鴻巣フィルハーモニー管弦楽団。2年前にできた新しいオーケストラ。最近そこに入った友人から、チェロを募集しているし、初心でも構わないから入らないかと言われて、見学に行ってきた。チェロを持ってこいというので、持参した。友人はバイオリンなので、あっちのほうへ行ってしまった。おろおろしていると、チェロのみなさん優しく話しかけてくださる。そして、楽譜を貸してくださり、ベテランの方が隣についてくれた。私が、夢にまで見たオーケストラの中にいるのだ。最初の曲は、そんなに難しくなく、初見でもある程度できた。しかし、指揮者が棒を振り下ろす瞬間に音を出してしまったり、ppのところを普通に弾いていたりと、相当呆れられたのではないかと恐れている。しかし、休憩時間に先生のことを聞かれ、黄原先生ですと言ったところ、教わっている人が何人かいるし、そもそも全員が知っていた。ということで、溶け込むことはできた。しかし、そのあとのフィンランディア、アルルの女は初見ではとてもだめ。その後の新世界は、今の私の腕では不可能。
そんな状態なのに、皆さんに励まされて、入会届けを出してしまった。どうなることやら。