Kおばちゃんのつぶやき

日々徒然に思うことの備忘録

挨拶の門から(イスタンブール)

2011-03-21 23:45:02 | トルコ
今日はあまりお天気が良くない。天気予報どおりか。
ここに来てようやく余震の回数が減ったような気がする。夕方出かけたスーパーで、さすがに牛乳もパンも品切れ。まあ、いいですけどね。
牛乳の変わりにかってきたのはスキムミルク。常日頃から、kおばちゃん牛乳は使いきれないのでもっぱらこっちの愛好者なのである。

それにお米不足も一段落か。きちんと棚に残っていた。
数日前にお米屋さんで、『なんで皆いまさら買うのかしらね?一年分の収穫はもうきまっているから不足しようがないのにね。』と話していたのですけどね。
まあ、kおばちゃんが思うには、世の中の人がみんな『ありとキリギリスの』童話のキリギリスのような生活になっていたんでしょうね。
つい1週間の物流の停滞も怖いというような。

kおばちゃんは、物のない時代を経験した両親に育てられた。彼らの世代は常に『備蓄』なんでも、『買っておく』という生活だったようだ。
それが身についているのか、いつの間にかkおばちゃんも趣味が『買いだめ』になってるみたい。で、今回は特に不便も感じないし、買いだめにも走っていない。

いつ、目の前から物が消えるか・・外国ではそれが普通の生活だと思う。あって当たり前の生活を今まで送ることが出来たほうがかえってまれな生活環境だったんだ思う。

あ、それにkおばちゃんわが身に随分とたくわえはありますので2ヶ月くらい食べなくても死にはしないと思いますよ。

それにしてもドイツの今回の福島原発に対する反応は、ちょっと過剰かな?
多分裏には、ドイツ国内の反原発団体のアピールに乗っかっちゃたな感じなんでしょうけどね。いち早く反応したルフトハンザは成田便撤退後、韓国経由となりドイツ人クルーは日本に足を踏み入れないと聞く。
大使館業務もすっかり西に移してしまって、在日企業においても、スタッフはみな本国に引き上げでいまいるのは日本人スタッフのみなんて聞くと、何を過剰な・・と思うのだけれど、そういう事態になっても世界に対して安全宣言できないわが国政府のありかたも問題なんでしょうね。

最近になって、自国(ドイツ)の過剰の反応について恥じ入る論評もでてきているみたいだけど、まあ、良くも悪くも被爆国日本は経験国です。現在の広島や長崎を見れば、それが世界の終りではない事が判ると思います。

それにしても・・もう少し政府の動きが見えているとよいのなあ・・
それに、○エラの特集。自分で自分の首をしめてるようなもんでしょ?

○1月3日(月)

郵便を出し終わり、一仕事終えたkおばちゃん。さあ、イスタンブールの町を観光しましょう。
しかし・・月曜日って殆どお休みなのよね。何処へ行こうか・・と考えて、出かけた先はホテルからも歩いてゆけるところです。

坂を登ってやってきたのはこの入り口を入りました。


今日はお天気が良くありませんので人では今ひとつでしょうか?


目的地はさらに丘の上にあるので登ります。

途中にこんなものもありました。石の棺?でしょうか。


この良く見ると4人描かれてます。

途中でこんな子にあったので、例によって小魚をあげました。


小道を抜けると広場のような空間に出ました。あらら・・大行列です。
そうですよね、ここくらいしか今日は開いてませんからみんな殺到したのね。出遅れた!


ということでkおばちゃんの辿り着いたのはトプカプ宮殿Topkapı Sarayıです。
ここは1460から1478年にスルタンメフメト2世によって造営され、その後19世紀半ばまで使用されていた宮殿のようです。

とりあえず、この列に並んで入場券を手に入れないとね。

緩々進んで、ようやく門のところに辿り着きました。


この門は『挨拶の門Bâb-üs Selâm』と呼ばれている門で、昔もここから先は許可のあるものしか入れなかったようです。

チケット売り場でチケットを購入、その後空港のゲートと同じように手荷物検査。これで時間がかかり行列が出来てしまうようです。

手荷物検査が終わって中にはいると・・・また行列です。


今回のこの行列の先にあるもものは・・オーディオガイドですね。並ばなくちゃ。


ガイドツアーはないようですから、知識のないkおばちゃんはこれを利用しないとね。

やっとスタートラインにたったkおばちゃん。宮殿内の地図をみていたら、団体さんが入ってきました。


あら、わが同朋の方たちのようです。えーと、ちょっと複雑な心境ですね。
あの、お邪魔はしませんけど、いやな顔をしないでくださいね。
コメント
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