観察館日記

藤前干潟の庄内川河口部にある名古屋市野鳥観察館の日記帳です。

ノゴマが観察できました。

2015-05-17 11:17:31 | イベント

藤前干潟

今日の満潮時間  4時55分 潮位243cm

今日の干潮時間 11時20分 潮位 19cm

晴天の日、昨日に引き続き名古屋市野鳥観察館で愛鳥週間の行事で探鳥会が行われました。

5月10日から5月16日までの一週間が愛鳥週間ですが、野鳥観察館では藤前干潟の野鳥が一番多い日や干潮時間が観察に適した日を選んで行っています。

探鳥会では、この時期のシギチドリを含め30種類の野鳥が観察できました。とくに夏鳥のササゴイも近くで観察でき、忍び足で水辺に近づき小魚を捕らえる姿やキアシシギ・イソシギ達も近くで観察しました。

今日探鳥会で見ることが出来た野鳥 
ミサゴ、コサギ、ササゴイ、スズガモ、マガモ、カルガモ、ホシハジロ、アオサギ、ハマシギ、ソリハシシギ、キアシシギ、チュウシャクシギ、イソシギ、アオアシシギ、オオソリハシシギ、トウネン、コアジサシ、カワラヒワ、キジバト、ハシボソガラス、ツバメ、ハクセキレイ、スズメ、カンムリカイツブリカワウヒヨドリ、シジュウカラ、ノゴマ

探鳥会の終わった午後からは、希望者が羊毛フェルトで鳥のブローチ作りを楽しみました。

今日の藤前干潟の鳥たちは昨日雨が上がってから少し抜けたようでした。
オオソリハシシギは48羽、チュウシャクシギ64
羽でした。
今日は多くのカメラマンが堤防下に並んでいましたが、傑作が撮れましたでしょうか?

開館前に干潟を回ってきましたが、数が少し減った分、左岸に飛来する鳥たちも昨日に比べ少なめでしたが、オオソリハシシギ・チュウシャクシギ・ダイゼンも引き始めの干潟では観察できました。
↑のダイゼンと一緒に飛んできたチュウシャクシギは飛び立つ前に捕らえたカニを咥えたまま左岸に飛来し、着地後すぐカニを食べ始めていました。今日のダイゼンは47羽。

大型のシギチドリは数の変化はあまり変わりませんでした。
小型のシギはトウネン896羽と変わらず、ハマシギは246羽と半数になりました。他オバシギ2羽は変化なし。

明日、月曜日は雨の天気が予想されているので、天候の回復する火曜日には再びシギ・チドリたちが藤前干潟から抜ける可能性があります。

普段は鳥の少ない稲永公園内でも、この季節は移動の夏鳥が観察できています。ここ数日サンコウチョウやキビタキ・エゾビタキ・コサメビタキなどが観察されていますが今日は移動途中のノゴマが観察できました。
観察館玄関前の松の木にとまっていると、シジュウカラに威嚇されていました。
ノゴマは脚が長いですね。

明日、月曜日は野鳥観察館の休館日です。

月曜日の満潮時間  5時32分 潮位246cm

月曜日の満潮時間 12時01分 潮位 11cm

火曜日の満潮時間  6時09分 潮位244cm

火曜日の干潮時間 12時41分 潮位 10cm

 

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