片貝孝夫の IT最前線 (Biz/Browserの普及をめざして)

Biz/Browserの黎明期からかかわって来ました。Bizを通じて日常を語ります。

右手と左手がまったく違った動きをするのが弦楽器

2006年04月09日 | チェロ奮戦記
今日はチェロのレッスンの日。シャープが4つもついている練習曲を、ほぼ一ヶ月間土日に練習して、先生に見てもらう。
OKにはなったが、音程はいまいち。だいたいギターなどと違って押さえたところで音が出るから、いつも微妙に違う。
それに、左手は弦をしっかり押さえ、右手は優雅に弓をあやつらねばならない。まったく違った動きだ。
しかもリズムもある。大変な騒ぎだ。

先生、昔はほめてくれたが、最近は、ちょっとほめて、あとは指導。確かに以前に比べれば進歩しているが、亀の歩み。
アマチュアオーケストラに入れるのはいつのことか。

ITのわからない経営者は会社を危うくする

2006年04月09日 | 私の正論
その昔LANTIMESという雑誌があった。1980年代後半だったろうか?
その創刊号で、「男は黙ってLANを張れ」と書いた。当時のサッポロビールのコマーシャルで、男は黙ってサッポロビールというのがあり、それをもじった。
当時は、電子メールは有効だろうか?という議論がされている時代だった。
隣の人に電子メールを送るなんて、暗い、なぜ声を掛けないのかと糾弾する声が多かった。
私の主張は、LANを張るということは、高速道路を作るということだ、高速道路を作り、産業の発展を待つしかないということ。高速道路を作る人は、どのような産業がおこり、経済がどう発展するかは保証できない。それは高速道路を使う人が考えることだ。
そしてさらに、明確な効果を予測できないからこそ、社内にLANを張り巡らすという設備投資は社長にしかできない決断だと主張した。LANを使いこなすには利用経験を積み重ねねばならない、それにはいつ開始しても一定の時間がかかる、企業文化になるまで。
21世紀の今では、IT技術、特にインターネット基盤の利用は、企業経営そのものに直接影響する。経営者はITを積極的に理解し、どう戦略的に取り込むか自ら考えねばだめだ。CIOからの進言を待っていたのでは遅い。CIOの尻を叩くくらいの経営者のいる会社が伸びている。
ITを人任せにする経営者は会社の成長の足かせになる。