観察館日記

藤前干潟の庄内川河口部にある名古屋市野鳥観察館の日記帳です。

青足黄足

2009-07-22 15:11:10 | 夏の藤前干潟

藤前干潟

今日の干潮干潟 12時12分 潮位  6cm

今日の満潮時間  5時24分 潮位251cm 

           18時51分 潮位267cm

今日の皆既日食、皆さんは観察出来ましたか?

観察館のある稲永公園では雲の隙間から少しだけ部分日食が見ることが出来ました。

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観察館が開く前に少し、堤防の上を散歩してきました。少し出てきた干潟には繁殖の終わったケリが多く飛来していました。50羽のケリの群れの中には今年生まれた幼鳥も混ざっていました。成鳥と比べるとまだ幼さが感じられます。

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水際のケリの中にはキアシシギも混ざっています。

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足元にもキアシシギが3羽休んでいました。渡って来て疲れたのか?大きなあくびをしていました。よく見ると舌も見えます。

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少し上流にもアオアシシギが8羽飛来していました。

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干潮時間になると観察館前の干潟にもアオアシシギが飛来しました。

ちょうど、日本在住のスコットランドからのお客さんもGreenshank(アオアシシギ)やTerek Sandpiper(ソリハシシギ)を観察し、特にOsprey(ミサゴ)は向こうではあまり観察出来ないらしく、さかんにシャッターを切っていました。

後で調べたらミサゴはヨーロッパでは魚を食べることから虐待され、イギリスでは約70年前に一度絶滅して1955年スコットランドで巣を作って、それ以来手厚い保護を受け少しずつ増えていてきて85年には40つがい程に増えてきているそうです。

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↑スコットランドからのお客様が撮影したミサゴ(Osprey)

今日は10羽のミサゴですが、9月を過ぎると30羽以上藤前に飛来します。

今日、観察館から観察出来た主な野鳥 カワウ、ササゴイ、ダイサギ、チュウサギ、コサギ、アオサギ、マガモ、カルガモ、オナガガモ、スズガモ、キンクロハジロ、ミサゴ、トビ、チュウヒ、シロチドリ、コチドリ、ダイゼン、ケリ、イソシギ、キアシシギ、ソリハシシギ、オオソリハシシギ、ダイシャクシギ、チュウシャクシギ、ウミネコ

明日の干潮時間 12時57分 潮位 15cm

明日の満潮時間  6時15分 潮位258cm

           19時29分 潮位270cm

コメント
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