京都大原紫葉工房便り

京都洛北・大原の里のしば漬屋から、毎日!情報発信。

しいたけ収穫。

2012-04-10 15:47:03 | 妻!日記

それほどニュースにするほどのことじゃないけど、

やっぱりうれしい

長女を誘って、椎茸狩りをしました。

嬉しいけど、じめじめしていて

虫もいるし、ちょっと気持ち悪い

思わぬ収穫

今夜のおかずになります

 

今・・・

司馬遼太郎「世に棲む日々」を読んでいます。

主に、松下村塾が輩出した幕末の志士について書かれているそうですが、

1巻は、吉田松陰が主人公となっています。

久々に、(読書のできる)夜が来るのが待ち遠しくなるような、面白い小説です。

この人は、長州藩をしょって立つ兵学師範となるべく「純粋培養された」ような人だそうで、

とても変わっている・・・

公人としての志を貫き、まったく私を許さない姿は、時に滑稽でもあり、時に魅力的、うらやむべき人であります。

松陰は志半ば(いや、本人は志貫き通した結果でしょうか)30歳ほどで早世します。

小説も2巻までしか出ないそうですが・・・

松陰が処刑された時点で、小説を何度も読み返し噛みしめたいと思うくらい、

とても面白い小説です。

 

志を立ててもって万事をの源となす

(何事も志がなければならない。志を立てることがすべての源となる。)

 

至誠にして動かざる者は未だこれ有らざるなり

(至誠をもって対すれば動かすことのできないものはない)

 

凡そ生まれて人たらば、宜しく人の禽獣に異なる所以を知るべし

(人として生まれてきた以上、動物と違わなければならない。人間は道徳を知り、行わなければ人間とは言えない)

 

幕末の志士のゆかりの深い京都

松陰はあまり縁がなかったみたいですが、彼の影響を受けた人々が走り回った場所です。

弟子というべき桂小五郎の像が、京都ホテルの横にありました

(遅ればせながら、脳内幕末ブーム吹き荒れています。)

これから、ゆかりのある場所を尋ねてみたいと思います