観察館日記

藤前干潟の庄内川河口部にある名古屋市野鳥観察館の日記帳です。

煙突上の住人

2006-11-29 19:49:20 | 冬の干潟

今日の干潮時間   6時03分   潮位   77cm 

            19時34分   潮位  106cm

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朝9時前には観察館の前にはオナガガモスズガモが群れていました。

オナガガモは約2,000羽、一時数を減らしていたのが戻ってきてくれました。

対岸、藤前地区の南陽焼却場の煙突にハヤブサが1羽、やはりそのせいでしょうか?藤前干潟ではダイゼン2羽、ハマシギ141羽、シロチドリは97羽と少なく、いつものダイシャクシギ4羽で健在でした。

どうやら最近、ハマシギダイゼンは今の干潮時間に合わせて明け方・夜の干潮時間に飛来し、ハヤブサに襲われる日中を避けているようです。

現実にハマシギの群れが激減している時は煙突の上にハヤブサが現れません。

ハヤブサは餌となるシギチドリに付いて移動しているようです。    

最近のハヤブサは2羽で現れることが多く一度、干潟に舞い降りるとシギ・チドリや鴨の仲間が逃げていき干潟が寂しくなります。

今日は尾張旭市の婦人会の方が大勢来館され、講師の尾張野鳥の会 浅沼会長の説明を聴き、熱心に観察されていました。

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ひときわ大きなマガモ?は実はアヒルです。このアヒルは夏から藤前干潟(庄内川河口)で鴨の群れと一緒に居ます。

観察館、東側松林の水場の客はカワラヒワヤマガラヒガラキジバト等、相変わらずのにぎわいでした。

明日の干潮時間   7時21分   潮位   85cm 

            20時34分   潮位   79cm

コメント
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