「日々、キャリア」降矢一朋の気付きメモ日記!

日常の自分が感じた「?」や「!」な事を書き留めたサイトです。

言葉ではなく、気持ちに応えたい

2007年09月30日 | Weblog
色々な所で数多くのセミナーや講演会を行うので必然的に多くの人に会います。
その度に思ってたのは、指導で言いっぱなしになるのではなく出来るだけフォロー
する場を設けようと思い、4年前から「就活ゼミ」という勉強会を始めました。

これは社内でも初めての試みで、私がやり始めたスタイルでもあります。

内定を貰った学生さんから内定のお礼の声が届きますが、ほとんど学生さん自身の
実力だと思ってます、逆にお礼を言うような気持ちを持っているからこそ私は内定が出たと思っています。

この気持ちがチャンと企業の担当者に言葉ではなく雰囲気で伝わっているからこそ
内定が貰えたんだと思います。

だからセミナーで学生さんの前で話をするときに心がけているのは「気持ち」!
そして「学生の為に本当に大事な事を伝えよう」そしてそれは「内定」という
途中経過を目標にするのではなく、人として人生で役立つ事、必要な事です。

自己PRの表面的な言葉、エントリーシートの文章、面接の応対だけの指導はほとんどしません、
質問ではどう書いたら良いですかと、良く聞かれますが「答え」は基本的にありません、どう「応えるか」
ここを採用担当者は見ています。

よくメールも頂きますが、宛名も書いていない!
返事下さい! 添削して下さい!とお願いしてくるんですが返信先も名前も
書いて無い、携帯で友達にメール送信するのと同じ。

この部分でがっかりします。こんなのは儀礼だし今は当たり前という人がいます。
しかし、仕事が出来る人で、態度の悪い人はほとんどいませんよ。
相手に、気持ちよく仕事をして貰うためにする工夫がマナーですし、
自身の意思表示でもあります、社会人になるための話をした後ですからね・・

ESの添削で良くありますが、「私は人の立場に立って物事を考えます」って趣旨の
文面の添削を依頼してきた学生さんが、急いでいるので明日までによろしくって、
しかも宛名も、返信先も書いてない・・・

私は、嫌われても良いからいつもこのようなメールに、いくら美辞麗句を書いても
私は、この冒頭部分と、末尾の文章を見てあなたの自己PRが信頼できないから、
添削なんて無理だよって、「わたしの立場だったらこのメールに返事する?」
みたいな事を書いて送るようにしています。 老婆心ですよ。

嫌われるかも知れないけど、学生の為になることを選んでいるつもりです。

そんな気持ちに応えてくれたら嬉しい! 本当に嬉しいんですよ。

言えば、今の学生さんはほとんど分かってくれています、もっと大人がしっかり
言わないからダメだと思ってます、だからこれからも苦言を呈します!

素材の良さって、伝わるものです。

2007年09月29日 | Weblog
結構、家にいるときに料理とかするのが好きです。

週末、気分転換も兼ねて、よく私が食事を作ったりしております。
大学時代にラーメン屋で3年ほどアルバイトしてましたから、経験豊富ですし
結構器用です、餃子とかも結構綺麗に包みます!

幼稚園の息子に何か作ろうと思って、台所に行ったら頂き物のジャガイモが
箱に入ってましたので、これを食べようと思って何をしようかと考えて、薄く
切ってチーズのせてグラタン風にするか? フライドポテトの方が喜ぶか?

こんな事を考えるのが楽しいですね、今、仕事も同じ感覚で関わってますね

でもその時に思い出したのが、大学時代に北海道にバイクで極貧旅行をしたときの
シンプルに洗って、「蒸かすだけ」の方が美味しかったという記憶で、何年前・・・?

なんで、そんな事を急に思い出したのか全く分かりませんが・・・?

それで、子供と一緒に蒸したジャガイモに塩とバターで食べたらこれが良かった!
素朴な味が、特に素材も良いので子供にも伝わったみたいで、美味しそうに食べてました。

仕事もそうですが、「足し算で考えがまとまる時」

出来るだけシンプルに「無駄を削ってそぎ落としてゆく引き算の時」

大勢の人数で「意見を出し合ってもみ合う様なかけ算の時」

分散して「個々で色々と考える割り算」

色々な考え方を自分の中で検証し、交錯しながらアプローチを考える。

言葉で書くと数学的ですが、私、自身は絵を描く時のイメージです。

どんな風にこのイメージを伝えようかと考えている時の感覚に似ているから
料理というクリエイティブな作業が好きなのかも知れません。

でも、仕事と同じアプローチですからその個性である「材料や人材」の良さ
「素材」を活かすというのが大事なんだと改めて思いました。

美味しいと子供が食べている、ジャガイモの個性が発揮出来るようなシンプルな
関わりが、素材の良さを活かす、育て方と同じで手を加えたいのを我慢する

そんな勇気も大事ですよね、そんなファシリテートする事が今の課題だと思います。

多分、煮詰まってきたから違ったアプローチをしろよと、導いてくれているのかも
知れません、こんな感覚を大事にする事が素材を活かす事につながると思ってます!

仕事の評価って、作品を発表するみたいな感じ

2007年09月28日 | Weblog
昨日、読売新聞社のイベントに参加してくれた学生さんから感想のメールを頂きまして、

その中に、現在読売新聞の月曜日の夕刊に掲載している就活Q&Aのコラムを読んで
くれている人が居て、改めて嬉しくなりました。

意外と夕刊で記事を書いていても、この前までは読んだよと言ってくれるのは親族、
身内ぐらいなものですので、ほとんど親孝行みたいな感じで書いておりましたが、

最近学生さんからも「見てますよ」ご意見を聞くようになって、メディアというのを実感し
少し責任も感じ、頑張らないといけないなと思ってます。

このような仕事って、何か体験したな~っと考えていたら、学生時代に絵を描いて
いたときの作品を発表する時の感覚と同じで、手から離れてしまうともうその後は
少しだけの達成感を感じた後は、あそこはこうした方が良かったかな? 
色はこっちの方が・・・と後悔ばかりしてしまうもので、その分成長してるのかも
知れませんが、本人はそんな意識はまるでなく一生懸命やってました。

でも、今思えばあのときは若かった! 作品を作るときに細かい部分や技術的な事
そんな事ばかりに気を遣っていたと思います。

見る人に何を訴えたいのか? 何故そのバックにこの色を使うのかを何となく
感覚で決めていたような気がします。

でも、今ならばもっと「目的を持って狙いをつけた試行錯誤」が出来ると思います

プロの仕事って多分そこが大事なんでしょうね、発表するからにはしっかりと
想いを伝える、理由が明確である事が。

今年、現役と監督を引退されたヤクルトの古田監督が、野村監督の下で選手として
鍛えられていたときのエピソードに「今のリードを何故出したか理由が無ければならない」
でないとプロの仕事ではない!「一球の意味」を考えろ!みたいな事を聞いた事があります。

プロは結果が全てだと言われますが、それはプロセスをないがしろにするのではなく、
結果が悪くても目的とプロセスをしっかりと考えた事なら修正が聞きますが、
何となく行った結果では、修正も何も出来ないそんなフィードバックが出来ない
結果を出しても意味が無いという事だと思っています。

恥ずかしながら、昨日改めて認識した次第でして自分を戒める為に書いてます。
まだまだ、修行が足りません・・・


一年振りの再会と、素敵な出会い。

2007年09月27日 | Weblog
本日、読売新聞で行っている「ヨミティ」http://www.yomity.net/ の
新しい年度が始まりまして、第一回の「2007ザ就活ライブゼミナール」が口火を切りまして、
初回は大手有名企業の人事担当者の方とのパネルディスカッションと私の講演が
セットになった、本当に気の抜くところが無いイベントです。

この模様は多分、明日の朝刊と、後日の特集記事で紹介もされます、
上記のURLでも詳細が紹介されると思いますので、又ご覧下さい。

NTT西日本、関西電力、京セラ、東洋紡、阪急百貨店、松下電器産業、
読売新聞大阪本社計7社の人事採用担当者の内昨年も参加していただいた方と
1年ぶりにお会い出来たのも嬉しかったですし、打ち合わせも和やかに進み
とても楽しかったです。

何よりも、参加してくれた学生さんの熱意というか真剣さはとても凄かったです。

いつも、新聞のコラムを読んでくれていると言ってくれた方。

面白かったですと、握手を求めてくれた方。

今度、学校に来てくださいと言ってくれた方。

感想をお送りしますと言ってくれた方。

すべての方に、お礼を申し上げます。 そんな言葉が頂けるから頑張れるんです!

終わってから家までの間は本当に疲れて放心状態ですが、電車の中でアンケートを
拝見させていただいて、又頑張ろうと意欲がわいてきました。

参加された企業の方、学生の皆さん、そして裏で支えて頂いたスタッフの方に
御礼申し上げます。

本当に、気持ちの良いイベントだったと思います、次回はさらにパワーアップして
お届けできるようにがんばりますので、今後ともよろしく!



久々に休日らしい午後を過ごす。

2007年09月25日 | Weblog
タイトルに「日々気付き」とありますが、5人家族だと言う事にひさしぶりに気付きました。
長男が高校生、野球部所属でめった休みもありませんし、あっても彼も忙しく。
大事な彼女もいるみたいなので家族に意識が向く事もなく、金もないのでやりくり
しながら少ない時間を謳歌してます。家での呼び名「あのバカ」とおつき合い頂ける、
奇特な方ですので、本当に良い方だと思います、ボランティアの極みだと嫁さんと
感謝しています(マジな話、たまには接待しようかと・・・・)

そんな奴が、今日は午前中で予定が何故か終わり、メシを食う金も無いので
家でたかろうと早々に帰ってきたので外食にでも行く事に。

こんな時に社会の縮図が見えてきますね、家族は社会の最小単位です。

何食う? 「何でも良い~」と言いながら
じゃ、ここでも行く? それはイヤ! (てめぇ~!)

何食う? 「ラーメン!」それは昨日も食っただろう!

そしたら行くぞ! 待って準備する! (しとけよ~!)

就活を指導するのも、家族で飯食いに行くのもあまり変わりません!

人の考えや、チームで行動する時には考えや、行動の仕方は
本当に人それぞれなんですね、大事なのはそのシチュエーションがみんなで
楽しめるかどうかだけだと思います。

だから、就職指導をする時にスキルは向上出来るからあまり心配しない。
能力や資質も、意欲さえあれば磨きがかかるから大丈夫。

でも、それらは環境に大きく左右されるし、廻りの人にも影響される
同じ目的を持つ仲間に囲まれて活動するのと、孤立無援でやるのとでは
成長の仕方が全く違いますよと、社会に初めて出る時は、出来れば前者の
認められて、育てて貰える環境で社会に対して良いイメージを持って歩き出して
欲しいという事を言ってます。

その、最初はまずは家族の単位での経験は大事だと思います。

私自身あまり、どうこう言えた親ではないと思ってますが
楽しんで仕事をしている姿だけは見せておこうと思ってます。

世の中を悲観的に見ないで育ってくれさえすればいいかなと。

それだけで、今は十分幸せだと思いますね、あまり欲を出してもきりがないですし
この、夏の間に真っ黒に日焼けして部活をして健康であることが大事ですよね。
ま、もう少し頭の中の健康も鍛えてくれれば・・・あまり欲を出さないように・・・。
 



静かないつも通りの夕食でお祝い!

2007年09月24日 | Weblog
今日の晩ご飯はいつもと変わらない、いつもと同じ食卓ですが
ご飯がお赤飯でした、多分、一生で一度の忘れられないお祝いの日です。

特に男親だと、おめでとうなんて言えないですし関われない分野ですが
誕生日みたいなものです、娘が大きくなってどっかに行く時までのカウントダウン
一里塚みたいな感じで、嫁さんと顔を見合わせて微笑んで、娘の頭を軽く撫でて
照れくさそうにされて、他には何もそれについての会話もないお祝いです。

でも、何かあった時にこの日の事を思い出すと泣けてくるのかも知れません。

コミュニケーションって会話じゃないなと思いました。

先程まで、娘と一緒に同じテレビを見てワイワイ言って、知らぬ間にウトウト
している姿を見ながら、煙たがらずに一緒にいてくれる事に感謝しながら
たたき起こして、部屋まで追い立てて寝ぼけながら歩いている真っ黒に日焼けした
娘を見ながら、普通に育っている事に本当に感謝しています。

ニュースでは斧を買ってきてオヤジを手にかける事を思えば、普通に我が家らしく
穏やかな時間が流れている事に、いつも通りの食事で嬉しくなれる事がありがたいです。

今日は、さださんの「親父の一番長い日」などを聞きながらしんみりとしたい気分!

そう、こんな些細な事でも「今」のこの一瞬は帰らない大事な時間なんですね
ありがたいな、嬉しいな、と思って感謝する方がいいよ!

こんな時間早く過ぎてしまえ! なんて思うより大事に取っておきたいと思う方が
どれだけ素敵な事か・・・

いつもと同じ、食卓でご飯が少し違うだけで、一生忘れられない日になる。
親にならないと、親の視点でないとこの気持ちは分からないな。
立場が変わる事は、本当に大きな経験であり学びです、教えられる事だらけです。

「ありがとう」を意識して、頻繁に使うようにしています。

2007年09月23日 | Weblog
日本語というのは、言語としてはとても綺麗な言葉が多く、表現も多く心情的で
私としてはとても好きな言語です。

あまり外国に行く機会も経験もないので、偉そうに比較を語る訳ではないですが、

表現がおとなしいのが、コミュニケーション的には不利かも知れません、
パフォーマンスが得意な欧米諸国の表現力には、太刀打ち出来ない部分があります。
アルファベットみたいに26文字しかない文字の組み合わせでは、パフォーマンス
でカバーしないとコミュニケーションは難しいと思います。

だから、しっかりと気持ちを伝える言葉を使う頻度が多いと思いますし、
その中でも「ありがとう」をよく使っていると思います。

それを見習ってではないですが、、自分に対してしてくれた事や、気を遣ってくれた事に対して、
しっかりと受け止めると言う事、気付いたよと言う反応が出来るようにと思い、
「ありがとう」という言葉を出来るだけ使うように、最近心がけています。

目上や目下は関係なく、自分の子供に対してもお手伝いをしてくれたらちゃんと
「ありがとう」は言うように心がけています。

そんな事を出来るだけ継続していると、最近自分で気付いたのは。

結構、身の回りで自分の為に直接的に、又は間接的に、大勢の中の一人として
してくれている事が多数あるものだと実感しています。

喫茶店で水を持ってきてくれる、タクシーに乗せて貰う、郵便物を受け取る。
全てそうです、だから「ありがとう」と一言、相手に言うだけでとても応対が
良くなります、サービスに反応する事とは、本当は自分を優しくする効果があり、
優しさにたいするアンテナの感度を大幅に向上し良くするトレーニングでもあります。

明日から、「ありがとう」を身近な人にも使えるように自分が変わると、
必ず廻りの対応も変わります、その積み重ねが廻りの環境も変わります、

そうすると、きっと自分の将来も変われるはずです。

小さな事を、少しの筒、こつこつと変えたいですね。
それが、一番大事な「キャリア形成」だと思っています。



一匹の虫から、学ぶ事もある。

2007年09月22日 | Weblog
出張で松山に行って来ました。
松山市内を移動するのに結構便利な路面電車は、結構レトロで情緒があり
とても素敵な空間です、波打つような線路に沿って大揺れしますが、この揺れは
木目が懐かしい車内の空間にとてもマッチしていて良い感じです。

その、空間に大きめの虫(アブかな?)が窓の所に留まっています。
最初は、虫がいる! ぐらいの感覚ですが、揺れが大きい時は落ちそうになって
窓から離れて車内を飛び回るので、どうしても目に留まりますし、目で追ってしまいます。
向かいに座っている学生も同じように目で追って、気にしているのが分かる。

でも、窓ガラスという存在が、虫には認識出来ない壁となって行く手を阻んでいます。
一生懸命、外に出ようとしているその姿を見た時に素直に手助けしてあげたくなりました。
以前、ニートの著者である玄田先生と一緒のイベントで仕事をした時に、基調講演
の中で言ってた事を思い出しました、若い人が壁にぶつかっても簡単にその壁は
破れるものではない、でも一生懸命取り組めば協力する人や、手助けしてくれる人
が現れるものだと言うような内容のお話をされてたのを思い出しました。

就活している学生を虫に例えるのは失礼ですが、就職指導の仕事をしていると正直
手助けしてあげたくなる気持ちになります。その壁の存在は虫(今)の力では到底
破れるものではない、しかし虫は外の世界が見えているので、前に行こうとする。

そんな時、廻りの客観的な意見を取り入れる柔軟さや、少し引いて全体が見れる、
回り道をして他のルートをあえて探して遠回りをしてみる、それにドアが開くのも
タイミングがありますし、虫にしてみれば、この車内から外の世界に出るために、
しなければいけない事は「人」も「虫」も立場は違うけど一緒だなと・・・

窓ガラスにぶつかって行く虫の姿を見て、そんな事を考えてました。
上手く行かない時、苦しい時ってきっとこんな感じだと思いますが、きっと大局を
見ている神様からは、少し冷静に落ち着いて廻りを見てご覧と言われてるのかも?

「一匹の虫」を見てそんな事も思えるのはありがたいですね、良い先生に会えました!

スケジュールは計画的に・・・ってか?

2007年09月21日 | Weblog
社会人になって20年も経過すれば、もう少し上手くスケジュールを立てろ!
と自分自身に言いたい!

電話でアポを入れている時は手帳の隙間を3センチ移動するだけなので簡単に
「良いですよ」と言ってしまうわが身を恨んでます、基本的にお調子者です。

今日の朝、目覚めたのは大阪南部の我が家。

大阪市内までとりあえず出て、大阪駅から特急で鳥取に行きました。
1月のイベントと10月の講演の打ち合わせなどしてたら、一つまた
仕事が増えました! ありがたいなオファーがある間が花です、大事にしたい。

次に、別の特急に乗って岡山に向かいまして、岡山で乗り換えて
瀬戸大橋を渡り、松山のホテルでこのブログを書いている・・・

通常の労働時間を私は今日、殆ど移動で費やしました・・30年前の出張みたい
移動時間7時間半! 私の事を「関口知宏」と呼んで下さい。

でも、あの人も今中国大陸を駆けめぐっておられますが、あの間に仕事が出来る
術を私は学びたいですね、原稿を書くぐらいしか私は出来ません、後は本読んで、
爆睡するしか出来ないです。忙しい人はこの移動中の時間をもっと有効利用して
バリバリやっていると思いますが、私の場合は通勤の片道1時間が現在のスキル
みたいです。

計画的にという事では、別に仕事をセーブすると言う事ではなく、上手く負荷を
かけながら良い感じでスキルアップが出来る程度のスピードで増えれば理想ですが

大概、神様は無茶しますし、大事なアキレス腱を切ったりして試練を与えてくれます。

このようなシチュエーションが巡ってきたのは多分、人生の大局から見たら、
凄く必然性があってこの時期にやらなきゃいけない事なんでしょうが、少し
恨み節・・・・かな?


メモしてますか?

2007年09月20日 | Weblog
ある学説によると、一日に脳内に飛び込んでくる情報量は映画にして50本分にも
相当する量らしいです、人の最大の才能は忘れるという事かも知れません。

毎日、映画50本をしっかりと覚えていたら・・・・大変です!

でも、忘れたくない情報がその中に僅かながらあるものですが、案外覚えられない! 
話そうと思った時にその話が丸ごと頭から出てこない時の焦りや恐怖・・

老化という言葉は口にしたくはないのですが、多少影響はしているようです。

最大の原因は、覚えようと見るだけでなく、さらに努力をしないと記憶にはまるで
刷り込めないし、言葉だけ覚えようとしても、問題は記憶されてもその記憶が再生
されて出てこないと言うか、どこの引き出しにしまったか分からなくなり、脳内で
見失うと言うのが脳科学的に言う所の実際問題らしいので、「きっかけ」を作る
その為に覚える時に色々な器官を刺激した方が良いみたいです。

だから、メモをしておくと言うのは、単に外部メモリーに記憶させるという事ではなく、
言語を文字に変換する、手を動かす、文字を書く、その文字を目で見る、文字を認識する、
更に声出して読む、その声を聞く・・と様々な刺激を・・・脳に突き刺さないと
講演で話す内容なんて、覚えられなくなってます。

特に実際に家で、小さくでもつぶやきながら、講演用のノートにメモしながら
構成を書いたりしています、それとは別にテレビや本読みながらでも面白いなと
思った事をメモするようにしています。

雰囲気的には若手芸人がネタ帳を作っているみたいですね、時間を置いて
見直した時に記憶が整理されたり、逆に後の方が他の情報とリンクして面白く
つながったりするので助かる事も多いです。

本も読んでいる時にアンダーラインや書き込みもかなりするので、古本で
売る事も叶わず、家に本がたまる一方です。

毎年、本棚が一つずつ増殖しているのと正比例で記憶も増えてれば良いんですが
怪しいもんです・・・

メモはして下さい。

体と心のギャップ

2007年09月19日 | Weblog
先日、養老孟司先生の講演CDを買いまして拝聴しておりました。
脳科学や解剖学では有名な先生で、著書も何冊か読みましたが、やはり声を聞くと
非常にイメージが湧きやすく面白いものです。

その中で、人間の体も絶えず変化しており腸壁の表面などは三日で全て入れ替わり
皮膚の表面も一年で一皮も二百皮もむけると言う話で納得したのは、変わらないのは、
人の気持ちや意識なんだなと思いました。

これが、簡単に変わるようだと私みたいに就職指導や就職のセミナー等で忙しく
各地を駆けめぐる事はないのですから本当に納得です。

私自身の意識も多分、高校生位からはあまり変化してないと思っております。
体型についてはその頃の体型からの変遷を知っているウチの奥さんに「詐欺師」
とまで言われておりますが、意識はあまり変わっていないハズなのですが・・・

色々な体験を通じてそれを表現したり、包み隠すような技術は会得しました。
人前で話すなんてのも、今までした事ない自分の意識と一度やって体験した後の
自分の意識を比べてみて、少しでもプラスの部分が出て来れば何とかなるもんです

高校生から変わってないと言いましたが、実は中学から高校にかけて自分自身で
意識を変えて、今までかなり地味な性格だったのを行動しようと思ったんですね

そして、ある程度意識や性格的なものは自分次第で変化出来ると言うのも気付きました。
その、延長線上に進んでいるので今はあまりストレスやギャップを感じる事も少なく、
過ごせているのかなと思います、仕事のプレッシャーは結構ありますし重圧も感じ
大変な事は多いですが、「今」この時間に出来る事を一生懸命やるかどうかが
大事ですし、やれる事しかこなせませんのである程度の開き直りが出来る様になったのが大きいです。

しかし、出来る人とのギャップを感じて、それを埋めようとする意識だけは常に
持っていないと、現状維持は停滞です。体だって毎日新陳代謝をして更新している
のに、頭が停滞していては話になりません。

ギャップというのは坂道と同じ、見方次第で登りにも、下りにもなります。
諦めたら下ってしまうので、向上心というパワーをかけて上れる様にしてこの差を
埋めてゆきたいですね、でも登ったと思って見渡すと新たな山が見えるのが、
本当にありがたい話です、今までは大きすぎて見えなかったものが見えるのも
成長ですね、毎年そんなのも感じてます。

本当にそれは当然なのか? たまには疑ってみようよ

2007年09月18日 | Weblog
最近、家の近所で交通事故がありました。
新聞にも載ったのですが、嫁さんも知っている人で、事故に遭遇した人も
娘の一つ下の学年の子供だったので本当に可哀想でした、命に別状はないのですが
全治3ヶ月で、もうすぐ修学旅行や運動会など行事の多い時期に可哀想な事です。

事故の当事者は子供が車道にはみ出ていたので、それを大きく避けようとして、
対向車が来て、マンホールが雨で滑って、ハンドルが取られて・・・

まさか! と思う事が想定外で起こる、事故ってそんなものです。

でも、日常の生活の場面でもそうですよね。

明日も元気でいる、健康でいられる、仕事がある、明日が来る。

全て、不確定な未来の話なんですね、事故で明日死ぬかも知れないと思うと
今のこの時間はとても貴重な時間です。

何年か前に、会社で事業計画の話を会議でしていた時に、その事業計画は全く
印象に残って無いのですが、年表に書かれた現在の年号に自分の年齢を照らすと

後、何年仕事が出来るかが見えてしまいまして、非常に焦った経験があります。

大きな仕事が出来る訳ないので、毎日の積み重ねで勝負するしかない私なんかは
少しでも、日常の仕事に負荷をかけて意識してトレーニングしないと何も残らない

その時にそう思いましたし、大事なのは「今」出来る最大限の事を目指す事だと

限りある人生の時間なのですから、明日死んでも満足出来るようにしないと
勿体ないなと痛感しました。

もしかしたら、明日いなくなるかも知れないと思うと頑張れるかも知れないし。

年内の命と言われても、冬にはチューリップの球根は植えたいですし、そんな
生き方にあこがれます、たまにはネガティブに未来を疑う事で、「今」を大事に
出来るかなと思いました。

でも、ダイエットだけは進まない意志の弱さが私のキャラかも知れません・・・



たまには減らす事も、新鮮ですよ!

2007年09月17日 | Weblog
人には様々な感覚があり、多い人は第六感まで持っている方もおられますが。
日常、普通にしていてもかなりの情報が自然と飛び交ってますし、WEBまでやると
果てしなく情報を入手出来る事が出来ますが、かなり優秀な人間の脳の性能でも
少し、過剰気味になっていると思います。

人間の脳は起きている間に入力した情報を、寝ている間に自動的に整理してくれて
棚に入れたり、引き出しにしまったりという感じで働いてくれているそうです。

だから、前日に本読んだり、資料を調べて悩んでいた事がひらめいたりする事が
起こりやすいのは、寝た後で整理がついた頭で考えるから、他の情報とリンクし
つながりやすくなったお陰で、違う角度や視点から見れるようになったからです。

でも、あまりに忙しい時に寝てばかりはいられないので、起きている時に何とか
アイデアを引っ張り出さないと仕事にならないしと、色々と気分転換しながら
頑張っている時の話です。(昨日の事ですが・・・)

夜中の1時頃、翌日以降の講演やらのプログラムや構成を考えていて、煮詰まって
あ~だめだって、そんな時間から風呂入りに行きました。

窓の外からは最近になって急に頑張りだした、虫の声が聞こえて来たので、
風呂の窓を全開にしたら、虫の声が良い感じで・・・ 
その声を聞きながら、ふと何を思ったか露天風呂の雰囲気を出そうと思って
浴室の電気を消して、真っ暗にしたらどうかな? なんてバカな事考えて
真っ暗にした浴室で、湯船につかりながら虫の声を聞いていたら、

なんとさっきより大きくハッキリと聞こえるんです。
それに真っ暗にして視覚を制限したかわりに、他の感覚が非常に活性化した様で
とても新鮮な感じで、リラックス出来ました。

多分、これは他の事でも共通していると思いますが、要素が多すぎると何が
原因か特定しにくいですよね、そんな時は灯りを消すと、音が聞こえたりして
今まであまり感じなかった感覚が働き始めるもので、バランスが大事です。

特に視覚からの、見えるモノに頼りがちなので、たまには目を閉じて考えてみて
何が見えるか試してみて下さい、お薦めです。

人に話をする事で得られる事

2007年09月16日 | Weblog
案外、皆さんも経験あると思いますが。
会話をしている最中に、なんか自分で良い事言ってるなと感心したり、
アイデアが話している中で湧いてきたりする事は良くあると思います。

脳科学的にはこの様な緊張する場面で、脳が活性化しているらしいです。

今まで、入力した情報の中で「何か無いか?」と必死で検索して可能性を探る
そんな行為を繰り返しているらしいです。

だから、緊張して絞り出すという場面がたまに必要らしいですね。

アーティストの方がライブを行うのはこの人前で発表するという事で
緊張感や観客の反応などを感じながら、自分の中の方向を見定めているのかも
知れませんし、緊張感の中でこそ何かが産み出されるのかも知れません。

でも、勘違いされている方も多いのですが。

アイデアは何もしないで湧いてくるものでは無いという事。
脳は何も情報が無い所から産み出すと言う事はないそうです、あくまでも
どこかから入力した情報しか存在しない訳ですか、自然発生的に出てこないです。

アイデアとは今まで意識していなかった視点や切り口で見る事で、新しい可能性
違ったものとつながるという事で産み出されるものです。

人前で話すというのはその「意識」を活性化させる事で圧力を高めて絞り出す
ような感覚かも知れませんし、人と話すというのは今まで見ていた視線を変えて
ものを見る事かも知れません。

今日も、学生さんと「就活ゼミ」という勉強会で話をしてきましたが
一番勉強になっているのはいつも思いますが、「自分」だと思います。

特に、少人数のセミナーというライブでは色々な実験をしながら自身の考えが
正しいのかどうか検証をさせて貰っているようなものです。

今日も、色々な事を学びました。
その、僅かではありますがその気がついた事を次回に活かすべく少し違った
視点や、意識がプラスされた事を「ありがたいな」と思える間はまだ頑張れそうな気がします。

自然な空気、これが一番の熱意かも

2007年09月15日 | Weblog
人前で話をしたりする事が多いので、勘違いされている方も多いですが

別に目立ちたい性格とか、出しゃばる事が好きとかでは無いです。

かといって人が多ければ良いのかと言うと、案外人混みで酔ったりするので
そうでも無いです。

では、この仕事を無理してやっているのかと言えばそうでもなく、
好きな部分があるんです。

それは、話をしたり、ワークショップをしている時の何とも言えない一体感。
音楽で一緒に演奏したり、歌っている時にハモったりする感覚に似ています。

多くの人と、自分の意識が同じ方向を向いている時は本当に気持ちいいものです。
みんなと考えがシンクロしているのは社会的な動物である人にはある種の快感です

でも、人混みにはそんな気持ちが通じる事もないのでストレスになるのでしょう。

最近の就活でよく言われる「コミュニケーション能力」というのも同じですが
内容を取り違えて、一方的な気持ちをぶつけるだけで、コミュニケーション完了と
思っている人が多いですね、でもそんな人は言葉と裏腹な気持ちを胸の奥に据えて
身構えていますので、相手にはその身構えて、頑なにしている姿にしか見えない、

でも、言葉は美辞麗句を並べている・・・ 信用されませんよね。

信用が無い相手の言葉は、心に届かないのは当然です。

だから正直に、自分をさらけ出して一生懸命が伝わればそれで良いと。

100人に話をして、全ての人に好かれようと言うのは無理な話。

でも、一人でも共感してくれて、「良かったよ」と言ってくれるだけで
1年ぐらいは頑張れるものです。二人以上はその自乗かも知れません。

が、しかしその最初の一人は、「自分自身」である事が大事です。

まず、自分が信じているからこそ、当たり前のように人に薦めたり出来ますし
自分の、言葉や態度も「当然」と信じているからこそ説得力があります。

仕事が好き! これだけで静かで、地味だけど凄いパワーが出ている気がします、
あなたを応援する、最初の人になってあげて下さいね。


自然な空気が大きな力になるはずです。

twitter