経営コンサルタントへの道

コンサルタントのためのコンサルタントが、半世紀にわたる経験に基づき、経営やコンサルティングに関し毎日複数のブログを発信

■■【経営コンサルタントの独り言】  技術者とロジカル・シンキング

2013-05-11 18:10:33 | 知り得情報

■■【経営コンサルタントの独り言】  技術者とロジカル・シンキング


 経営コンサルタント歴35年の経験から、独断と偏見に満ちたひとりごとを皆様にお届けするコーナーです。


 経営コンサルタントという仕事柄、データを整理したり、それを基に戦略・戦術を練ったり、コンサルティングをどのように進めたりしたら良いのか、ロジカル・シンキングを利用する機会が多いのです。

 私自身が、製造業との関わり合いが多い中で経営コンサルタントを35年もやってきました。パソコン業界との関わり合いもあり、ICT業界での仕事もかなりの比率で承ってきました。(時期により比率は異なる)

 もう、十数年も前になりますが、ある企業からロジカル・シンキングの研修をやって欲しいという依頼が飛び込んできました。当時はまだロジカル・シンキングという言葉がキチンと定着していない時期でした。経営コンサルタント向けにそれよりも5~6年ほど先行して、論理思考によるコンサルティングというテーマで研修をしていましたので、それらを基にロジカル・シンキングの体系化を図りました。書籍も出版されておらず、全て手探りの中での体系化です。

 コンサルタント向けには、実践面で利用できることが重要ですが、講演や研修となると体系化されていなければ、それを主催する側が認めてくれません。

 私は、論理学を始め、関連する学問の書籍を読みあさり始め、第一回の研修を行いました。対象は、大企業のトップでしたが、結果は散々でした。要は、ロジカル・シンキングというよりは論理思考の理論体系を、論理学や演繹・帰納法を中心にまとめただけの、木に竹を接いだ感じのロジカル・シンキングだったのです。

 結果は不評であったにもかかわらず、トップ層が学び終わりますと、そのすぐ下の階層を対象とした研修も引き受けることになりました。

 「実践に使えるロジカル・シンキング」という観点で、それまでの論理学などのアカデミックな部分を極力削ぎ落とし、経営コンサルタント向けに実施してきた手法を織り込むようにしてきました。それが結果的には喜ばれたようです。

 ロジカル・シンキングというのは、論理学などのような学問とは生い立ちが異なりますので、「論理思考とは、演繹法と帰納法がすべてである」「論理思考は、階層思考が基本である」という今で言えば「古典的ロジカル・シンキング」からの脱却を図りました。

 パソコンが普及しだし、Excelのピボットテーブルやグラフ機能の前進の機能が使われるようになってきました。マーケティングも定着し、コンサルティングで培ってきたデータ整理と分析のノウハウを統合的に加味して、今日のロジカル・シンキングに通じる基本を、研修で提供するようにし始めました。

 すなわち、理論よりは実践に直結することの大切さを基本とし、ロジカル・シンキング的な発想基本とツールの組み合わせという、これまでにないロジカル・シンキング体系の誕生です。ツールというのは、ロジカル・シンキング独特のものではなく、これまでも使ってきたり、見たり聞いたりしてきたものです。それを今までと同じように利用するのでは、何ら変化は生まれません。すなわち、ロジカル・シンキングに必要な発想基本を加味して利用することが大切なのです。

 すなわち、データをマトリックスやマーケティングの3C、4Pとかアンゾフの市場戦略とか、ツールを漠然と紹介し、利用するというやり方に、ロジカル・シンキング的な発想基本を触媒にして、実務に使いながら、ロジカル・シンキング的発想法を体得するという方向が研修のポイントとして固まってきたのです。

 すなわち、ロジカル・シンキングは、データや情報の整理だけではなく、整理した内容を分析し、戦略を立案・意思決定し、それを実務的なアクションプランに落とし込み、進捗管理を行うという、ロジカル・シンキングの活用範囲を拡大することができたのです。

 はじめは試行錯誤の連続でした。とりわけ経営戦略とか、営業・マーケティングの分野向けのロジカル・シンキングは、昨今利用している体系の原型がほぼ出来上がってきたのです。

 ところが、技術者向けのロジカル・シンキング研修は今ひとつ自分でも納得がいかなかったのです。

 技術者は、自然科学には通じていますので、基本的な部分で古典的なロジカル・シンキングに通じる演繹・帰納法的な発想に固執しすぎるのです。それに対して、社会科学では、「1+1=2」というのような明快な答えを出せないことが一般的です。

 技術者の中には、自然科学的な発想に固執するがために、演繹法や帰納法では説明がつかない部分を容認できない人がいるのです。

 技術者向けのロジカル・シンキング教材の中で「命題の本質を認識し、本質的な切り口で設定する」というような表現を使いました。命題の本質を認識すると言うことはどういうことなのか、この教材の中には自然科学的な説明がなく、抽象的で、解りづらいというのです。

 「A=B」で「B=C」なら「C=A」であるというように、答えがキチンと出ないと納得がいかないのが自然科学的な発想です。

 それに対して、私は実務や研修では、答えを言わず、失敗させる、考えさせる、矛盾に取り組ませるということを基本にしています。すなわち、答えは知識や経験をベースに、ひらめきから得ることが重要であると考えているのです。

 ロジカル・シンキングとひらめきは、技術者には「非論理的」であって、その両者が結びつかないのです。

 日本人で最初にノーベル賞を受賞した、湯川秀樹博士は、寝ているときに中間子理論を思いついたと言われています。すなわち、基となる知識や経験があるから、ひらめいたのです。

 演繹法や帰納法では、事実が基本になる発想法ですから、それに固執しすぎますと、そこから脱線した発想が生まれがたいのです。事実や目の前の現象を、いろいろな角度から観ることによって、そこに新しい発見が生まれることに気がつきませんと、ひらめきという言葉を納得できないのです。

 「新規なこととか重要なことは、目に見えない」ということを私は、若手の経営コンサルタントや研修受講者、クライアント・顧問先の人達にしばしばお話します。それを感じ取れる能力が必要ともいいます。

 経営戦略上で「差異化(差別化)」ということは、昨今では非常に重要な戦略の一つです。従来の、演繹法や帰納法に固執しすぎますと、このようなひらめきから生まれる効果的な差異化(差別化)的発想は生まれないのです。イノベーションは、不可能に近いのです。

 われわれ経営コンサルタントというのは、クライアントのデータや関連する情報をロジカル・シンキング的に整理し、戦略を立案するときに、A社では「今なすべきはOO戦略です」ということもあればそれと真逆な「XX戦略こそがわが社が取るべきです」と、まるで白黒逆のことを言うことがあります。

 それをもって「定見を持たない」とは言いません。むしろ、経営戦略というのは、十人十色、100社あれば100通りの戦略があってしかるべきなのです。自然科学では、あり得ないことではないでしょうか。

 技術者のロジカル・シンキング研修では、先ず始めに「自然科学と社会科学の違い」を考えさせます。ロジカル・シンキングの研修で、いきなりこのような課題が投げかけられますと、非常なインパクトとして体験してもらえるようです。

 前述の教材作りでも、最初に一般的な教材のイントロとは異なることをトップに持ってきたら、案の定、担当者は気に入りませんでした。すなわち、教材とは、○○のようなイントロから始まるのだという先入観があり、それからはずれますので、私の試みは却下されてしまいました。

 自分の経験や知識に固執しすぎますと、色眼鏡をかけて目前のことを見るために、それが異なった形で見えていることに気がつかないのです。

 「ゼロベース思考」をしましょうといいますと、知識や経験があるのになぜゼロから発想を始めなければならないのか、第一ゼロから発想を始めるなんてことは人間にはできっこない。

 「ゼロ」という言葉に執着していますから、このような発想になってしまいます。そこで、この教材作りの途中から「ゼロベース思考」という言葉を止めて「リセット思考」という言葉に切り替えるようにしました。

 「技術者こそ、マーケティングが重要です」ということも強調するようにしています。「プロダクトアウト」ではなく「マーケットイン」ということを理解してもらうようにしています。それによりロジカル・シンキングでは、今まで技術者には馴染みのなかったフレームワークがあるということと、マーケティングが自分の業務に必要なのだということも発見してもらうようにしています。

 それとともに、なぜロジカル・シンキングを学ぶのか、その背景をキチンと理解してもらうことも重要と考えています。

 技術者に限ったことではないのですが、「自社の常識は他社の非常識」ということが言われます。すなわち、業界の動向とか時代背景というようなことは、解っていて当たり前、と講師が考えていると大きな間違いを犯します。時代背景とロジカル・シンキングとがどのような位置づけにあるのか、今ロジカル・シンキングを学ばなければいけないということを再認識することが重要なのです。解っていることでも、それを再認識することにより、それがモチベーションに繋がることがあるのです。しかし、リセット思考ができない人には、教材の中で、改めてそのような当たり前のことをいう必然性はないと考え、反論してくるのです。

 技術者の研修で、最も強調することは「自分は技術者だし、論理的な思考はできる」という思い込みをリセット思考すべきと言うことです。ところが、これが最も理解されないことでもあるのです。

 「あの人の言うことは、非論理的で解りづらい」

 しばしば聞く言葉です。しかし、それは相手の言いたいことを理解する力が自分にないからかもしれません。それを言っている人は、考える機会を提供しようとしているのかもしれません。

 人間、謙虚さを持ち合わせませんと、自分が成長する機会を損失していることにも気がつかないのです。


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■■【今日の写真】  カシャリ!一人旅 東御苑 石室

2013-05-11 15:31:47 | 知り得情報

■■【今日の写真】  カシャリ!一人旅 東御苑 石室

 旅・・・・・ 時間に追われる現実からの開放 

 スナップショットは、他の人の旅を疑似体験できます。 この写真を撮った人は、何を思って撮影したのだろうか? 

 自分も行ってみたい・・・ 他の人に、そう思っていただける写真が撮れたら再考ですね。


http://www.kunaicho.go.jp/event/higashigyoen/higashigyoen.html

 皇居東御苑は旧江戸城の本丸と二の丸を中心とした地域で、面積は約21万㎡あります。ゆったりとした空間に都心部の一大さくら植栽地を形成しています。

                   芝生広場を前景にソメイヨシノ、里桜(関山)の群落、江戸ヒガンの林が映り、武蔵野の雑木林には、山桜も咲いています。約280本の桜をお楽しみいただけます。

                   皇居東御苑は入園無料ですが、スポーツ&飲酒禁止です。そのため、混雑することがあまりなく、純粋にお花見を楽しむことのできる穴場スポットとなっています。

                   カワヅザクラなどの早咲きの桜は、3月上旬から見頃となります。(東御苑公式サイトより)


石  室

お城とは何となく異質な感じのする石室が竹林の先にありました。
                  江戸城埋蔵金の隠し場所の入口とか、抜け穴の入口と、諸説ありますが、はっきりしていません。
                  最も有力な説は、大奥用の調度などを納めたところという見方です。大奥の御納戸にも近いことから、非常時にここから必要なものを取り出せるようにしていたようです。


                          内部はそれほど広くなく、20平方メートルほどです。
                          伊豆半島産の安山岩である「伊豆石」で作られ、天井には石でできた長い石の板が張られています。
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■■【経営情報・セミナー案内】 オペレーションマネジメント事例

2013-05-11 14:07:43 | ◇経営特訓教室

■■【経営情報・セミナー案内】 オペレーションマネジメント事例



icon30 経営コンサルタント歴35年の経験から、

  ◇ 経営者・管理職の皆様
  ◇ 経営コンサルタントを目指す人
  ◇ プロの経営コンサルタント

の皆様に、時宜に即した情報を毎日お届けしています。


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 本日お届けした、その他の記事が掲載されています。


経営情報

◆中小企業海外展開施策集を改訂しました

 中小企業庁では、中小企業の方が海外展開に関する支援施策をご利用になる際の手引書となるよう、進捗状況に合わせて段階別に支援施策集を作成しており、この度、施策集の改訂を行いました。是非ご活用ください。

詳しくは、以下サイトをご覧下さい。
http://www.chusho.meti.go.jp/keiei/kokusai/2012/KTJirei.htm

◆平成24年度補正「中小企業・小規模事業者海外人材対策事業」の採択事業者
を決定しました

 全国中小企業団体中央会では、中小企業の海外展開を支援するため、中小企業と留学生などのグローバル人材とのマッチング、人材育成・定着までを一体的に実施する「地域中小企業の海外人材確保・定着支援事業」及び、留学生に中小企業の生産現場等に触れる機会を付与し、現場で働く上で必要な技能・技術・ノウハウ等を習得してもらうための職場実習(いわゆるインターンシップ)などを実施する「新卒者(留学生)就職応援プロジェクトコーディネート等事業」及び上記2事業の進捗把握や必要なアドバイスの実施等を行う「支援センター事業」の事業実施主体の公募を実施し、採択事業者を決定しました。

詳しくは、以下サイトをご覧下さい。
http://www.chusho.meti.go.jp/keiei/kokusai/2013/0422saitaku.htm

◆教室を開業し、パッチワーク(手芸)の楽しさを広めたい!!

みなさまのチャレンジを創業補助金で支援します!

[地域需要創造型起業・創業の事例]

例)
 趣味で始めたパッチワーク(手芸)であったが、その楽しさを多くの人に知ってもらいたい、自分にも刺激を与えたい、との想いでパッチワーク教室を開業。長女のバレエのレッスン着を手作りしてきた経験から、今後はバレエ用品の制作・販売もやってみたい。

※「地域需要創造型等起業・創業促進補助金」につきましては、4月22日に第1回公募第二次締切まで終了いたしましたが、募集要項にも記載し、あらかじめお知らせしているとおり、複数回公募を予定しております。

詳しくは、以下サイトをご覧ください。
http://www.smrj.go.jp/utility/offer/075939.html



セミナー案内

■大阪:関西支部スキルアップ研修会 ―――■

 会社法規定のポイントQ&A
 <コンサルタントとして知っておきたい会社法規定>
                     
                    【講師】経営士  山本 修 氏(日本経営士協会 常務理事)
                        http://www.jmca.or.jp/meibo/pd/0060.htm?s

                    ■概 要

                     2005年6月に「会社法」が成立し、2006年4月1日より施行となり、7年が過ぎましたが、一般企業への会社法規定の浸透は不十分な状況にあるのではないかと思われます。

                     最近、中小企業の経営者や管理職の皆様から、会社法の基本的な規定事項についてのご質問が多く寄せられるようになってきました。

                     コンサルトの皆様には御承知のこととは思いますが、会社法のポイントと企業からのご質問の多く有った事項に対しての会社法規定の解説を、Q&A形式でお届けさせて頂きます。

                     企業に対する指導・アドバイスのご参考にして頂ければ幸いと思い多数の皆様のご参加をお待ち致しております。

■日 時:平成25年5月12日(日) 14:30~17:00

■会 場:大阪府社会福祉会館(4F) 406号室
                      大阪市中央区谷町7丁目4-15(谷町7丁目交差点西入る)

■受講料:会員   1,000円
                      一般   2,000円

■締切り:平成25年5月10日(金) 必着

■問合せ:日本経営士協会 関西支部
>> http://www.jmca-kansai.net/toiawase/inquiry.html

                    ●詳細情報・受講申込み
>> http://www.jmca-kansai.net/seminar/sem130512.htm

 

 

■愛媛経営支援センター ―――■

 第6回勉強会「オペレーションマネジメント事例
 
 【講師】 経営士  木本 康聖 氏
 
■日 時:平成25年5月14日(火) 16:00~17:30

■場 所:番町公民館 会議室

■問合せ:木本経営コンサルタント事務所
>> http://keieishi.net/contact/index.html

●詳細情報・受講申込み
>> http://keieishi.net/news/detail.cgi?page=0

 

■東京:中小企業経営革新塾――■

 中小製造業における技能・技術伝承の妙薬は?
 ~ 企業の存続に係る技能・技術を伝える「ひとづくり」・「ものづくり」を
   していますか ~
 
【講師】 経営士  榎本 昭雄 氏
     http://www.jmca.or.jp/meibo/pd/2059.htm?s

■概 要

 若者の製造業離れや少子高齢化・団塊世代の大量退職などによる労働力の確保、海外生産による空洞化や商品ライフサイクルの短命化や技術革新の高度化など、ものづくりの現場には様々な問題が降りかかっています。

 これらの問題を解決し企業を永続的に存続させる為には、現場での「ひとづくり」・「ものづくり」を通じて、確固たる技能・技術を確立して、次の世代にその技能・技術を伝承してゆくことが大切です。

 本セミナーでは「ひとづくり」・「ものづくり」のエキスパートである講師が、事例を通じてそのエッセンスをご紹介します。

■日 時:平成25年5月15日(水) 18:30~20:45

■会 場:大田区産業プラザPIO 6階 E会議室
>> http://www.pio-ota.jp/plaza/map.html

■参加費:3,000円(当日徴収させていただきます)

■問合せ:俵経営コンサルタント事務所
>> TEL:090-7244-6058  E-Mail:info@consultor.jp

●詳細情報・受講申込み
>> http://www.consultor.jp/infomations.html

 

■横浜経営支援センター ―――■

 中小企業のブランド構築・強化による売上拡大の実現
 ~ わずかなお金で、社会的信用・担保を確保する方法 ~

【講師】 経営士  山本 雅暁 氏
     http://www.jmca.or.jp/meibo/pd/2033.htm?s

■概 要

 現在の日本は、人口減少が進み始めており、このまま対策が行なわれないと、国内市場・経済の縮小がさらに進むことになります。

 この市場縮小下で、企業、特に中小企業が売上・利益を確保していくためには、さまざまな経営努力が必要になります。

 本セミナーでは、企業が縮小していく市場で勝ち残っていくための考え方とやり方について、会社と取扱商品・サービスのブランド化や広告宣伝の視点から学んでもらいます。

 横浜経営支援センターでは、今年2013年度に「企業ブランディングセミナー」を1月から行なってきました。

 今回のセミナーは、「企業ブランディングセミナー」シリーズの最後のものになります。資金や経営体力、あるいは会社名や取扱商品・サービスの知名度;ブランド名が低い、中小企業がわずかなお金で、社会的信用・担保を確保する方法について、事例を提示しながら理解・体感していただきます。

 担当講師は、多くの中小企業の新事業立上や海外を含む販路開拓を支援してきた実践的実力派。自らの失敗経験や数々の事例を交えながら、ブランド構築・強化による売上拡大の成功のキモと実行のポイントを伝授します。

■対 象
本セミナーは、以下のような方に最適です。
・中小企業の経営者で新規事業立上を行ないたい方
・中小企業の経営者で販路開拓を行ないたい方
・中小企業の経営者で自社および取扱商品の知名度・ブランドを強化したい方
・営業担当の方でしっかりとした自社および取扱商品の宣伝広告の計画を立てたい方

■セミナーの成果
・中小企業にとってブランド構築が重要なことを理解する
・最小の投資でブランド構築するためのステップの内容と実行上のポイントを理解する
・ブランドを維持向上するためのポイントを理解する

◆ セミナー終了後、意見交換会を行います。

■日 時:平成25年5月19日(日) 13:00~16:00
            (意見交換会 16:10~16:40)

■会 場:横浜市技能文化会館 801視聴覚研修室
>> http://gibun.jp/gibun/index.html

■受講料:一般 3,000円(当日受付にて)
     会員 1,000円(当日受付にて)

■定 員:30人

■問合せ:日本経営士協会 横浜経営支援センター
>> http://www.jmca.or.jp/msc/yokohama/contact

●詳細情報・受講申込み
>> http://www.jmca.or.jp/msc/yokohama/news/semi/20130519.html





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■■【チャレンジ25】 省エネノウハウ-2 エアコン 

2013-05-11 10:39:14 | 知り得情報

■【チャレンジ25】 省エネノウハウ-2 エアコン <o:p></o:p>

 2005年2月16日に「京都議定書」が発行しましたが、グローバルに見回しても一向に地球温暖化への気運が高まっていません。それどころか、自国の事情を背景に、自国擁護の動き優先で、一向に温暖化防止への動きが見られません。

 日本政府が取り組んでいる「チャレンジ25」運動に全面的に賛同するわけではないですが、地球温暖化が進まないようにすることの必要性を痛感し、チャレンジ25運動に登録し、私なりのスタンスでチャレンジ25運動にご協力をして参りたいと考えて、ブログとして発信することにしました。

 チャレンジ25運動の規定に基づき、その内容をブログでお届けします。

<o:p>

 

「チャレンジ25キャンペーン」とは、
CO2
削減に向けた具体的な行動を提案し、
その実践を広く国民の皆様によびかける
政府が主導する国民運動です。

チャレンジ25公式サイト

カーテンで窓からの熱の出入りを防ごう!

カーテンで窓からの熱の出入りを防ごう!

レースのカーテンやすだれなどで日差しをカットしよう!

外出時は、昼間でもカーテンを閉めると効果的!厚手のカーテンを使おう!

床まで届く長いカーテンの方が効果的だよ!

フィルターのお掃除は2週間に1度!

フィルターのお掃除は2週間に1度!

2週間に1度は、フィルターのお掃除をしようね!

室外機のまわりに物を置いちゃだめだよ!

室外機のまわりに物を置いちゃだめだよ!

室外機の吹出口にものを置くと、冷暖房の効果が下がるよ。

室外機は風通しの良い場所に設置して、周囲はきちんと整理整頓しようね!

室内温度は適温にしようね!

室内温度は適温にしようね!

夏の冷房時の室温は28℃を目安に、
冬の暖房時の室温は20℃を目安にしよう!

風向きを上手に調整しよう!

風向きを上手に調整しよう!

風向き板は、暖房では下向き、冷房では水平だよ。

扇風機を併用すれば、夏は風がカラダにあたると涼しく感じ、逆に冬は暖まった空気を循環させることができるよ!

冷房・暖房は必要な時だけつけよう!

冷房・暖房は必要な時だけつけよう!


■■「チャレンジ25キャンペーン」とは、CO2削減に向けた具体的な行動を提案し、その実践を広く国民の皆様によびかける政府の国民運動です。
 
</o:p>
 

 


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■■ 長良川鵜飼い 【今日は何の日】 5月11日

2013-05-11 08:57:00 | 知り得情報

■■ 長良川鵜飼い 【今日は何の日】 5月11日

 
■ 長良川鵜飼い

 長良川鵜飼(ながらがわうかい)で知られる岐阜市で、5月11日に鵜飼いが解禁となり、10月15日までの約5ヶ月間、漁や観光に活躍する風物詩の一つです。

 篭火(かがりび)で鮎をおびき寄せ、鵜匠が鵜を操って鮎を捕るという古式漁法です。

 鵜飼いは岐阜市だけではなく、県関市でも行われています。嵐山や宇治川の鵜飼いも知られていますが、期間は長良川よりも短いです。

 日本では日本書紀にも記述があるほど伝統がありますが、実はヨーロッパでも16~7世紀に、スポーツとして行われていたそうです。

【Wikipedia】 鵜飼い
鵜飼いの歴史は古く、『日本書紀』神武天皇の条に「梁を作つて魚を取る者有り、天皇これを問ふ。対へて曰く、臣はこれ苞苴擔の子と、此れ即ち阿太の養鵜部の始祖なり」と、鵜養部のことが見え、『古事記』にも鵜養のことを歌った歌謡が載っている。天皇の歌に「しまつとりうかひかとも」とある。また中国の史書『隋書』開皇二十年(600年)の条には、日本を訪れた隋使が見た変わった漁法として『以小環挂項令入水捕魚日得百餘頭』(小さな輪を鳥にかけ日に100匹は魚を捕る』と記されている。
 
■ その他

◇ 多治見永明慈開山忌
◇ 奈良興福寺薪能


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■■【日刊経営マガジン】 円安でも設備投資には慎重 

2013-05-11 07:18:42 | 知り得情報

■■【日刊経営マガジン 円安でも設備投資には慎重 


icon30
 経営コンサルタント歴35年の経験から、

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  ◇ 経営コンサルタントを目指す人
  ◇ プロの経営コンサルタント

の皆様に、時宜に即した情報を毎日お届けしています。


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今週の出来事

【今週の注目】ポイントを掴むと見えるものが異なってくる<o:p></o:p>
 漠然とものを見るのではなく、今何がポイントなのかを押さえてみると、それまで見えなかったものが「視える」ようになります。
                 今週の動きを、NHKニュース、日経サイト他を参照して、独断と偏見で項目を選んでみました。また
、最新記事を時系列的に掲載している【独り言】コーナーも併せてご覧下さると一層ヒントを得られやすくなります。

5月6日(月)
こどもの日振り替え休日
インドネシア:1~3月期実質国内総生産(GDP)


7日(火)
アメリカ:3月消費者信用残高、3年物国債入札
オーストラリア:3月貿易収支、中銀理事会結果発表

                    8日(水)

民間:4月車名別新車・軽自動車販売
アメリカ:10年物国債入札
イギリス:中銀金融政策委員会
中国:4月貿易統計

9日(木)
内閣府:3月景気動向指数速報値
財務省:4月末外貨準備高
アメリカ:3月卸売売上高・卸売在庫、4月小売り各社の既存店売上高、30年物国債入札
イギリス:中銀金融政策委員会の結果発
中国:4月消費者物価指数・卸売物価指数
韓国:中銀の金融通貨委員会結果発表
マレーシア:中央銀行金融政策委員会

                    10日(金)

内閣府:4月景気ウオッチャー調査
                    財務省:3月と12年度の国際収支、4月対外・対内証券売買契約、4月上中旬貿易統計
                    日銀:4月貸出・預金動向
                    民間:4月企業倒産
                    7カ国(G7)財務相・中央銀行総裁会議(~11日)
アメリカ:4月財政収支、バーナンFRB議長講演
オーストラリア:中銀の四半期金融政策報告書
インド:3月鉱工業生産指数




独善解説

【経営コンサルタントの独り言】 
                 独断と偏見で、その日のニュースや話題などを、タイミング良く、できるだけ公平公正にお伝えしたいと思います。また、最後に私なりの私見も付けることがあります。読者の皆様からは「わかりやすい」をお褒めの言葉をいただいています。最新記事を時系列的に掲載しているまとめて【独り言】コーナーも併せてご覧下さると一層ヒントを得られやすくなります。



◆ 円安でも設備投資には慎重 2013/05/11

 トヨタが1兆3200億円の営業利益と大きく報じられましたが、まだ2兆円という過去の最大実積には大きく及びません。

                     3月期の決算発表がゾクゾクと出る中、100円を突破する円安で、今年度末の決算は大きく改善する企業が多く出るのかもしれません。

                     その恩恵を受けやすいのが、海外で広く事業を展開する自動車メーカーです。また消費税増税など駆け込み需要による購買、個人消費の増加などプラス面も期待されます。

                     ところがこのような企業でも、設備投資には慎重な声が相次いでいます。

                     実体経済の回復反映が不透明な中、にわかに円安になったからと言って、海外シフトをしていますので、国内にそれを切り替えることはすぐにはできません。

                     また、海外シフトをしたとはいえ、設備投資に見合った収支にまで至っていない企業もあります。設備投資は、需要があって採算性が取れる見透しが確かになってはじめて踏み切れるのですが、そういう形にはまだなっていないために、国内での設備投資には慎重な声が相次いでいるのです。


◆ 景気判断が高水準に 2013/05/09

 ニューヨーク株式市場が、終値として初めて1万5000ドル台を記録したと臨時ニュースが日本のテレビで放映されるほどの過熱ぶりでした。

                 アメリカの4月の雇用統計で就業者数の伸びが市場の予想を上回りました。本格的な景気回復への期待が高まっているだけで、実態に対しての反映ではありませんものの、金融などを中心に幅広い銘柄に買い注文が広がりました。

                 欧米や日本で金融緩和が行われるなかで、景気の回復傾向が見られるアメリカと日本の株式市場に金が集まりやすい状況が予測されます。このような株高が当面続くのではないかという予想が走り回っています。

                 日本における4月の企業の景気判断は、5年8か月ぶりの高い水準となったことが帝国データバンクの調べで分かりました。

                 景気の現状について全国2万2700社余りを対象に調査した結果、指数で42.4となり、平成19年8月以来の高い水準となりました。

                 政府の緊急経済対策に加えて、日銀による大規模な金融緩和に伴って円安・株高傾向が続いていることが大きく影響したためとみられます。

                 円安によって輸出競争力がつき製造業も好調で、このように実体が伴ってきていることから日本経済は緩やかな回復傾向が続くとみられます。しかし、地に足がついた実態かどうかを見極める必要もあります。

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■■【経営コンサルタントの独り言】 円安でも設備投資には慎重

2013-05-11 07:13:00 | 【話材】 経営コンサルタントの独り言
 
       
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      ブログを更新しました。 『■■【経営コンサルタント竹根の起業日記】 5月9日 カナダからの来客接待』 http://t.co/ZYisttXCv9    
     
 
       
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■■【経営コンサルタント竹根の起業日記】 五月十日 課題レポートを何とかしたい

2013-05-11 07:10:52 | 【専門業】 経営コンサルタント成功法

■■【経営コンサルタント竹根の起業日記】 五月十日 課題レポートを何とかしたい



 【小説・経営コンサルタント竹根の起業日記】は、10年のサラリーマン生活をしてきた竹根好助35歳の経営コンサルタントとしての独立起業日記です。
 これから経営コンサルタントとして独立起業しようと考えている人の参考となることを願い、経営コンサルタントとしての実践を経験的に語るつもりです。

【 注 】
 ここに記載されていることは実在の企業とは何ら関係ありません。


【あらすじ】 【登場人物】 【作者紹介】 ←クリック

 五月九日 カナダからの来客接待

 カナダからの来客があり、十時過ぎからその応対に追われた。夜まで関連企業に同行し、その後は接待である。日本は初めてということから、好き嫌いを確認してから、食事先を決めた。

 秋元が技術面で興味を持ち、その席に同席してくれたので、話題に困ることはなかった。

 酒が飲めない私には、酒の席での時間経過の遅いのにはいつもながらのことではあるが、苦労する。

 夜が遅くなり、電車の接続が良くないことから、帰宅に二時間もかかってしまった。

 帰宅すると日本経営士協会から郵便物が届き、入会審査に入る、面接日は五月十五日、水曜日、十八時十五分から、SKYPEで行うと連絡があった。スカイプ名を協会に連絡せよと言うことなのでメールで連絡をした。スケジュール表にも記入をした。

 レポートも一週間という期限だったが、五月十三日の月曜正午までと多少のゆとりができることが書かれていたので、気分的に楽になった。何しろ明後日、十一日はカナダからのお客様を箱根にドライブで連れて行くことになっているので、物理的な時間不足が懸念されていただけに助かる。

 

 五月十日 課題レポートを何とかしたい

 昨夜床についたのが、午前二時を回っていたので希少がつらいかと思ったが、逆にいつもの時間より早く目が覚めた。目が覚めるのを契機に、多少早いが床を離れることにした。その時間を利用して、昨夜取り組んだレポートの追加を多少ではあるが、進められた。この分なら、今夜三分の二くらいまで消化できそうである。

 トヨタが営業利益で1兆2000億を超えたとか、円安が101円台まで進んだ、等々、アベノミクス効果を大きな活字が飾っています。一方で、設備投資には消極的だという大手メーカーも多いようです。

 今日は、終日デスクワークと会議だったので、連休中に溜まった仕事の残りをほとんど終わりにできた。

 夜、自宅の自分コーナーに座った。今朝の通勤途上で決めた本日のホームタスク取り組み予定では、課題レポートに取り組むことになっている。通勤電車の中で、レポートのストーリー作りをしていたので、とりあえず書き始めることにした。

 冒頭のところがなかなか始められなかったが、書き始めると結構進み始めた。二万字のレポートであるが、A4サイズ換算で四枚、約五千文字も書けたのには我ながら感心した。文章を書くのは、他の人と比べると結構筆が速いと言える。

 キーボードは、平素英文ではあるが、慣れているので、その点でも一般の人よりはキータッチの速度は速いと自負している。


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