漢方談話 (埼玉県日高市にあります漢方専門薬局 環のブログです)

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カルディゴット博士の講演会を聞いてきました

2012-11-19 21:03:25 | 放射能のついて
本日二つの目のブログ

日曜日に小児科医で、反核の革命家であるヘレンカルディゴット博士の医師、医療関係者向けの講演会に行ってまいりました。

博士は70代半とのことですが、遠目では50代にしか見えません!ピンとした背筋、張りのある大きな声!

そして、この日に16歳~18歳の女子に甲状腺がんの疑いというショックなニュースが入りました。

最近原発の事故に関して、感覚が鈍くなっている自分には気づいてはいたのですが、3つのショックを与えられました。

まず、自分の認識が甘すぎること。やることをやっていないこと。医師たちが感じている症状について。

博士の話から
現在セシウムの含有量がとりだたされます。そして、お米も検出されないものがずいぶん多くなってきました。しかし、フクイチからでた放射性物質の核種は200種類にも及ぶそうです。その名前を全部見せてもらいました。スクロールしても、スクロールしても続く核種名に、絶句。

プルトニウムよりおそろしい、アメリシウムは去年ボストンでも検出されたそうです。日本では他の核種を早くしっかり検査しないといけないということ。

その中でトリチウムはとっても小さくて、何にでも入るのだそうです。とめることができるのは、もはや菌のみ。まさにナウシカの世界。これは唯一、皮膚から入ってしまうのだそうです。そして突然変異を起こしやすい。原子力産業の人々はこのトリチウムがどれほど出たのかをとても気になっているのだそうだ。私たちには「ただの水素」だという説明なのだそうですが・・・。
(セシウムは吸気では吸収されないのだそうです。腸管からの吸収だそうです)

トリチウムは脳腫瘍や体内にさまざまな腫瘍や奇形をもたらすことが動物実験で分かっている。地面に落ちると根から植物は吸い上げる。そして10倍、100倍と濃縮。半減期は12年。これは120年は存在するということ。

いわゆる、ホットスポットの地域の食物にはまず入っているとのこと。

これを聞いて、関東の野菜を食べるということがどういうことなのか。
判断基準がセシウムによることに非常に強く疑問を持ちました。セシウムが検出されないからOKとは言えないのだと改めて、強く感じました。だめなものはダメなんだ。特に女性は男性より感度が高い。より放射線による影響を受けやすい。
博士は、とにかく他の核種を調査するよう政府に要求しなさいと強く言っていました。

博士は、チェルノブイリの4倍の放射性物質がフクイチでは出たと言っています。
チェルノブイリでは甲状腺の結節が子供に出たのは、5年後だったのに、日本では一年後に出たということは、チェルノブイリよりも高線量の被爆をしたとのこと。


そして、当日会場には福島から来られている方が数名いらっしゃいました。一人の方は奥様が妊娠6週で福島で被爆し、生まれた子供に心臓に穴が開いていたとのこと。もちろん被爆との関連性は不明ですが、実際の声を生で聞くのは初めてで、心臓をギューっとつかまれる思いでした。

また別の福島の方は、近くの高校生がもともと何の持病もない子が3人心臓疾患で亡くなったとのこと。
郡山では、喉の痛み、から咳がとても多く、医師は一切放射線との関係を拒否しているとのこと。母親たちは福島の医師を信用していない人が多いとのこと。

関東の医師たちの間でも、福島では当局から医師は放射線の関連を口するなと口止めのお達しが出ているとの噂さえ聞くとのこと。

今回の会場に見えていた医師は、大学病院よりも開業医が多かったのです。関東某所の医師によると街のクリニックにくる患者というのは、あまり重篤な症状の方はこないのだそうですが、それに異変が起きているとのこと。
マイコプラズマやRSが増えているのは政府も発表している通りですが、これまで効いていた薬が効かないという話がよくあがりました。これは東京某所の薬剤師の方もおっしゃっていました。

20代の若年の糖尿病ですでに網膜に異常が出ている患者がきたり
→博士によると、セシウムが膵臓にたまりやすく、糖尿病が増えるそうです

白血病の患者も増えているそうです。そして、これも今までの薬が効かないとのこと。これはなんと50代~60代とのこと。
→博士は子供と年配の方は被爆の影響を受けやすいとのこと

臨床的な話はいくらかは出ましたが、それほど多くの時間を使われなかったのが少し残念です。
医師でも9割の人が放射線を認識していないとの話も上がりました。日本は広島長崎の過去があるのに、学校できちんと習わないのだそうです。つまり、本当に知らないのだそうです。(そんなことってあるんだろうか?)

また、対処法について博士から話がありました。
スピルリナ、ペクチンなどのサプリは意味がないとのこと。

海草は濃縮しているので、食べるのも注意。
太平洋の魚は食べてはいけない。


とにかく、免疫が下がるケースが多いのだそうです。子供は咳に出やすいこと。長引くケースが多いとのこと。

これは、逆に言うとこれからいかに免疫を上げていくかだと思います。

よく寝て、しっかり栄養をとる。
運動する。当たり前のことをちゃんとやる。
そして、関東は厳しい。これが昨日の私の本音でした。

木下さんのブログを見ると、カルディゴット博士もパンダジェフスキー博士も、今からでも東京から離れろということを断言されているそうです。
そうかといって、踏み切れない自分がいるわけです。

この主催者の方でお話してくれたある女性はアメリカ在住の日本人でした。震災当時、何本も電話で友人に早く逃げろと言ったのに、誰も逃げなかったと話していました。あきれるように話すその方に、軽く憎しみを覚えた自分がいました。笑
まずいことがおきていて、それが未だに収束していないし、危険なのも頭では分かっている。でも生活を変えられない自分がもどかしい。本当は自分は何も分かっていないのかもしれません。


博士が強く強く一番言っていたのは、医師たちが動かないといけないこと。メディアで発言しなければならないこと。医師たちがつながって、声をあげなくてはいけないこと。
また、プロデューサーも長くされていたという木下さんがいうには、今は山下のような医師がいう年間100ミリ大丈夫説が主流だから、メディアもそっちだが、医師たちの口から「こんな症状が増えているのはおかしい」と声をあげはじめれば、メディアは変わってくるとのこと。

医療関係者が動かなければならないのです。

今関東に住む自分に出来ることは、
できるだけ食べ物を選ぶ必要性があることを伝えること。
免疫を上げる方法を伝えること。
同じ意識をもつ医療関係者とつながること。

よっしっ!

そのための大胆な一歩は、
ブログを続けること。

洋裁ワークショップの復習

2012-11-19 20:02:52 | Weblog
さてっ!
かわいすぎる湯たんぽが並びました。
お客様たちから、感嘆の声がもれております。
「かわいい!」
「欲しい!」
そして

「誰か私にプレゼントして!」
「どうしたら、これを私が欲しがっているって誰かに知ってもらえるのかしら?」笑

というわけで、プレゼントにぜひもらいたい商品となっております!

彼女や奥様、お母様、おばあさまなど女性へのプレゼントに、はずさない湯たんぽはいかがでしょうか?




大盛況で終わった洋裁ワークショップですが、先週の水曜日に生地を買ってきて、早速作らせていただきました。

じゃじゃ~ん!


水曜日に地直し。
生地をたくましくひきさいてみる。
水につける。干す

木曜日にパターンをあて、裁断

金曜日の夜だったかな?一挙に縫い上げ。
といっても3時間ほどで、ま~~こんなにスムーズに気持ちよく
縫えた洋裁は初めてでございます。
今まで何かしら、前と後ろの長さが微妙にずれるなど、必ずありましたものが!
絶対に合う快感!
そして、このテキストが25ページになっていて、1ページが少ない工程なので、
じゃんじゃんページをめくる達成感。
よし次っ!次!次!っと、ばったばったと投げたおす。

見返しのパイピングも

スリットも


スリットの片側をちょっと勘違いしてしまったのですが、片側をOK!


その後、参加者の皆様はいかがでしょうか?
ご質問等ございましたら、いつでもお待ちしております。