Kおばちゃんのつぶやき

日々徒然に思うことの備忘録

夕暮れのヨーロッパサイドへ(イスタンブール)

2011-03-16 23:37:08 | トルコ
冬に逆戻りのようなお天気。
いまだにちょこちょこ揺れ続けるkおばちゃんのところ。いえ、ぼろ屋だからですけどね。
緊急地震速報の文字がでるたんびに、ドキッとする。

原発の件は日本よりも外国は過剰反応か、ルフトハンザなんか成田便を廃止しちゃったし、ドイツ大使館もその業務の大部分を関西の領事館に移してしまって、子どものいる世帯には特に東京脱出を進めているとか。

一昨日、出勤の途中で見た航空会社の営業所。営業前にかかわらずその入り口に何人か並んでいた。帰国便の手配かしら。

夕方すれ違ったリムジンバスも子ずれの外人さんが何組か・・みんな日本から逃げてゆくのね。
まあ、いいです。また落ちついたら来て頂戴ね。

そうそう、節電で思い出した。某電機メーカーの社内のトイレに入った時に(震災前)書いてありました。トイレの便座のふたを必ず閉めると5%の節電になります、と。
必ず閉めましょう。冬なので電源を切るのは体に悪いと思いますが、ふたを閉めるくらいはね。それだけでも5%ですって。

○1月2日(日)

アジアサイドのカドキョイの港で、鯖サンドを仕入れたkおばちゃん。さて、ヨーロッパサイドに帰りましょ。

船のターミナルでジュトンを買おう・・としていた自動販売機が2種類あります。あれ?どっちだ?

もたもたしていたら、係りのお兄さんは『こっちの機械』と教えてくれました。
もう一つのタイプの機械は『チャージ』するもののようです。

ジュトンを買って・・待合室に入ると殆ど人がいません。あれれ??
乗船口というか部屋の出口が2つあり、行き先と時間の表示を確認しているうちに・・片方の出口ががーーと閉まってしまいました。
ああーーあっちだった!と部屋に取り残されたkおばちゃん。扉に駆け寄りました。

外を見ると、係りのおじさんがいます。思わず『乗せて!』
よっぽど困った顔をしてたんでしょう。kおばちゃんは。おじさんは扉を開けてくれました。なんとかすべりこんだkおばちゃんです。

早速乗り込んだら、行きと同じようにデッキに出ました。


夕暮れの海を船は進みます。kおばちゃんは鯖サンドをぱくつきます。


どこからか、それをかぎつけた?かもめが湧いてきました。


おすそ分けをすると、上手に空中キャッチします。


船は一路ヨーロッパサイドへ・・


そういえば、kおばちゃんの行き先、というか最初に乗った乗り場の名前、実は知りませんでした。行き先は『カドキョイ』とホテルで教えてもらったのですが・・乗ったところは気にもしていませんでした。
で、さっき待合室できょろきょろしていたんです。シルケジの駅のそばだったので『シルケジ』だと思っていた間抜けなkおばちゃんです。

あそこの左に見えるのがクズクレシKiz Kulesi別名『乙女の塔』とよばれるものでしょうか?


12世紀に建てられた石の塔で、刑務所や灯台として使用されたそうですが、伝説も多いとか。その中で有名なのが、皇帝は娘が蛇にかまれる夢を見て、娘を蛇から守るためにこの塔に避難させたのだけれども・・結局かまれて亡くなってしまったというもの。
だから『乙女の塔』と呼ばれてるそうです。

そんな景色をボーっと眺めながらボスポラス海峡を横切り、夕日に染まるヨーロッパサイドが。


なんだか、ヨーロッパサイドのほうが、イスラムのモスクがはっきり見えてきて変な感じですね。


だんだん近づいてきます。あのお船は観光クルーズ船でしょうかね?


あそこに見えるのはガラタ橋Galata Köprüsüですかね。


橋の上には人が一杯!!トラムもはしってます。ついでに釣りもしてます。


イェニ・ジャミイYeni Camiと呼ばれる新モスクでしょうか。正面に見えます。


さて、そろそろ到着ですね。みんな下船口に向いだしました。
コメント
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