽の全体が隠される場合を皆既日食(total eclipse)という。逆の場合は月の外側に太陽がはみ出して細い光輪状に見え、これを金環日食(または金環食。annular eclipse)と言う。
 
 科学技術が進歩する前には、皆既日食は神のなせる御技として、多くの国でそれを恐れてきました。日本でも天照大神の「岩戸隠れ」も皆既日食の経験から出てきた物語ではないかと云われています。
 
 太陽と月の大きさは約400倍、太陽と地球との距離も月のそれと比べて約400倍であることから、そのわずかのずれですが、日食や金環食が起こるという神秘も、子供の頃、担任の先生から興味深く聞いたことを覚えています。
 
 因みに次の皆既日食が日本で見られるのは、2036年9月2日ということですので、今回の皆既日食が私の見納めでしょう。
 
■ 小満(年により日付が異なる)
 小満(しょうまん)は二十四節気の一つで第8番目になります。立夏から15日後で陽気が盛んになり、万物がまんぞくする、暑くもなく寒くもない、過ごしやすい時期です。
 
 草木が実をつけ始めたり、麦の取り入れ時期であったりし、黄金色に輝く麦秋も見られます。梅の木がたわわに実を付ける時期でもあります。

 
【Wikipedia】 小満
 現在広まっている定気法では太陽黄経が60度のときで5月21日ごろ。暦ではそれが起こる日だが、天文学ではその瞬間とする。恒気法では冬至から5/12年(約152.18日)後で5月23日ごろ。
 期間としての意味もあり、この日から、次の節気の芒種前日までである。
 
■ その他
◇ 千本大念佛会
◇ 真宗本派親鸞聖人誕生会

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経営コンサルタントの独り言

2013-05-21 03:41:03 | 【話材】 経営コンサルタントの独り言



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