Kおばちゃんのつぶやき

日々徒然に思うことの備忘録

思わぬ事故未遂(フランクフルト)

2006-08-25 17:10:35 | ドイツ
今日はちょっと涼しい。今朝は雨もぱらついたけれど・・
明日までこの涼しさが盛ってくれると良いのだが・・実は明日ある会合を計画しているのだが節約の為テラス席を指定してしまったのだ。

外で暑いのはこまるもんね。

この前久々にこの会合の為にデパートに買い物に出かけた。そこのエスカレーターを見て思い出したことがあったのでそのネタで・・

数年前に友人がドイツのフランクフルトFrankfurtにいた関係でよく遊びに行っていた。
フランクフルト、というのは実はたいした都市ではない。州都でもなんでもないのである。フランクフルトのあるのはヘッセン州というところなのだが、そこの州都は ヴィースバーデンWiesbadenなのだが、ドイツで一番大きい?空港がフランクフルト空港だし、見本市会場などの商業分野では国際的にはこちらの方が有名のようだ。

ここの商業施設の中心地はハウプトヴァッヘHauptwacheというところだが、ここに大きなデパート、カウフホフガレリアGgaleria-kaufhofというのがあるのだが、ここで思いもかけない事故(未遂)に遭遇した事がある。

それは、エスカレーターでの出来事。ここのエスカレーターは最初の画像のような折り返し式。次の階のエスカレータに乗るにはUターンのように折り返して乗り継いでゆく方法だった。

そのときkおばちゃんはエスカレーターに乗ろうと思って側まで近づいていた。場所は日本式にいうと1階。kおばちゃんが乗り込む前に地階から上がってきた家族がいた。おじいさん(かなり背が高かった)と孫と思しき幼児。そしてその幼児の母親とおぼしき3人連れ。子供が一番最初に2階に向かうエスカレーターに乗り換え、すかさず母親が後に続いた。そしてその二人に遅れまいとするように、おじいさんも乗り込・・・もうとした。

が、Uターンの距離短か過ぎたようで、内周りすぎたようである。

kおばちゃんの目の前で、そのおじいさんはエスカレーターのベルトに馬乗りになったような格好になってしまったのである。つまり片足が股下からベルトに引っかかってしまったのだ。そのままの格好でずんずん昇ってゆく・・・・

日本人の体型だったら考えられないような格好。足が手すりのベルトにひっかかっているのである。おじいさんもあせって足をはずそうとするのだが、体が硬い。(普通でもそんなに足上がらないかも)気がついた母親も手伝おうとするがか・・もちろん目撃していたkおばちゃんも必死に足をはずそうと手を貸した。

結局おじいさんは足をひっかけたままエスカレーターのステップにたおれこんでしまった。2階から降りてくエスカレーターとの交差している天井(三角形の部分)がせまってくる。倒れこんだおじいさんは母親の上にかぶさってしまう・・・ああ、どうしよう!!挟まれる。

と、思った瞬間エスカレーターが警報音とともにストップした。

ストップしたエスカレータに出入り口付近で警備していた頑強な黒人のガードマンが駆け寄ってきた。彼がストップボタンをおしたのである。そうなのである、足をはずそうとする前にストップボタンを押せばよかったのだ。あっせったkおばちゃんを含め周りの人はとにかく足をはずすことにしか気が向かなかったのだ!!(馬鹿ですね)

ガードマンに支えられて足をはずしたおじいさんは、そのガードマンに支えられるようにその場から去っていった。もちろん母親と孫も一緒に。

その場に取り残されたkおばちゃんは・・しっかり買い物を続けるべく次の階へ向かったが(そのエスカレーターは止まったまま)、今でも思い出すと信じられない光景だったなあーーとつくづく思うのである。

日本のエスカレーターの事故は子供が身を乗り出して首を挟まれた・・ていうような想定がされるが・・・あの高さのベルトに足がひっかかる・・というのは想定はないだろう。と今でもおもうのですわ。

でも、事故未遂でよかった!!

あ、画像はあくまでもイメージです。

コメント (2)
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