観察館日記

藤前干潟の庄内川河口部にある名古屋市野鳥観察館の日記帳です。

カモが少なくなりました。

2019-03-05 18:38:16 | 春の藤前干潟

藤前干潟
今日の干潮時間11時44分 潮位 66cm
今日の満潮時間17時27分 潮位202cm

 

今日は霞んで鈴鹿山脈ははっきり見えませんでしたが、晴れて暖かくなりました。

お昼頃には野鳥観察館の目の前の庄内川河口には大きな干潟が現れましたが、冬の間、飛来数が最も多かったカモの仲間であるオナガガモがほとんど渡ってしまい、干潟は少しさみしくなりました。

その干潟では、午前中、ハヤブサが捕まえた鳥を食べているのを観察できました。

毟った羽の色などから、獲物はどうもユリカモメ、もしくはズグロカモメだったようです。

干潟には風に飛ばされた白色の羽がいっぱいでした。

 

稲永公園は、今日も小鳥の観察日和でした。

アオジ↓。

メジロ↓。

ジョウビタキのメス↓。

また、先々週から先週末にはトラツグミも観察できました。

さらに、マツの木の上にはアオサギが。くちばしの基部や足の色が赤味(婚姻色)を帯びてきていました。

(※ジョウビタキおよびトラツグミ、アオサギの写真はHさんから提供いただきました。)

 

3月3日(日)に観察できた主な野鳥 カイツブリ0(2)、ハジロカイツブリ0(22)、カンムリカイツブリ428(549)、カワウ471(744)、ダイサギ4(6)、コサギ7(8)、アオサギ16(24)、マガモ32(172)、カルガモ2(204)、コガモ0(419)、オカヨシガモ0(108)、ヒドリガモ32(170)、オナガガモ16(188)、ハシビロガモ0(5)、ホシハジロ5(161)、キンクロハジロ18(258)、スズガモ204(550)、ホオジロガモ3(3)、ミサゴ4(5)、トビ0(2)、チュウヒ0(2)、ハヤブサ1(0)、オオバン0(16)、シロチドリ9(14)、ダイゼン0(9)、ケリ0(9)、ハマシギ396(270)、アオアシシギ0(5)、イソシギ0(17)、ダイシャクシギ3(3)、タシギ0(10)、ユリカモメ416(273)、セグロカモメ13(21)、オオセグロカモメ12(11)、カモメ135(454)、ウミネコ0(4)、ズグロカモメ19(48)

※カッコの前の数字は、野鳥観察館からのカウント結果。カッコ内の数字は、尾張野鳥の会および名古屋鳥類調査会合同の藤前干潟全域調査のカウント結果。

 

3月4日(月)(※休館日)に観察できたシギ・チドリ シロチドリ21、ダイゼン74、ハマシギ637、ダイシャクシギ3

 

※記事内容及びカウントデータの無断転載はお断りします。

明日の干潮時間12時12分 潮位 55cm
明日の満潮時間17時59分 潮位211cm

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