観察館日記

藤前干潟の庄内川河口部にある名古屋市野鳥観察館の日記帳です。

今日もカラシラサギが観察出来ました。

2015-06-27 19:55:20 | 夏の藤前干潟

藤前干潟

今日の干潮時間  9時25分 潮位 57cm

今日の満潮時間 15時53分 潮位219cm

木曜日に観察できたカラシラサギ2羽が今日も観察出来ました。
鳥の少ないこの時期残っててくれて嬉しいです。

凄く遠いけど・ ・ ・ ・

見つけたときにはサッカーゴールの上に2羽で並んで休息中でした。(前・奥ダイサギ)

他のサギやカワウが魚を追い始めると一緒に干潟を走り始めます。

カラシラサギはコサギ大で、全長は約65cm。雌雄同色。全身白色で、繁殖期にはコサギよりは短めの冠羽を生じ、胸と肩羽の飾り羽も短め。嘴は橙黄色で、目先は青緑色。非繁殖期の嘴は基部が黄色で、先は黒褐色。脚は黒色で、趾は黄緑色。北朝鮮、韓国、中国で繁殖し、フィリピン、マレーシア、スマトラ、ボルネオなどで越冬する。日本には北海道、本州、対馬、沖縄諸島、先島諸島などに迷鳥として渡来する。世界の総個体数は2,000~2,500羽と推定されている。干潟など海岸開発によって、生息地が減少しています。(生物多様センター記事転載)

藤前干潟では毎年この時期に観察されることが多いですが、一応珍しい部類に入る野鳥の種類らしいです。

(左からダイサギ・アオサギ・カラシラサギ)
約450m先なので不鮮明な写真で分かり難いですが、図刊に書いていない最大の識別点は近くで見ると他のサギに比べ凄く目つきが悪いです。

カラシラサギは他のサギとは違い干潟を忙しそうに走る姿が目立つので、明日も残っていれば皆さんも双眼鏡でも見つけられると思います。
この季節晴れて日が昇ってくるとすぐに陽炎が立ち始めるので早朝をお勧めします。

今日観察できた主な野鳥 カワウ679、ササゴイ2、ダイサギ19、コサギ1、カラシラサギ2、アオサギ37、マガモ39、カルガモ89、ホシハジロ11、キンクロハジロ4、スズガモ22、ミサゴ3、ウミネコ4、ズグロカモメ1、コアジサシ9

明日の干潮時間 10時15分 潮位 41cm

明日の満潮時間 16時48分 潮位232cm

コメント
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