観察館日記

藤前干潟の庄内川河口部にある名古屋市野鳥観察館の日記帳です。

たくさんのオナガガモが渡ってきました。

2019-09-26 21:08:41 | 秋の藤前干潟

藤前干潟

今日の干潮時間10時03分 潮位 45cm

今日の満潮時間16時42分 潮位249cm

 

今日は、バーダーの来館でにぎわった一日でした。

グループで熱心にバードウォッチングをされていた方々もいれば、関東からはるばる藤前干潟にシギ・チドリを見に来館された方もいました。

気付けば、朝晩はかなり涼しくなり、堤防にいても暑さが気にならなくなりました。

今朝、流木にとまっていたアオサギ↓。心なしか気持ちよさそうに見えました。

また、空を見上げると、ミサゴがホバリングして川に飛び込むタイミングを見計らっていました。最近、ミサゴが狩りをするのをよく見かけます。

そして、干潟をながめると、、、、干潟の縁にカモが集まっているのが目につきました。全てオナガガモでした。

どうも、大きな群れが渡ってきたようで、ぐんと数を増やして今日は200羽を超えるオナガガモが確認されました。

その名のとおり、尾っぽが長いのが特徴のオナガガモ↓。

胸を突き合わせてケンカしたり・・・、

群れで飛んでいるのも観察できました (写真↓ 一番下はコガモです)。

この他、コガモも200羽以上をカウントしましたが、コガモは数日前に藤前干潟全体で500羽以上が数えられています。

また、ヒドリガモも観察できました(写真↓ 左から1、3、4番目がヒドリガモです)。

こちらは頭が緑色に換羽中のマガモのオス↓。

秋の渡りのシギ・チドリのシーズンは終盤ですが、いよいよカモの季節が本格的に始まりました。

 

そして、今日の干潟でも、昨日に引き続き、トウネンを近くで観察できました。

干潟の泥の中から何かをつまみ出して食べていたトウネン↓。 

何を食べていたのでしょうか?

こちらのトウネンも泥の上を見て・・・、

泥の中から何度か細長いものをひっぱりだして・・・、

何かを食べていました。細長くて赤っぽい色が見えたので、食べていたのはゴカイの仲間などでしょうか?

 

今日観察できた主な野鳥 カワウ4,651、ダイサギ52、コサギ8、アオサギ30、マガモ59、カルガモ316、コガモ211、ヒドリガモ3、オナガガモ223、ホシハジロ1、キンクロハジロ1、スズガモ3、ミサゴ11、ハヤブサ1、シロチドリ3、ダイゼン9、トウネン39、オバシギ6、アオアシシギ1、イソシギ4、ソリハシシギ3、オグロシギ13、オオソリハシシギ7、ホウロクシギ4、ウミネコ51、セグロカモメ1、オオセグロカモメ3

 

明日の干潮時間10時53分 潮位 32cm

明日の満潮時間17時19分 潮位263cm


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