京都大原紫葉工房便り

京都洛北・大原の里のしば漬屋から、毎日!情報発信。

おつう伝説。

2009-07-17 22:16:51 | 大原の風景
大原には
「おつう伝説」という昔話?があります。
(詳しくは、大原SNSの大原観光博士のブログで!)

小学生の息子が
郷土学習で勉強していたようです。
夏休み前で、作った絵巻物を持って帰ってきました。

なかなか良く出来ているので(親ばか
御覧下さい


(むかしむかし、大原におつうという娘が住んでいました。
 あるとき、通りがかりの若狭のお殿様に見初められました。)


(嫁ぎ先で病にかかり、床に伏せたおつう。
 そのうち、殿様にも忘れられ、大原に帰されることになりました。)


(悲しみにくれたおつう。
 大原川に身を投げました。)


(ふたたび、上洛のため、大原を通りがかった若狭の殿様。
 大蛇に化けたおつうが、お殿様に襲いかかりました。)


(大蛇は、お殿様の家来によって、退治されました。)


(おつうの祟りか悲しみか・・・
 嵐が襲いかかりました。
 何日たってもおさまりません。)


(これは、亡くなったおつうの祟りだと
 村の人々が、大蛇を祀って鎮めることにしました。)


(大原の里の朝の風物詩、小野霞
 おつうの大蛇の姿と言われています。)


ざっと、ストーリーを書いてみました。
違ってるかな


(これが現物の小野霞です。
 寒暖の差による表れで、大原の紫蘇に良い影響を与えるらしいです。
 7月18日現在・セミがうるさくて、目が覚めました




ところで
未確認情報・でたらめ?を
ブログにたらたらと書くのはどうかと思うのですが

違っているかもしれませんが
おじいちゃんが
「おつうの大蛇の一部を埋めた井戸は
 うちにあったんやで~」
と言っているのを、何回か聞いたことが
あるような、ないような
気がします。

本当なら
そんなすごい場所
史跡?
観光名所?
金の卵?
然るべき形で、うやうやしく祀るべきだと思うのですが

じいちゃん曰く
「邪魔だから、つぶした」
んだそうです

今は、辻しば事務所の床の下・・・



祟りか否か
大雨が降ると
事務所の裏の地下水があふれてきて
じめじめ・・・
ちょっとあふれ気味なことも

まあ
後の祭りですから
じたばたしても仕方が無いんですが

おじいちゃん(社長)の
そういうとこ
結構好きです