片貝孝夫の IT最前線 (Biz/Browserの普及をめざして)

Biz/Browserの黎明期からかかわって来ました。Bizを通じて日常を語ります。

マスコミの政治家叩きは、いい加減にしてほしい

2007年04月07日 | 私の正論
1965年(昭和40年)に雑誌に書かれた記事だが、白洲次郎の「プリンプルのない日本」の231ページにこんなことが書かれている。
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目下の対米問題の重要なことの一つに沖縄返還がある。この十一月の佐藤総理自らワシントンに出向いてこの問題に取り組む覚悟は私は以って壮とする。韓国との懸案を解決したのも佐藤総理である。大体ジャーナリズムを始めとしてわが国では人の失敗はヤンヤと声をあげて叫びつづけるが、成功のことは黙殺する習性があると思うが、思い違いか。島国根性で雅量などというものは持ち合わせがないのだろう。今度もまた、沖縄問題解決に成功すれば、ごくあたりまえのことをやったように片づけられるのは必至で、不成功に終わればひどい目にあうことも間違いないが、そんなことにとらわれずに是非解決のレールにのせてもらいたい。
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政治家の揚げ足を取り続ける情報事業者(マスコミと呼ぶ人もいますが、基本的に文章や番組を制作して販売している営利事業体)の性を、私はとても悲しいと思います。明日は選挙ですね。政治家を信じて投票しましょう。

初めは51対49

2007年04月07日 | 寺垣武語録
どちらの方法がいいか選ぶとき、最初はどちらがいいか分からない。気持ちの上で51:49となったとき、51のほうの可能性を追求していく。そのうちに愛着が湧き70:30くらいに思えてくる。そして確信になり、そちらを選ぶ。しかし49の側に真実があったとき、しっぺ返しを食う。寺垣さんは自らそういう体験を繰り返しておられるのだろう。迫力がある。
ほんとうは51:49なのに、51を正49を誤と、単純化された世界は恐ろしい。思考が停止するから。日常生活の中で利便性のために単純化されものは無数にあるだろう。そのたびに人間は弱くなっていく。

可聴電波

2007年04月07日 | 不思議なこと
寺垣さんの記事を漁っていたところ、こんな実験に出会いました。私には前提知識がなく理解できないのです。どなたかコメントしてください。以前にも書きましたが、近くに雷が落ちたとき、光と同時に「バシッ」という音が聞こえ、その後大音響が鳴り響いた不思議な体験を鮮明に覚えています。丁度中学生くらいで、音速は340m/sとか教わり、雷が鳴るたびに、稲光と音の時間差を確認し、距離を推定して家族に自慢していた頃でした。光ると同時に聴こえた音の体験は、その理屈に合わないので封印したままでした。
ところで、音速を調べていたらこんなのがありました。成層圏(11000m)での音速は290m/sくらいになってしまうのですね。