経営コンサルタントへの道

コンサルタントのためのコンサルタントが、半世紀にわたる経験に基づき、経営やコンサルティングに関し毎日複数のブログを発信

■■吉野ヶ里遺跡 【今日の写真】  復元物の保存と建物の復元

2013-05-29 16:52:14 | 【カシャリ!ひとり旅】写真・旅行 Misc.

■■吉野ヶ里遺跡 【今日の写真】  復元物の保存と建物の復元

 佐賀県の工業団地造成計画の中で、遺跡が見つかり、その価値が認識された結果、昭和61年に本格的な発掘調査が始められました。

 弥生時代の優れた文化的資産を復元し、発掘物を展示しています。あたかも弥生時代にタイムスリップするがごとく再現されています。

 弥生時代といえども、その中のいつ頃で、それがどのような時代だったのかを推測し、各建物の目的を考えての復元は至難の業ではなかったでしょうか。


■ 復元物の保存と建物の復元

 復元物をそのまま放置しておくと、折角の遺構価値がなくなってしまいます。そこで写真右手のように盛り土をしています。

 盛り土の中に入って、遺構を見学することができます。

 遠くには、復元された建物が見えます。


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■■【経営コンサルタント資格を取ろう】 中小企業診断士だけが経営コンサルタント資格ではない 6-3

2013-05-29 16:24:09 | 【専門業】 経営コンサルタント成功法

■■【経営コンサルタント資格を取ろう】 中小企業診断士だけが経営コンサルタント資格ではない -3

 経営コンサルタント歴35年の経験から、経営コンサルタントとして独立起業するノウハウをご提供いたします。

 ◇ 経営コンサルタントの資格取得を目指す人
 ◇ 経営コンサルタントとして独立起業を目指す人
 ◇ 経営コンサルタントのプロがさらに一歩上を目指したい人
 ◇ 国家資格保有者が、コンサルティングで付加価値を高めたIHIと
 ◇ 経営コンサルタント業にご興味がある人

 毎週水曜日午前中に、皆様にお届けしています。引き続きのご愛読をよろしくお願いします。

経営コンサルタントを目指す人のブログ
 経営コンサルタントを目指す人の大半が「経営コンサルタント資格=中小企業診断士をとってから独立起業・開業」と考えているようです。
 税理士の先生などの士業の先生方は「いまさら中小企業診断士の資格を取るのも・・・」と、自分のクライアントへのコンサルティングを諦めているようです。
 プロ・コンサルタントへの秘密の道の扉を開いてみませんか?
ダイヤ緑  経営コンサルタントになるための資格取得
ご存知のように日本には「中小企業診断士」という経済産業省の認定資格がありますが、職業独占という目的で法制化されているわけではないので試験に合格していなくても経営コンサルタントになれます。
プロの経営コンサルタントの多くは、資格を持っていません。逆に資格を持っているからといって、プロの経営コンサルタントとしてやっていけるわけではないのです。

中小企業診断士だけが
経営コンサルタント資格ではない
「経営コンサルタント資格=中小企業診断士」と思い込んでいる人が多いようです。しかし、中小企業診断士より10年も前に、当時の通産省や産業界の勧奨でできた「経営士」という、日本で最初に誕生した経営コンサルタント資格があるのです。

この資格付与をしているのが日本経営士協会です。終戦直後に経済的な復興を短期間に実現するために、当時の財界の有志の勧奨で日本計理協会(現公認会計士協会の前身)から分離独立して設立され、経営コンサルタントの育成に大きな役割を演じてきています。診断員(今日の中小企業診断士)の講習会を担当したりもしました。

この協会は民間団体ですが、一定の実務経験と試験に合格するという要件はつくものの、これらにパスすると「経営士」として正会員になることができます。経営士は、中小企業診断士よりも10年も以前にできた経営コンサルタント資格で、日本でもっとも歴史のある資格です。

すなわち、日本における代表的な経営コンサルタント資格は

          中小企業診断士
                        経営士

といえます。

これから経営コンサルタントになろうという方や企業内コンサルタントを目指す方、まだ経営コンサルタントとして経験の浅い方等を対象としてセミナーを受講できたり、いろいろアドバイスを受けたりできる。

はじめから正会員になるのも一つの方法でしょうが、まず準会員になることをお勧めしています。準会員になると先輩の経験談を聞いたり、研究会に出席したりして経営コンサルタントとしての心得から具体的な実務までを「盗み取る」チャンスができます。

その後に、正会員である経営士や中小企業診断士としての経営コンサルタント資格取得の勉強を初めても遅くはないですし、むしろ入会すると関連した情報が入りやすく、それらを参考にすることもでき、的を射た勉強ができるでしょう。同じ目的を持つ仲間もいるので励みになります。

     
 約10分
日本経営士協会の歴史
   (特)日本経営士協会 公式サイト
◇ 中小企業診断士と経営士の違い  ←クリック
経営コンサルタント独立起業の必読書
 経営コンサルタントを目指す人の大半が、いろいろな疑問を抱えているのではないでしょうか。
 これ一冊で、あなたの新しい道が拓けるでしょう。

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■■【日刊経営マガジン 独善解説】 アベノミクスの成長戦略

2013-05-29 12:17:05 | 知り得情報

■■【日刊経営マガジン 独善解説 アベノミクスの成長戦略


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 経営コンサルタント歴35年の経験から、

  ◇ 経営者・管理職の皆様
  ◇ 経営コンサルタントを目指す人
  ◇ プロの経営コンサルタント

の皆様に、時宜に即した情報を毎日お届けしています。


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【今日のブログ】 ←クリック

 本日お届けした、その他の記事が掲載されています。

【今週の注目】ポイントを掴むと見えるものが異なってくる<o:p></o:p>
 漠然とものを見るのではなく、今何がポイントなのかを押さえてみると、それまで見えなかったものが「視える」ようになります。
                 今週の動きを、NHKニュース、日経サイト他を参照して、独断と偏見で項目を選んでみました。また
、最新記事を時系列的に掲載している【独り言】コーナーも併せてご覧下さると一層ヒントを得られやすくなります。



5月27日(月)
日銀:金融政策決定会合議事要旨
民間:4月外食売上高
アメリカ:メモリアル・デー

28日(火)
内閣府:5月地域経済動向
日銀:4月企業向けサービス価格指数、宮尾審議委員日本外国特派員協会で記者会見
民間:4月白物家電国内出荷実績
アメリカ:3月S&Pケース・シラー住宅価格指数、5月消費者信頼感指数


                    29日(水)

経産省:4月商業販売統計速報
日銀:黒田総裁あいさつ
民間:4月建設機械出荷額、前日証協会長記者会見
ドイツ:5月失業率
カナダ:中央銀行政策金利発表
ブラジル:中央銀行政策金利発表、1~3月期国内総生産(GDP)



独善解説

【経営コンサルタントの独り言】 
 独断と偏見で、その日のニュースや話題などを、タイミング良く、できるだけ公平公正にお伝えしたいと思います。また、最後に私なりの私見も付けることがあります。読者の皆様からは「わかりやすい」をお褒めの言葉をいただいています。最新記事を時系列的に掲載しているまとめて【独り言】コーナーも併せてご覧下さると一層ヒントを得られやすくなります。



◆ アベノミクスの成長戦略 2013/05/29

 株の乱高下で、アベノミクスの弱点が露呈されたと批判する人もいますが、その判断は早計のような気がします。

 政府は、本日開催予定の産業競争力会議で、本目の矢となる、経済の新たな成長戦略の骨子の案を示します。

 その中で、国際競争に勝てる製造業の育成についてがテーマになるでしょう。「産業再興」や「戦略市場創造」として、今後3年間を設備投資において集中的に促進する期間と位置づけたうえで、思い切った規制緩和を認める制度を創設することなどが挙げられます。

 国内で企業が活動しやすいよう、温室効果ガスの排出量を2020年までに1990年と比べて25%減らすという鳩山暴言を、ゼロベースで見直すことになるでしょう。

 「戦略市場創造」では、iPS細胞を使った再生医療分野などを念頭に、最先端医療の研究開発の司令塔となる機関を創設することが挙げられます。

 日本の農業の国際競争力を強化するため、耕作放棄地を意欲のある農家にまとめて貸すなど農業経営の大規模化を進めることなどが盛り込まれています。

◆ アメリカ政府がシェールガスの日本輸出を認可 2/2 2013/05/27

 【 注 】 この原稿の下にある、1/2(2013/05/26)を先にお読みください。

 敦賀原発2号機が、活断層上にあるという結論に達し、原電は、まだ粘っていますが、廃炉への道を歩まざるを得なくなりそうです。

                     他の原発も再稼働が進まない中で、電気料金の値上げが相次いでいます。

                     その様な時期だけに、「革命」とまで呼ばれるアメリカ産の安いシェールガスへの期待は大きいです。NHKの嶋津八生解説委員の解説要旨を2回にわたってご紹介していますが、前回は「アメリカ産シェールガスとは」をお送りしました。

◇2 アメリカ産シェールガスが及ぼす影響

                     アメリカ向けのLNGの大輸出基地を建設してきた中東のカタールは、あわててこのLNGをヨーロッパに振り向けました。

                     プーチン政権が天然ガスの輸出先として日本や中国などアジア市場の開拓に血眼になっているのは、エネルギー輸出を柱とするロシア経済の先行きが、危うい状況に追い込まれていることによるものです。

                     折から大震災後、LNG火力を代替・フル稼働させなければならなくなった日本の電力会社もカタールからのLNGの緊急輸入によって、当面の自体をしのぎました。

                     原発の再稼働が進まない中で、代替のLNGや石油火力を稼働させるため、日本全体では、産油国への支払いが4兆円近く増え、貿易赤字の拡大に拍車をかけています。

                     LNG全体の20%弱に当たる量がシェールガスで賄われるようになり、その分が、仮に30%安い値段で輸入できるとすれば、単純計算で4000億円弱の輸入額節減につながります。それでは日本がメジャーや国有石油会社を相手に、どこまで原油リンクのLNG価格の見直しを迫れるのか。

                     天然ガスの生産量では、アメリカは今やロシアを抜いて世界一ですが、輸出量がロシアやカタールのように大きく増えていく状況ではないと見られます。アメリカ産シェールガスの輸入を交渉材料に、他の国に対してLNGの輸入価格の引き下げを迫る地道な努力を重ねていく必要はあるでしょう。 <完>

◆ アメリカ政府がシェールガスの日本輸出を認可 1/2 2013/05/26

 敦賀原発2号機が、活断層上にあるという結論に達し、原電は、まだ粘っていますが、廃炉への道を歩まざるを得なくなりそうです。

                     他の原発も再稼働が進まない中で、電気料金の値上げが相次いでいます。

                     その様な時期だけに、「革命」とまで呼ばれるアメリカ産の安いシェールガスへの期待は大きいです。NHKの嶋津八生解説委員の解説要旨を2回にわたってご紹介しておきます。

◇1 アメリカ産シェールガスとは

 アメリカ政府は先週末、日本向けのシェールガスの輸出を初めて認可しました。

                     今回アメリカ政府が認可したのは、中部電力と大阪ガスがアメリカ南部のメキシコ湾に面したフリーポートにあるLNG・液化天然ガスの輸出基地から日本に向けて年間合計440万トンを20年間にわたって輸出するという計画です。

                     アメリカ政府は安全保障上の観点から、石油や天然ガスの輸出を、FTA・自由貿易協定を結んでいる国以外には認めてきませんでした。

                     日本企業が、アメリカ産シェールガスを日本に輸入するプロジェクトは、合わせて3件、合計で年間1470万トンになります。残る2つについてもアメリカ政府が認可し、2017年頃から輸入が始まりますと、日本のLNG需要の20%弱をアメリカ産のシェールガスで賄われる計算になります。

                     アメリカの天然ガスの生産は頭打ちで、海外からLNGの形で輸入して補う以外にないと言われてきました。

                     シェールガスの生産の拡大によってアメリカの天然ガス価格が、世界の中で最も安くなったため、化学企業は原料を石油から安いシェールガスに切り替えてアメリカ国内での生産に次々打って出ようとしています。

                     日本やヨーロッパの石油化学や製鉄などエネルギー多消費型の企業の間では、アメリカに工場を移す動きが出始めています。 <続く>


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■■【経営コンサルタント竹根の起業日記】 5月28日 経営コンサルタントのバイブル

2013-05-29 12:01:24 | 【専門業】 経営コンサルタント成功法

■■【経営コンサルタント竹根の起業日記】 5月28日 経営コンサルタントのバイブル



 【小説・経営コンサルタント竹根の起業日記】は、10年のサラリーマン生活をしてきた竹根好助35歳の経営コンサルタントとしての独立起業日記です。
 これから経営コンサルタントとして独立起業しようと考えている人の参考となることを願い、経営コンサルタントとしての実践を経験的に語るつもりです。

【 注 】
 ここに記載されていることは実在の企業とは何ら関係ありません。


【あらすじ】 【登場人物】 【作者紹介】 ←クリック

 5月28日 経営コンサルタントのバイブル

 朝の通勤時間は、何となくいつもより混んでいて、座席を立つ人もなく、立ったままである。昨日入手した「経営コンサルタントへの“秘密”の道」という書籍を読み直した。

 信頼できる経営コンサルタントというところで、「専門分野が明確」という項目があった。昨日は、素通りしてしまったようで、読み返したことにより、この本に書かれていることをさらに理解することができる。「経営コンサルタントのバイブル」と言われるだけあって、経験から滲み出てくるアドバイスである。

 5月27日 経営コンサルタントへの道が近づく

 夕方帰宅時間を過ぎたところで、秋元が会社の私の席に、「経営コンサルタントへの“秘密”の道」という書籍を届けてくれた。それほど厚い書籍ではないが、定価1000円であるが、二冊を無料でもらってきたという。

 新規入会者には、この書籍がプレゼントされるので、入会は三次審査を残すだけなのでほぼ確実だろうと言うことで、事務局の人が無償提供してくれたのである。

 金儲け主義でない、この協会が益々気に入った。

 帰宅の電車内でこの本をひもとくと、日本経営士協会の歴史、経営コンサルタントとはどのような職業か、何を勉強したら良いのか、どのように顧客を開拓したら良いのか、等々経営コンサルタントとなる人が知りたいことが網羅されている。

 夕食後も含めて、一気に読んだ。なんだか自信が湧いてきた。

 5月26日 経営コンサルタントへの“秘密”の道

 午前中は、毎日曜日の日課となっている早朝散歩と妻のスーパーマーケットへの同行をいつも通りやった。しかし、いつもと異なるのは第三次審査である。理事長の面接と口頭試問と言うことであるが、どのようなことを訊かれるのか、昨日の電話でも秋元も思いつかないという。

 昼のちょっと前のことである。秋元から電話があった。少々興奮気味である。

 彼によると、日本経営士協会の知修塾に参加したときにあった、先輩会員に第三次審査のことでメールを出したら、その返事が返ってきたという。そのメールには、素晴らしいニュースが書かれていたのである。

 理事長が執筆している「経営コンサルタントへの“秘密”の道」という書籍があって、協会事務所で入手できるという。この本は、「経営コンサルタントのバイブル」と呼ばれていると、その先輩がメールに認めていたそうである。

 秋元が明日の昼休みを利用して、2冊買ってくると言うのでそれに甘えることにした。

 久しぶりに、経営コンサルタントへの道サイトを開いてみた。そのサイトでも、件の書籍紹介があるのに、今まで気がつかないでいた。経営コンサルタントになるひとの六十%が見るサイトと言うだけあって、経営コンサルタントになろうとする人の最低限度の情報はこのサイトから得られることを改めて認識した。


 5月25日 口頭試問の準備

 一泊の金沢出張は、何となく疲労感を残した。毎週末通り、早朝散歩に出た。歩きながらというのは、意外とアイディアが出るのに、今朝は違った。口頭試問では、どんなことを訊かれるのだろう。理事長という人は、落ち着いた真摯に見えたが、知修塾で最後にコメントをするときの気迫は、体験に基づいた話であったが、厳しさが語感から伝わってきた。

 そんなことを考えているうちに、気がついたらいつものコースから自宅に戻っていた。

 落ち着かないので、朝食後のコーヒーを飲みながら秋元に電話をしてみた。彼も同じように落ち着かないという。

 5月24日 二次審査の結果

 仕事に追われていると、日本経営士協会の二次審査の心配も忘れていた。

 帰りの飛行機の中で、無性にその結果が気になった。飛行機の中で、東京方向に走り出したくなるほどで、「あなたは、協会に入って何をしたいのですか?」と女性審査官の質問に、気の利いた回答ができなかったことが悔やまれる。

 自宅に戻ったのが9時をちょっと回ったばかりで、東京と金沢の近さを改めて感じた。

 昼間にメールチェックができなかったので、iPadでチェックした。起動が速いので、このような時には便利である。

 なんと、二次審査結果のメールが届いていた。「合格」という文字を見つける真野がまどろっこしかった。

 最終審査は、理事長による口頭試問とある。5月29日だ。


 5月23日 金沢出張

 一泊で金沢出張。

 小松空港まで、羽田から一時間。あっという間のフライトである。

 夕食は、大江町市場近くの和食店で金沢百万石ディナーというセットメニューを一人で食べた。高い割には、一人で食べるわびしさも手伝い、あまりうまいと思わなかった。

   5月22日 二次面接・口頭試問

 今日は、三時から日本経営士協会の二次面接審査がある。SKYPEで受験をすることもできるが、協会事務所が飯田橋なので、そちらへ出向いても良いことになっている。私は、後者を選択し、二時半頃には飯田橋の東口改札を出た。

 飯田橋の駅から三~四分のところに協会の事務所がある。すでに何度か研修室に行っているので、そのまま協会を訪問した。知修塾という研修会ですでに会ったことのある事務局の人が応対してくれた。

 数分で、首都圏支部長と女性が一人出てきた。支部長とはすでに名刺交換をしていたので、その女性に名刺を差し出した。ソフトな声で名刺交換に応じてくれた。名刺には、「専務理事」と記されていた。この協会は、下っ端というと失礼であるが、下の人に任せっきりではなく、このように中枢にいる人が、自分の目で入会審査をするということに益々好感を持った。

 もっぱら支部長が質問をし、彼女は頷いているだけであったが、面接の後半になってようやく「あなたは、協会に入って何をしたいのですか?」とか細いが、通る声で質問の矢を向けてきた。

 「勉強したい」「資格を取りたい」では、あまりにも平凡すぎる。

 昨日会った岡崎の社長さんを引き合いにして、このように大企業で相手にされない中小零細企業の経営を支援したいと答えた。ニコッと笑って、ひと言「解りました」と答えが返ってきた。

 はたして、これで良かったのだろうか。二次審査に合格できるのだろうか。


◆ 5月21日 零細企業への後ろめたさ

 朝のミーティングを終わると、秘書が来客だという。昨日の女性社長がアポなしでやってきたのである。居留守を使おうと思えば使えたのだが、わざわざ岡崎からやってきたのであるし、彼女のうったえるような目を思い出し、再び会うことにした。昨日は、簡単な資料しか持ってこなかったが、今日は、日経新聞や専門誌に掲載された記事のコピーを持ってきた。

 話を聞いているうちに、自動車のシャーシなどの黒色の塗装に使えるという。従来は、サンド塗りをしていたものを、一度の塗装で済み、コストダウンにも有益だが、車体の軽量化にも繋がるという。

 自分が経営士補を目指していることもあり、次第に彼女の気持ちも解るような気がした。自分が経営コンサルタントになったような気持ちになった。

 岡崎市に会社があるのであるなら、トヨデンに直接売り込みに行ったらどうかと提案してみた。彼女は、トヨデンにも売り込みに行ったことがあるが、研究所でいろいろと製品チェックをして、メリットがあることはわかるが、これまでの塗料メーカーとの関係があって、直接塗料まで自社で手を出すことはできないと断られたそうである。

 何か月も待たせた上で、その様な回答がかえってきたことに、私も彼女と同様に腹が立った。大企業の論理というのか、自分の会社が同じように彼女に対してノーと言わざるを得ないことに、後ろめたさを覚えた。

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■■【経営コンサルタントの独り言】 経営トップ15訓 電通鬼十訓

2013-05-29 07:21:00 | 【話材】 経営コンサルタントの独り言
 
       
      ブログを更新しました。 『■■【連載 経営トップ15訓】 【附章1】  電通鬼十訓 「仕事は自ら作る』 http://t.co/WJS40B0vAm    
     
 
       
      ブログを更新しました。 『■■【経営情報・セミナー案内】 中小企業庁の公式Twitterを開設』 http://t.co/xGyXQPRYnF    
     
 
       
      ブログを更新しました。 『■■【今日の写真】 吉野ヶ里遺跡 発掘現場2』 http://t.co/k86Sop6gxQ    
     
 
       
      ブログを更新しました。 『■■【経営コンサルタントのお勧め図書】 日本の農業復活』 http://t.co/GkuadPKJTE    
     
 
       
      ブログを更新しました。 『■■【経営コンサルタント竹根の起業日記】 5月27日 経営コンサルタントへの道が近づく』 http://t.co/iEB1WekQyj    
     
 
       
      ブログを更新しました。 『■■ メモリアルデー 【今日は何の日】 5月28日』 http://t.co/R2CnwKqqqo    
     

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■■【経営コンサルタント竹根の起業日記】 5月28日 経営コンサルタントのバイブル

2013-05-29 07:20:19 | 【専門業】 経営コンサルタント成功法

■■【経営コンサルタント竹根の起業日記】 5月28日 経営コンサルタントのバイブル



 【小説・経営コンサルタント竹根の起業日記】は、10年のサラリーマン生活をしてきた竹根好助35歳の経営コンサルタントとしての独立起業日記です。
 これから経営コンサルタントとして独立起業しようと考えている人の参考となることを願い、経営コンサルタントとしての実践を経験的に語るつもりです。

【 注 】
 ここに記載されていることは実在の企業とは何ら関係ありません。


【あらすじ】 【登場人物】 【作者紹介】 ←クリック

 5月28日 経営コンサルタントのバイブル

 朝の通勤時間は、何となくいつもより混んでいて、座席を立つ人もなく、立ったままである。昨日入手した「経営コンサルタントへの“秘密”の道」という書籍を読み直した。

 信頼できる経営コンサルタントというところで、「専門分野が明確」という項目があった。昨日は、素通りしてしまったようで、読み返したことにより、この本に書かれていることをさらに理解することができる。「経営コンサルタントのバイブル」と言われるだけあって、経験から滲み出てくるアドバイスである。

 5月27日 経営コンサルタントへの道が近づく

 夕方帰宅時間を過ぎたところで、秋元が会社の私の席に、「経営コンサルタントへの“秘密”の道」という書籍を届けてくれた。それほど厚い書籍ではないが、定価1000円であるが、二冊を無料でもらってきたという。

 新規入会者には、この書籍がプレゼントされるので、入会は三次審査を残すだけなのでほぼ確実だろうと言うことで、事務局の人が無償提供してくれたのである。

 金儲け主義でない、この協会が益々気に入った。

 帰宅の電車内でこの本をひもとくと、日本経営士協会の歴史、経営コンサルタントとはどのような職業か、何を勉強したら良いのか、どのように顧客を開拓したら良いのか、等々経営コンサルタントとなる人が知りたいことが網羅されている。

 夕食後も含めて、一気に読んだ。なんだか自信が湧いてきた。

 5月26日 経営コンサルタントへの“秘密”の道

 午前中は、毎日曜日の日課となっている早朝散歩と妻のスーパーマーケットへの同行をいつも通りやった。しかし、いつもと異なるのは第三次審査である。理事長の面接と口頭試問と言うことであるが、どのようなことを訊かれるのか、昨日の電話でも秋元も思いつかないという。

 昼のちょっと前のことである。秋元から電話があった。少々興奮気味である。

 彼によると、日本経営士協会の知修塾に参加したときにあった、先輩会員に第三次審査のことでメールを出したら、その返事が返ってきたという。そのメールには、素晴らしいニュースが書かれていたのである。

 理事長が執筆している「経営コンサルタントへの“秘密”の道」という書籍があって、協会事務所で入手できるという。この本は、「経営コンサルタントのバイブル」と呼ばれていると、その先輩がメールに認めていたそうである。

 秋元が明日の昼休みを利用して、2冊買ってくると言うのでそれに甘えることにした。

 久しぶりに、経営コンサルタントへの道サイトを開いてみた。そのサイトでも、件の書籍紹介があるのに、今まで気がつかないでいた。経営コンサルタントになるひとの六十%が見るサイトと言うだけあって、経営コンサルタントになろうとする人の最低限度の情報はこのサイトから得られることを改めて認識した。


 5月25日 口頭試問の準備

 一泊の金沢出張は、何となく疲労感を残した。毎週末通り、早朝散歩に出た。歩きながらというのは、意外とアイディアが出るのに、今朝は違った。口頭試問では、どんなことを訊かれるのだろう。理事長という人は、落ち着いた真摯に見えたが、知修塾で最後にコメントをするときの気迫は、体験に基づいた話であったが、厳しさが語感から伝わってきた。

 そんなことを考えているうちに、気がついたらいつものコースから自宅に戻っていた。

 落ち着かないので、朝食後のコーヒーを飲みながら秋元に電話をしてみた。彼も同じように落ち着かないという。

 5月24日 二次審査の結果

 仕事に追われていると、日本経営士協会の二次審査の心配も忘れていた。

 帰りの飛行機の中で、無性にその結果が気になった。飛行機の中で、東京方向に走り出したくなるほどで、「あなたは、協会に入って何をしたいのですか?」と女性審査官の質問に、気の利いた回答ができなかったことが悔やまれる。

 自宅に戻ったのが9時をちょっと回ったばかりで、東京と金沢の近さを改めて感じた。

 昼間にメールチェックができなかったので、iPadでチェックした。起動が速いので、このような時には便利である。

 なんと、二次審査結果のメールが届いていた。「合格」という文字を見つける真野がまどろっこしかった。

 最終審査は、理事長による口頭試問とある。5月29日だ。


 5月23日 金沢出張

 一泊で金沢出張。

 小松空港まで、羽田から一時間。あっという間のフライトである。

 夕食は、大江町市場近くの和食店で金沢百万石ディナーというセットメニューを一人で食べた。高い割には、一人で食べるわびしさも手伝い、あまりうまいと思わなかった。

   5月22日 二次面接・口頭試問

 今日は、三時から日本経営士協会の二次面接審査がある。SKYPEで受験をすることもできるが、協会事務所が飯田橋なので、そちらへ出向いても良いことになっている。私は、後者を選択し、二時半頃には飯田橋の東口改札を出た。

 飯田橋の駅から三~四分のところに協会の事務所がある。すでに何度か研修室に行っているので、そのまま協会を訪問した。知修塾という研修会ですでに会ったことのある事務局の人が応対してくれた。

 数分で、首都圏支部長と女性が一人出てきた。支部長とはすでに名刺交換をしていたので、その女性に名刺を差し出した。ソフトな声で名刺交換に応じてくれた。名刺には、「専務理事」と記されていた。この協会は、下っ端というと失礼であるが、下の人に任せっきりではなく、このように中枢にいる人が、自分の目で入会審査をするということに益々好感を持った。

 もっぱら支部長が質問をし、彼女は頷いているだけであったが、面接の後半になってようやく「あなたは、協会に入って何をしたいのですか?」とか細いが、通る声で質問の矢を向けてきた。

 「勉強したい」「資格を取りたい」では、あまりにも平凡すぎる。

 昨日会った岡崎の社長さんを引き合いにして、このように大企業で相手にされない中小零細企業の経営を支援したいと答えた。ニコッと笑って、ひと言「解りました」と答えが返ってきた。

 はたして、これで良かったのだろうか。二次審査に合格できるのだろうか。


◆ 5月21日 零細企業への後ろめたさ

 朝のミーティングを終わると、秘書が来客だという。昨日の女性社長がアポなしでやってきたのである。居留守を使おうと思えば使えたのだが、わざわざ岡崎からやってきたのであるし、彼女のうったえるような目を思い出し、再び会うことにした。昨日は、簡単な資料しか持ってこなかったが、今日は、日経新聞や専門誌に掲載された記事のコピーを持ってきた。

 話を聞いているうちに、自動車のシャーシなどの黒色の塗装に使えるという。従来は、サンド塗りをしていたものを、一度の塗装で済み、コストダウンにも有益だが、車体の軽量化にも繋がるという。

 自分が経営士補を目指していることもあり、次第に彼女の気持ちも解るような気がした。自分が経営コンサルタントになったような気持ちになった。

 岡崎市に会社があるのであるなら、トヨデンに直接売り込みに行ったらどうかと提案してみた。彼女は、トヨデンにも売り込みに行ったことがあるが、研究所でいろいろと製品チェックをして、メリットがあることはわかるが、これまでの塗料メーカーとの関係があって、直接塗料まで自社で手を出すことはできないと断られたそうである。

 何か月も待たせた上で、その様な回答がかえってきたことに、私も彼女と同様に腹が立った。大企業の論理というのか、自分の会社が同じように彼女に対してノーと言わざるを得ないことに、後ろめたさを覚えた。

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■■ エベレスト山の高さはわからない?! 【今日は何の日】 5月29日

2013-05-29 07:15:41 | 知り得情報

■■ エベレスト山の高さはわからない?! 【今日は何の日】 5月29日

 
 
■ 肉の日

 毎月29日は「肉の日」です。「29」を「2」と「9」として「ニク」と読むことにちなむことは容易に窺えます。このことから、2月9日も「肉の日」です。閏年には、2月は肉の日が2回あるのです。
 11月29日は、「いいにく」の日で、お肉屋さんの商売上手に載せられて、今夜はステーキのご家庭が多いのではないでしょうか。
 私事で恐縮ですが、娘のうちには家族同様な犬のぬいぐるみがあります。肉料理の日には、ぬいぐるみのワンちゃんに肉の香りを嗅がせることが習慣になっています。

 
■ エベレスト登頂記念日
 冒険家、スキーヤーの三浦雄一郎氏が、80歳と7か月、最高齢でのエベレスト登頂を果たしました。

 1953年5月29日に、ニュージーランドのエドモンド・ヒラリーとシェルパのテンジン・ノルゲイが、世界最高峰であるエベレスト(Everest)に人類初の登頂に成功しました。

 エベレストの標高については、諸説があると言いますから驚きです。私が子供の頃は、8776mと教えられたように記憶しています。

【Wikipedia】 エベレスト山の高さ
エベレストの標高については諸説あり、1954年にインド測量局が周辺12ヶ所で測定しその結果を平均して得られた8,848mという数値が長年一般に認められてきた。1975年には中国政府が雪面を含む標高を8,849.05m(8,848.13m+積雪0.92m)と測定した。1999年、全米地理学協会はGPSによる測定値が8,850mだったと発表した。2005年10月9日、中国国家測量局が2005年5月時点での標高は8,844.43m(3.5mの氷雪は標高に含まず)と発表した[1]。ただし、ネパール政府は現在もこれらの測定結果を認定せず、公式には8,848mとしている。地殻変動、地球温暖化による影響などもあり、標高は年々変動していると考えられる。


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