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青蓮院門跡(しょうれんいんもんぜき)は、天台宗総本山比叡山延暦寺の三門跡の一つとして古くより知られ、
現在は天台宗の京都五箇室門跡の一つに数えられています。青蓮院門跡は、古くより皇室と関わり深く格式の
高い門跡寺院とされております。
平安神宮の神宮道を南に下がりますと青蓮院、そのままこの道を
進みますと知恩院の山門へと続きます。
青蓮院の起源は伝教大師最澄による「青蓮坊」日本天台宗の祖最澄(伝教大師)が比叡山延暦寺を開くにあたって、
山頂に僧侶の住坊を幾つも作りましたが、その一つの「青蓮坊」が青蓮院の起源であると云われています。
伝教大師から円仁(えんにん、慈覚大師)、安恵(あんね)、相応等、延暦寺の法燈を継いだ著名な僧侶の住居となり、
東塔の主流をなす坊でした。
長屋門と天然記念物の大楠(5本有ります)
華頂殿の襖絵 「蓮」です。
不動明王二童子画像(青不動)の9月からの初開帳に伴うプレス発表の会見が行われておりました。
青不動は平安仏画の最高峰とされる国宝で、東伏見門主の後ろに掛かっている画は、精密なデジタル複製で今回製
作されたものです。
過去三回、美術品として博物館などで公開されたことはありましたが、信仰対象としての御開帳は初めてだそうです。
期間中は、宸殿に安置され、夜間拝観も行われ恒例のライトアップもされます。
華頂殿から相阿弥の庭
相阿弥の庭 この写真からモード設定を間違え、実際の色より白けて写ってしまいました。
華頂殿から小御所への渡り廊下にあります。 一文字蹲 太閤秀吉からの寄進だそうです。
小御所
宸殿南側の庭園 手前が、左近の桜に右近の橘
相阿弥の庭園
小堀遠州作、霧島の庭
青不動が祀られている本堂
本堂南側の西方浄土を表した石庭
宸殿庭園の西南角にある鐘楼
鐘の下には、残響効果を高める甕が三個埋め込まれて下ります。
大玄関前に佇む親鸞像
この像は、昭和の始めに大阪の信徒さん
の願により建てられた物で、親鸞得度の時、
この近くの古松に馬を繫いだところから、
この場所に建てられたそうです。
大玄関
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