京都大原紫葉工房便り

京都洛北・大原の里のしば漬屋から、毎日!情報発信。

花尻の森。

2008-03-29 08:24:16 | 大原の風景
今日の午後、クリーニングした服を取りに行く際に。
花尻の森に寄りました。



我が家のある大原上野町側から言うと、花尻の森は、大原集落の一番南端にあります。
(つまりは、京都市内から行くと、最初になります。)
土井しばさんの大きな建物のある交差点から、花尻橋を渡ってすぐ、右手です。

私達大原の人間にしてみれば、「花尻の森」というよりも、祭りで集まる「江文神社の御旅所」といったほうが馴染みがあります。



ここが、近頃?「花尻の森」として、観光スポットになりつつあります。
(てほどじゃないけど・・・)

ここら一帯、藪椿の群生地になってまして。
春は、「落ち椿」の名所になります。



まだまだ・・・
落ち椿としては、二部落ち、くらいでしょうか。

ここらじゅう、落ちた椿で真っ赤に染まります。
苔むした・・・新緑とのコントラストは素晴らしく、目を見張るものがあります。



「花尻の森」
大原のおつう伝説で・・・
おつうが化けた大蛇が退治されてから、切られた体の一部が埋められたとかいう場所です。



国道のすぐ横だけど、藪椿がうっそうと繁っていて、昼間も薄暗いです。
神秘的な場所。



「落ち椿」の見ごろは、まだまだこれから。
たぶん、桜の開花と同時期でしょうか。
あと10日くらいで、満落ち(笑)になるかと思います。

通り抜けの皆さんも、ちょっとお寄りになってみてはいかがでしょうか?

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2 コメント

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観光本。 (smart様)
2008-03-30 14:47:17
観光に携わった仕事をしていますと。
内部事情もいろいろと分かるようになり・・・
おかげで、観光地に行っても、(相手さんの手中が分かるので)あまりくつろげなくなってきました。

自分のために、観光本に載っていない名所探しをするようになったかも。
西陣・伏見なんてのも、そうですよね。
紹介されているのは、ほんの一部で、本当に面白いところが紹介されていない。
だからこそ、隠れ家気分が味わえて、くつろげるのかもしれません。

まあ、出版社も、そういう情報は入手しているはずですが。
載せられないのは、やはり、観光業界の圧力があるからなのかな~と思います。
(私達も、それで食ってますしね。)

でも、それにかまけてないで。
お客様の視点に沿った、観光開発をしないと・・・
大手観光地も、伏見・西陣など新参観光地に飲み込まれてしまう可能性も否めません。
(ちゅーか、京都観光自体が危ない!)
それほど、時代の流れが変わってきてると思います。

花尻の森。
いつ通っても、車が止まってるなあ。
写真家さんたちがいるのだろうと思います。

満落ちの時は、また写真を撮ってきますね。
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観光スポット☆ (smart)
2008-03-29 16:02:56
京都の観光雑誌(る●ぶとか、○っぷる等沢山有りました)を観たのですが、まだまだ雑誌には大原は大きく紹介されてはいません

開拓の余地が大原には残っているな~ っと言うのが正直な実感です♪

でもイキナリ観光客がドッと押しかけて来られるのも 地元の人には迷惑になる様でもあり、そのへんが難しいとこでしょうか
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