とてもありがたい話ですが…
予想以上に、しば漬がよく売れており、在庫が乏しくなってきました。
本来、味付けのしば漬は、生しば漬では出せないような、ひねもの(1年以上たったもの)を使って製造しているのですが、
味しば用のしば漬も足りなくなってきました。
そういうわけで、少々フライング気味ですが、しば漬の漬け込みが始まりました。
こんなかわいらしい、苗床の紫蘇を使います。
鶏で言ったら、若鶏、ひよこです
味はどうなのでしょうか。
優しく穏やかなイメージですが、意外にも生えたてでバイタリティーあふれた味なのかもしれません。
泳いでいるなすを捕まえて・・・
スライサーにかけます。
今日のニュースで、野菜高騰、と言っていますが、
こちらのお茄子の仕入れ値は安いほう(この時期にしては?かな)だったそうです。
こういうタイミングの仕事が、後々功を奏してくるかもしれません。
さきほどの赤紫蘇のひよこ
お茄子にかけて・・・
お塩を振って・・・
混ぜます
混ぜます
こちらは、本当ならば、撹拌の機械の仕事ですが、
まだ機械の設置が出来ておらず、人力ですることになりました。
毎年、しば漬の機械は、夏期限定で設置しているのです。
そうしてできた、しば漬
茄子の和え物、みたいですね。
そうです。
しば漬って、もともと家庭料理であるだけに、(しかも昔からある)
やることはすごく簡単なのです。
分量と重石加減だけ気を付ければ、簡単にできます。
何が大変かというと、1年分のしば漬を貯蔵しておく場所の確保が大変です。
街中では、匂いがするから絶対に苦情がきますね。
なるべく臭くならないように、掃除することも大事です。
さあ、2015年しば漬がスタートしました。
今年も美味しいしば漬を皆様にお届けできるよう、頑張っていきたいと思います。
新しいしば漬で作った、味付けしば漬も楽しみです。
辻しばグレードアップしたいと思います