片貝孝夫の IT最前線 (Biz/Browserの普及をめざして)

Biz/Browserの黎明期からかかわって来ました。Bizを通じて日常を語ります。

畑を耕す

2006年04月23日 | 日曜百姓
91歳の親父は腰が曲がってしまって、もう耕運機は扱えない。

代わりにやることにした。実は初めての体験。
エンジンをかけてそろそろ畑に乗り込む。
最初おたおたしたが、10分くらいすると慣れてきた。
朝9時から午後1時まで、4時間かかったが、家の裏の畑を耕した。
5月の連休明け、霜が降りなくなったら野菜の種を蒔いたり苗を植えたりする。

父は、同級生のみならず、何歳か年下の人たちまで、周囲はみんな死んでしまって、自分一人だと、何度も嘆く。
私は長男だったが、将来が見えない農業を嫌って東京へ出てしまった。
毎年目に見えて老いてゆく父に月一回は付き合って行こう。

自分のためにのみ生きてきたが、これからは社会のために生きることの比重を高めようと思う。

写真は、私が耕した畑と耕運機・まめトラ「牛若」



私の田舎は今桜時

2006年04月23日 | 私の正論
親父が91歳になった。
群馬の山奥に住んでいる。私は、高崎線と吾妻線を乗り継いで、毎月1回行くようにしている。4月22日電車ででかけた。
背戸の川べりの桜が満開だ。

そういえば、小学校一年のとき、国語の教科書の最初が、さいたさいたさくらがさいた、だった。満開の桜の下の入学式の風景。子供心に不信感を持った。学校に桜の木は30本くらいあるが、桜は咲いていない、まだまだつぼみ。まだまだだ。
後になって分かった。東京近辺だけは4月に桜が咲く。教科書を作っているのは東京近辺に住んでいる人たちだ。
私は小学校に入学したときから、物の見方を勉強してしまった気がする。物の見方は人それぞれだと。他人の立場で考えることは一番大事だと。

現実には自己中で反省ばかりだが。ほんとの話。