ゼミ通信を配信中・・・・ vol.３７

～「来年の今頃」胸を張って努力したと言う為に　～

今、就活の選考中で面接が進む、又は落ちてしまう紆余曲折の中で苦しい思いを
している就活生は苦しい思いをしている。でも逆にそんな苦労しているのならば
今の自分は「最高に成長し進化の過程にいる」ということを認識し人生の大きな
節目としての成長体験を味わっていると考えて欲しいですね。

野球のWBC、サッカーのW杯、日本の代表選手達が活躍をして盛り上がっていました
無責任にテレビの前で頑張れとか、何やってるんだ！　なんて素人が勝手な事を
言ってましたが、代表選手達は必死で積み上げた努力で代表という場を手にして、
さらに日本代表という国を代表して戦う緊張の場面を迎え意を決して臨んでいる。

それは今まで、小さな試合の緊張の場を数限りなくこなし、乗り越えてきた経験の
積み重ねがあってこそだと思います、小学校の試合で決めたシュートやヒットが、
その後の人生を左右する事が目に見え無いけど往々にしてあったと思います。

就活も多分同じで、目の前の説明会、OB・OGとの出会い、一枚のエントリーシート
の合否、自己PRの出来・不出来、面接での意気込みのほんの少しの差が評価になり
差が出来るでしょう、その合否の結果が後の人生の「ターニングポイント」になる
かも知れません。何がチャンスなのかは何年後かに結論が出る事なんでしょうが、

間違いなく言えるのは努力という準備をしないと、目の前に急にチャンスが来ても
受け止める事が出来ない事だけは確かです。急に全日本選手になれと言われても、
技術も体力も無ければ通用しません、だから見出されてチャンスを活かす為にも
日々の努力をしてなければ仕事は出来ないのです。

同じ様に、内定を出されてもそこで活躍できなければ意味がありません、その為に
就活では仕事をする為の資質や熱意があるかどうか、資質を見極めているのです。

常にトレーニングを怠らないプロとして、先の大きな試合で活躍するための努力を
今、忙しい就活の中でも出来るかどうか？手を抜かずに取り組める人かどうか？

採用し、一緒に仕事をしたいと相手が思ってくれるのは、その努力を継続し続け、
内定と言われてさらに頑張れる人だと思います。

そんな人は来年の丁度今の時期、入社間近になった今頃、今まで努力し頑張ったな
と言いながら、入社後もっと頑張ろうと決意を新たにしてるだろうと思うんです。

是非、来年の今頃そう思えるように、今この瞬間を踏ん張って欲しいです。

初々しいスーツに身を包んだ人達へ

昨日ぐらいから、いかにも新入社員と見受けられる人達が先輩社員に連れられて
カルガモ親子のように駅構内を進む姿や、入社試験、面接に臨むのであろう就活生
浮かない顔色で同じ駅構内を歩いているそんな２つの姿が交錯するのを見ると少し
複雑な思いもします、どっちも頑張って欲しいなと思いながら見れるのですが。

こいつは何だと思うような輩も最近は多く見受けられガッカリもしてます。

満員の電車の中で足組んで思いっきり邪魔になっているのにも関わらず、企業研究
かどうかは知りませんがファイルの中の資料を見たり、自己PRか何かを書いている
社会の一員になる為のPRをしに行く場面で平気で反社会的な行動を無意識でとる
何だか怖いなと思います、試験ってに合格すればよいのではなく、これから進む
進路の方向性に向って最低限の知識を取得しているかどうかを確認する場ですから
姿勢って大事ですよね、でも大学受験までの認識ではそれでよかったからと言って
そのままでは辛いです、だからそんな姿を見ると切ないです。

採用する側も同じ様な視点で見ていると思いますので、普段からの姿勢を少し
正すと、背筋を伸すと姿勢もよくなりますしその方が元気よく目に映りますし
身体にも良いです、何よりも初々しいスーツにはピンと伸びた背筋が似合います。