片貝孝夫の IT最前線 (Biz/Browserの普及をめざして)

Biz/Browserの黎明期からかかわって来ました。Bizを通じて日常を語ります。

メールへの過信が被害を大きくした

2007年04月18日 | 私の正論
バージニア工科大学で発生した米史上最悪の銃乱射事件で、大学当局は、なんとメールで学生に連絡したという。TVのニュースでもメールが届いた時間と言っていたが、メールを発信した時刻と言うべきだ。緊急連絡にメールを使う神経が信じがたい。拡声器で一斉放送するしか方法はないはずだ。
メールが届く保証はまったくない。メールが役に立つのは、今日出したメールが明日中に読んでもらえればいいくらいの、タイミング、内容、の場合だけである。メールが普及して20年も経つアメリカで、こんな初歩的なミスをするとは信じがたいことだ。我々も肝に銘じておきたい。

米国はどこへ行くのだろう?

2007年04月18日 | Biz/Browser
全米ライフル協会からの巨額な献金があるので、銃規制ができない?経済成長に悪影響を及ぼすから京都議定書を批准できない?軍需産業のために弾薬を消費しなければならないから、どこかに戦争を仕掛けねばならない?
かね、カネ、金。拝金主義。米国の経営者や政治家は、なぜもっと大切なものに気がつかないのか。自分は何によって憶えられたいか、よーく考えて欲しい。


人を理解する。人に理解していただく。

2007年04月18日 | 私の正論
なんだか文句ばっかり言っている人がいた。なんでも人のせい、周囲の状況のせいにする。自分は悪くない、というお決まりのパターン。高校のとき、家は近所なのに毎日遅刻をする男がいた。自分の考えを一歩も譲らず、彼は頑固だ、リーダーには向かないのではと言われた男がいた。こういう人は何か秘めたものがある。それは各人それぞれだ。私は、この3人への私の見方が間違っていたことを、その後知った。私は何も知らずに人を判断していたことになる。
私自身の諸行動についてもそうだ。理解して欲しいと思っても、黙ってやっているだけでは、なかなか難しい。今理解して欲しいなら、語らねばだめだと思う。言い古されたことばだが、有言実行は大切かと、改めて思う。

越純一郎さんからいただいた「志と経営力」を差し上げます

2007年04月18日 | 私の正論
越さんからいただいた「志と経営力」という文章に、こんなくだりがあります。
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 経営者の人生観以上の経営理念は生まれてきません。経営理念とは、生きるとは何か、師とは何かを自分に問い、一度しかない人生をいかにいきるかという、経営者の厳しい人生観からしか生まれないものなのです。」

 これを御覧になって、経営に熟達された方々は「その通りだ」と御感じになったことであろう。(逆に、ピンと来ない方、「そんなものなのですかねえ」とお感じなった方は、企業経営の根幹に関して認識が足りないのである。)
 戦後の日本再建を成し遂げた人々が高い志を有していたのと同様に、現在、「日本再生の10年」に取り組む者には高き志が必要なのである。これは、倫理や道徳の問題として志が必要だと申し上げているのではない。現実的な、プラクティカルな、ゼニカネの問題として考えたときに、「理念と志をもって取り組んでこそ成功への道が開ける」ということに気付かねばならないのである。志こそ、ビジネスの成功を導くための根本である。
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数ページのワープロ文章です。どなたにでも差し上げていいと言われています。ご希望される方は私宛、メールください。katakait@jcom.home.ne.jp
今ほど、経営者に志が求められている時代はないと思います。企業が何をしているかガラス張りになる時代です。高潔な志を持って経営に臨まないと、社会から抹殺されます。隠し事をして、それをリスクなどと認識している企業は退場です。それはリスクではなく社会犯罪ですから。