楽しいお酒

彼とは親子ほどの年齢差だが、気が合う。今日は恵比寿の田子作で四時間。素晴らしい時を過ごした。
彼が言うには、私は人を育てる人ではないという。そういう言われ方は初めてだが、そうかも知れない。私の目線は、遠くを見つめており、足元は見ていない。遠くに見えた目標に向かって一目散なのだ。足元がぬかるみだろうが、砂利道だろうが気にしない。だから回りは迷惑する。振り回される。
彼はラグビーをやっている。スクラムにボールを投げ入れたり、取り出したりする役割だ。スクラムハーフという。敵味方３０人の動きを瞬時に把握し、どうボールを回せば有利か、一瞬で決断する。その判断の結果、予想道理の展開になったか否かを無数に体験している。なので、人を活かすにはどうしたらいいか、体が知っている。２００人のプロジェクトでも平気で回せる人だ。
人は、違うからおもしろい。

起業の留意点

友人たちが定年になり、コンサルタントとして起業する人もいる。定年まで一社に勤め上げた人に多く見受けられるが、事務所や事務員をどうするかという形にとらわれる人もいる。それでは、収入の目処もないのに経費だけかかる。私の助言はこうだ。
１．退職金は一円たりとも使うな。
２．事務所は自宅。
３．事務員は不要、携帯電話を持ち、メールも携帯からやる。
４．青色申告の届けをする。
５．顧問先の一社に頼み、机を貸してもらい、コピーなども使わせてもらう。

こうすれば、定常支出は交通費くらいのもの。ゆったりといい仕事ができる。
他にもコツがあります。相談に乗りますよ。