goo blog サービス終了のお知らせ 

Reflections

時のかけらたち

春がいっぱいの自然教育園 -2 ・・・・ joyful spring -2

2019-05-10 23:56:43 | seasons
水鳥の沼を右に曲がっていくとすぐ、アケビの木があります。































水生植物園について一回り



ツボスミレ







ミツガシワ


















チョウジソウ










ノウルシ










水生植物園の前の道にもアケビが






























見てて見飽きない楽しいアケビの花です。


April 19  2019   Institute for Nature Studay
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

春がいっぱいの自然教育園 -1 ・・・・ joyful spring -1

2019-05-09 21:19:26 | seasons
4月19日

ふと寄った自然教育園は春の真っ最中。
大好きなアケビの花とヤマルリソウのことを忘れていました。今頃咲いていたのですね。間に合ってよかった。
イチリンソウ、ニリンソウは真っ盛り。水生植物園にはミツガシワ。ツボスミレやタチツボスミレ、チョウジソウ
ホウチャクソウなど。
今年は何もかも一緒に咲くようなそんな感じがします。

バイモとカタクリは最後の花が残っていたという感じでした。

思いがけず楽しい散歩となりました。

ツマキチョウと言う年1回春だけに見られる白い蝶も見て、写真に撮ることもできました。

自然からのプレゼントのような一日でした。もうこんなに春いっぱいだったのですね。

自然教育園のウォーキングはいつものコースで路傍植物園から館跡を通り、水鳥の沼に出て、イモリの池
の横を通って、水生植物園に行きます。水生植物園の池の周りをひとまわりして、武蔵野植物園に行き、
また水生植物園の戻り、ひょうたん池の横を通り、路傍植物園を再び通ってでぐちに向かいます。
写真は時系列に配置しています。






路傍植物園で最初に出会ったのはイカリソウ




お茶花としても使われるバイモはもう終わり




ホウチャクソウはこれからシーズンです。




タチツボスミレ




これは何かしら・・・ ミズダマソウでもなさそうだし・・・




キランソウ




ツマキチョウ












ムラサキケマン




ラショウモンカズラ






イチリンソウ


















ハナニラ




ニリンソウ












イチリンソウとニリンソウがいっせいにこんなにたくさん咲いていたのを見たのは久しぶりです。




イカリソウ


 





母が大好きだったエビネ





シャガ










タチツボスミレ



April 19   2019   Institue for Nature Study
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

生協の学習交流会へ目黒まで ・・・ attending activity of consumer cooperative in Meguro

2019-05-08 23:57:08 | a day in the life
4月19日

仕事を完全にリタイアしたら自由な時間ができたので生協の活動にも目を向けることが
できるようになりました。前回このブロックでのイベントのリンパマッサージの講習に
当たり、参加しましたが、今回は北海道の漁業協同組合との学習交流会にも期日を遅れて
参加可能の連絡が来ました。電話で申し込んだのがほおっておかれていたみたいでした。
10時半から目黒文化センターでの開催でしたが気が付いたら11時半からの星岡とかぶって
いました。星岡は20日にもあったのでそちらにして、イタリア語は食事はしないで行っても
1時間くらい遅れてしまいますが、全部出席する方を選びました。






家の近くでは4月なのにもうこんなにツツジが咲いています。












目黒川沿いには桜がまだ少しだけ残っていました。




この一帯には美術館、プール、ジム、図書館、区民センターなどが集まっていてとてもいい環境でした。
私が住んでいるところに比べるとちょっとうらやましい施設です。

区民センターでは”枝幸(えさし)漁協産直食品学習交流会”ということで北海道漁連の漁業の取り組みや
商品についてのプレゼンがあり、質疑応答の後、冷凍食品を使った料理を共同で作りました。
最近、冷凍のお刺身を頼んだら意外とおいしく、今回は枝幸漁連の冷凍食品を試食しました。生よりも
すぐ冷凍するので新鮮とのことでした。 天候に左右される漁業の苦労も伝わってきました。何日も
舟に乗れないで待機することもあるとのことです。また地球環境と生命の源である川と海を守る活動も
していて、生協と共同で行っている魚つきの森植樹運動の紹介もありました。

最後はおいしく製品を使って作った海鮮丼と海鮮サラダをいただいて終了。定年退職してこういう活動に
参加することができるようになったという人が近くの席でいらして少しお話をしました。






























駅の近くでちょっと一息。わらびあんみつ。

ここまで来たら、自然教育園は外せません。













こんなにいろいろな花が咲いています。大好きなアケビの花も咲いています。


April 19  2019   Meguro 




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

季節は廻って ・・・ the circle of the seasons

2019-05-07 23:57:02 | seasons









昨日はヨガの前に東御苑に藤の花を見に行く予定でしたが、珍しい鳥の鳴き声やその青葉の
清々しさの中でゆっくりして、東御苑のベンチに座ってヨガのキャンセル電話をしました。
ストレッチのクラスがとても気持ちがいいので迷うところでしたが、この5月の緑の中は
何にも代えがたいです。








気が付けばハクウンボクの白い小さな花が散っていて、そういえばエゴノキはどうなのかしらと思い
帰りに家の近くの花を確認したら一つは咲き始めて、もう一つはつぼみが白く色付き始めていました。
エゴノキは父が亡くなった時に両親のマンションの階段でたくさんの真っ白の花が散っていたのが
心に焼き付いています。










藤の花も今年ももう終わりかけていて、もともと花の付きが悪いのもあったようでした。
今年の連休は例年のようにめちゃめちゃ暑い日はありませんでしたが、緑の季節に入ったことを
感じるさわやかな日が後半ありました。何時もだとここでもう夏を感じてしまうところです。




















生まれたてのようなきれいな蝶々が楽しそうに飛んでいます。アオスジアゲハもカラスアゲハも
黄色いアゲハも・・ 止まらないかと長い間見ていたら、ときどき2匹が絡み合って上昇して
降りて来たり、体いっぱいで喜びを表しています。やっと止まったかと思ったらツツジの花の中に
ずぼっと入ってしまいました。





May 6 2019 The East Garden of Imperial Palace & around my house
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

4月の星岡(2019)とイタリア語 ・・・ Hoshigaoka in April & Italian

2019-05-07 23:35:54 | a day in the life
4月20日

4月はスケジュールが重なることが多く、苦労しました。
5月の星岡が明日となり、ちょっと順番を入れ替えて今日アップしないともう忘れそう・・・
4月は日程が合わなくて一人で参加でしたが、最初思っていた日はあとから生協の
漁協産直製品の学習交流会が遅れて出席可能の連絡をいただき、時間が完全にかぶっていたので
星岡は被害の少ない翌日20日に変更しました。それでも1時間近く遅れてイタリア語に参加しました。
とても和服では動けないので、久々の洋服での参加でした。


                         (中野駅前 ・・・ バスからの眺め 大学と公園があります。)

あるばとろすさんが参加した日と進め方が違っていて、今回初めて試しで参加していた方の基本的な
質問が多くそれはそれで面白かったです。出汁の取り方とか、使っている濃口、薄口はどこの製品か
とかベースになる質問が多く、私も濃口しか使っていなかったので、薄口と名前はついていなくても
メーカーで判断するということを知りました。私は生醤油が好きだったのでよく小豆島のを取り寄せて
いて、色はどちらかというと薄いほうが好きです。関西の薄口は塩味がきついので、薄口ではなく
ちょっと明るい色をしたお醤油をよく使っています。
以前にも聞いたら薄口はヒガシマルを使っているとのことなので、今度用意しておこうかと思いました。
昔初めて奈良旅行に行った時に泊まった今は伝説的な日吉館で確か千鳥酢を使っていたので、星岡で
あまりにも酢の物がおいしかったので昔お聞きした時、ミツカン酢ということで普通なんだと思ったことが
ありました。とにかくだしがいいのですべておいしいのでしょうね。今回は削り節やだし昆布の話もあり
先生が同じ月の講習でもその時々の出席者に合わせてどのような展開になるのかわからないのが楽しいですね。
たまたま都合が合わなくてあるばとろすさんと違う日になり様子がわかりました。
時期が少しずれれば、床の間も変わります。








 

 

4月の献立

吸 物  若たけ椀
煮 物  ふきの信田巻き煮 鶏丸取り
揚 物  れんこん揚げ団子
     ふきのとう 長芹
     揚げこんにゃく
酢 肴  白魚 わかめ きゅうり  生姜酢
浸 し  うるい胡麻浸し
ご 飯  筍ご飯




ふきの信田巻煮は海老のすり身と豆腐、おろし芋、茹で卵で作った生地を揚げをひろげて、伸ばし、下味をつけた
ふきを巻いて蒸してから煮るという手間のかかる料理です。とてもおいしいです。



















揚物は刷毛で打ち粉します。れんこんの揚げ団子はとてもおいしかったし、下味をつけたこんにゃくの揚物は
お弁当などにも便利です。


私は全部持ち帰りで詰めていただいていたので、他の方のを撮らせていただきました。
それぞれのだし汁や汁が別の器に入れてあり、とても丁寧に包まれていました。
















若竹椀はたけのこ、わかめに下味をつけておくので、味がボケません。




白魚が崩れない塩で〆るやり方を教わりました。普段使わないので違いが判らないのですが。





たけのこご飯の湯炊きは家でもすずしろご飯に続いて2回目のお鍋で炊くご飯でしたが、作ってみたら
今度は柔らかすぎてしまいました。どうもIHの火加減とルクルーゼの鍋の性質などを考えて調整しなければ
ならないようです。家の器具ではどうしたら一番いいかを探っていかないといけません。

若竹汁だけそこでいただき、あとは持ち帰り、阿佐ヶ谷駅からバスに乗ってイタリア語は先生のお宅に
行きました。4月から場所が変わったので迷わないかも心配でしたが、わかりやすくてすぐ行くことが
できました。



 
終わってからのお茶の時間。先生がお茶を出してくださり、お菓子も自然に持ち寄って。
私もマカロンのつもりがチュイールのようになってしまった手作り失敗お菓子を少しだけ持って行きました。
レッスンは近過去になり、少し豊かな表現ができるようになりました。月1回だけでもなんとかなるものです。
今回から残念なことにCさんがお母様の介護があり、これなくなりました。また来れるようになるといいと思います。
新たに新聞社のキャリア・ウーマンとワイン会社で働いている人が加わり、楽しく勉強しています。






April 20  2019  Asagaya




コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日比谷で中学の同級生と楽しいひと時 ・・・ lunch with old friends in Hibiya

2019-05-06 23:57:53 | old familiar faces
昨日はヨガの後に新宿御苑に行って、歩きましたが、珍しく疲れて、あちこちのベンチに座って
休憩して水分を取ったりしていました。木陰て椅子に座るのもいいですね。いつもだと休憩もしないで
歩きまわっています。暑さのせいかなんだか疲れて、夜写真の整理をしていたら寝てしまいました。
今年は4日にも友人たちとエスニック料理を食べに行く前に調布の國領神社に行ったら、藤の花は
もう終わっていました。藤の花は花の付きが悪い年があったり、なかなかさらさらとなびく花に
会うことができません。新宿御苑の藤棚は近くで見れる方が、ほとんど花がついていませんでした。

昨日渋谷西武での希林さんの企画で知りたいことがあって、西武デパートの催事担当の方にサイトで
質問をしたら、とても丁寧なご返事を2度も頂いて、とてもありがたく思いました。今度時間のある時に
追記する予定です。

次にアップするのは1ヶ月くらい前になってしまいましたが、旧友たちとの楽しいい時間を過ごした
日の日比谷の春の風景です。


4月9日

体調が悪くなかなか同窓会に出てくることができなかったN君に会うというので
誘われて数名で会うことになりました。突然の連絡でクラスのみんなに連絡することが
できなくてごめんなさい。今回はこれからの相談も含めてこじんまりと会って、卒業以来
会っていなかった3名が初めて会うことになりました。場所はみなさんの都合がいい場所と
言うことで日比谷にしました。クラスの皆様をお誘いできずにすみませんでした。
次回はN君が外出しやすい時期にクラス会を開催できればと思います。N君はとても元気に
していたのでご安心くださいね。私が半世紀ぶりに中学のクラス会をしたときN君は変わらない
元気な姿を見せてくれたのですが、翌年の同期会には体調がすぐれず直前まで様子を
見ていたようですが、出席することができませんでした。その後体調が悪い原因は
癌だったことがわかり、治療の副作用が厳しくて次の同期会にもまだ出ることができません
でした。寒い時期の外出は無理そうでした。最初のクラス会にI君とS君は出ていなかったので
ほんとうに卒業以来に会ったことになります。それと病気のこともあり、S君はものすごく心配
したと泣き出してしまいました。彼の病気の話しについては触れないで、みんなそれぞれが
頑張って生きていることを見せたいといのがこの会を開いたI君の思いでした。N君には病気のことを
大げさに扱ってほしくないとの思いもあり、病気には触れずに学生時代の話しや(これが皆さん
よく覚えているのよね)仕事をしていた時の苦労話とかいろいろと話が飛んで、そこでS君の
この会の目的は何?の発言になり、S君の涙になってしまったのです。I君は自分の思いをぶつけて
お互い分かり合えたみたいです。当人のN君が一番冷静でちょっと斜に構えていて面白かった。
ペースを変えずにどんどん飲む2人と飲まないN君と、少しだけ美味しいお酒をいただいた私で
すごく楽しい時間を過ごしましたが、それぞれ職種が違う3人がまるでドラマのような場面を
くぐり抜けて現役時代は大変だったのだと思いました。私は学会勤務で、S君もシンクタンクだったので
直接クライアントと向き合った旅行会社で海外勤務の長かったN君と印刷会社で海外出張の数が多すぎで
腰を悪くしたI君の話は一人一人が日本の経済を支えていたのだなと思いました。高校の同級生で
当時週刊誌にも載った商社勤務で自殺した人の話を思い出しました。すごい世界を見てしまった
のだと思います。
皆で話しているとあのころのマインドに戻っているのですよね。ただとても楽しかったことだけ
覚えています。
帰ってからもメールとかもらいましたが、今度は鎌倉でという話も出ています。
気心が知れている幼なじみのような人たちは宝物のような感じですね。
今回もS君って本当にいい人なんだなと思いました。優等生でおっとりタイプだったけど。
就職後も職場が近くて偶然会ったりしたこともありましたが、小、中学校一緒だったので
今では小学校のクラス会で年1回は会っていました。今回私のことをどう思っていたかが
わかり、おもしろかったです。

お店は大志満 椿壽 有楽町店 で加賀料理をいただきながら。






ここの治部煮は汁がたくさん入っていて好きです。

















静かなお店でゆっくり過ごすことができました。お店の方も楽しかったと話していました。
とにかくにぎやかだったからね。やんちゃなお茶の先生とは思えない人がいたから。
このあと飲んでいた二人はさらに飲んで、私は日比谷公園を回って帰りました。
楽しかったという余韻だけが残りました。N君が大変だった時期を過ぎて、いまでは治療を止めて
いるので穏やかに過ごせていることを知り、嬉しかったです。





































April 9  2019   Hibiya

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

希林展の後は渋谷から新宿まで歩いて ・・・ after exhibition having long walk to Shinjuku

2019-05-04 23:53:42 | a day in the life
休日の一日、希林展の後は歩いてみることにしました。
しっかり西武デパートでランチを食べて、チケットの半券で展覧会のサービスのアイスクリームの
てんぷらまでもらって初めて食べてみました。

昔懐かしい道をまず原宿を目指しました。今は亡きN君と歩いたコースです。
周りはすっかり変わっています。写真は残念ながらスマホです。



昔ジャンジャンがあったところです。








パルコもとっくになくなっています。
一時代何か文化を発信していた渋谷。








代々木公園ではアウトドアのイベントをやっていて、テントがたくさん紹介されていました。




日本酒は外せません。久保田の雪峰を味見させてもらいましたが、さわやかでおいしかったです。




コースは原宿の手前で明治神宮に入りました。代々木公園には家族連れが押しかけていました。
明治神宮を抜けて参宮橋に向かえば新宿はすぐです。













明治神宮の一番外周に近い道を回りました。
鳥がさえずり、軽井沢にでも来たようでした。



ずいぶん歩いたのでもうすぐ出口かと思いましたが、途中で曲がると本殿に出ました。







かつて姪が結婚式を挙げたように、結婚式の行列が続いていました。




その後大変な時期がありましたが、今は赤ちゃんが生まれて、パリからジュネーブに引っ越して、
子育てに奮闘しています。そのうちまた才能を発揮できる時が来るかと思っています。その時に自分が一番
大切にしたいことと向き合って生きて行くのがいいと思います。








   

 
















こちらから宝物館がある方に回って帰りました。




























懐かしのKINOSHITAの前を通りました。美味しいフレンチのお店です。


OZONまで来たら、もうシャトルバスに乗るしかありません。




新宿駅に出たら、野村ビルのコーヒー店で、美味しいコーヒーと水分補給をして電車で帰りました。
Paul Bassett はお気に入りのバリスタです。

この日歩いたのは
13.7Km 18,330歩でした!
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

樹木希林さんの遺したもの (追記あり) ・・・ Kilin style

2019-05-03 23:59:54 | people
4月7日

ときどき”今”を入れながら、のんびり進むブログです。
やっと希林展を見に行った4月7日に来ました。



樹木希林展に最終日に滑り込み。
それも前日まで池袋西武と思い込んでいたところが何とも・・
ぎりぎりで軌道修正。
朝早くに行ったので、程よい混み方でゆっくりと何度も戻りながら見ることができました。





KILIN言葉の道に書かれている言葉の数々が味わい深かったです。
会場に入っていく長い通路を両側に飾ってあるパネルを見ながら展覧会場にゆっくり進みます。
いろいろな展示の前に彼女の言葉を読んでいくのはなかなかいい方法です。
彼女の人生をそのまま受け入れていく姿は、年を重ねていく上で、何か照らしてくれるような
そんな感じがします。まっすぐ心に落ちていく言葉たちです。

帰ってからその時見た言葉を探そうと思ってインターネットでたくさん彼女の言葉を詠みました。

年をとってパワーがなくなる。病気になる。
言葉で言うといやらしいけど、これは神の賜物、贈りものだと思います。
終わりが見えてくるという安心感があります。
(2008年7月)

年を取ったら、みんなもっと楽に生きたらいいんじゃないですか。
求めすぎない。欲なんてきりなくあるんですから。
足るを知るではないけれど、自分の身の丈にあったレベルで、
そのくらいでよしとするのも人生です。
(2008年7月)

自分にとって不都合なもの、邪魔になるものをすべて悪としてしまったら、
病気を悪と決めつけるのと同じで、そこに何も生まれて来なくなる。
ものごとの良い面と悪い面は表裏一体、それをすべて認めることによって、
生き方がすごく柔らかくなるんじゃないか。
(2014年5月)

(出典元:『一切なりゆき』〜樹木希林のことば〜)


がんはありがたい病気。
周囲の相手が自分と真剣に
向き合ってくれますから。

ひょっとしたら、
この人は来年はいない
かもしれないと思ったら、
その人との時間は大事でしょう?
そういう意味で、がんは面白いのよ

この年になると、
がんだけじゃなくて
いろんな病気にかかりますし、
不自由になります。
でもね、それでいいの。
こうやって人間は
自分の不自由さに仕えて
成熟していくんです。

若くても不自由なことは
たくさんあると思います。
それは自分のことだけではなく、
他人だったり、ときには
わが子だったりもします。
でも、その不自由さを
何とかしようとするんじゃなくて、
不自由なまま、おもしろがっていく。
それが大事なんじゃないかと思うんです

病気をしないのが、健康でいることが良いものであるけれども、
悪いものの中に見えてくるものがある。健康であるがゆえに見えないものがある。


おごらず、人と比べず、面白がって、平気に生きればいい。




どうしても見つからないのが、年を取るとちょうどいい具合に欲も少なくなってくるというよいうな
言葉と 一度あっちの世界に身を置いてみると、名誉欲とかどうでもいい欲がどうでもよくなるということを
表した文章。年を取るのも、病気になるのもだんだん消えゆく身には都合がいいというような感じ。


彼女をたどる写真たち。また特に和服姿がいいですね。和服を洋服に変えているのもおもしろい。
自筆の原稿。出演した映画のパネル。何かすぐ通り過ぎることができない、いつまでもいたくなる
展覧会でした。













琵琶奏者だった父親を見たら、最初のご主人 岸田森も、内田裕也も何かわかるような気がしました。





































これはスカパーで見た是枝監督の「海よりもまだ深く」のことだったかしらね。




とにかく昨年は彼女の映画を立て続けに見た年でした。最後にピークを持ってきた見事な生き様でした。
















何必館は京都に行くたびに寄ってみたいのだけどなかなか実現できていない美術館です。希林さんと関係が
深かった美術館だったのですね。






















トロフィーを利用して照明器具を作ってしまうアイデア。











よく構成された企画展で、見ごたえありました。写真OKも助かります。

この後、食事をしてから新宿まで歩くことにしました。まず原宿まで歩いて、明治神宮を抜け、参宮橋のOZONのところまで
行って、シャトルバスを利用しました。さすが家まで歩くのは無理かしらと思いました。





April 7 2019 Shibuya


追記)
たくさんの言葉の中で、老いること、欲に関連する言葉が心に引っかかっていて、本屋さんで見たり、ネットで
見てもみつけることができなかったので、渋谷西武のHPの質問欄から問い合わせをしました。
そうしたら連休中にもかかわらず、丁寧な返事を再三いただいて、最後には参考までにと出典を全部教えてくださいました。
多分、下記の文言が一番ぴったりくるかと思いました。いろいろ丁寧に対応していただき、催事担当の方には
大変お世話になりました。渋谷西武がこれからも心に響く企画を開催してかつての渋谷が文化の発信地で
あったように私たちに届けてくれることを願っています。

「こちらまで身軽になった」
 私は不動産が好きで、家に対しては少なからぬ執着があって。ただ、その執着もル・コルビュジエが、
彼の好きな地中海を望む場所に、自分たち夫婦が住むための小屋をつくったという話を聞いたとき、
すとんと抜けたんです。禅でいう方丈ではないけれど、あれだけの建築家がやりたいことをやり尽くした末に、
最終的にたどり着いたというその小屋を見たとき、こちらまで身軽になったというか……。だから今は自分が
この世につないでいるあれこれの鎖を、欲望も含めて一つずつ外している感じですね。

(家庭画報「きもの好き、映画好き」2‌0‌0‌8年1月)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

久々のおとめ山とミャンマー料理でランチ ・・・ Otomeyama walking & Asian lunch

2019-05-02 23:55:29 | wonderland
4月6日

家の近くのウォーキングです。
午前一番のヨガのレッスンが終了後に、普段から運動不足の娘と待ち合わせておとめ山方向に
歩くことにしました。その前にエスニック料理でランチ。今回やミャンマー料理を選んでいました。

高田馬場付近ではミャンマー料理の店も多く、以前難民に日本語を教えていた今年亡くなった友人に
生徒さんがやっている料理店マリカ・キッチンに連れて行ってもらったことがありました。
とても日本人の口に合います。亡命してきた人たちもいて、ミャンマーの歴史もよくわからないのですが、
確か建国に協力してきた少数民族のカチン族の人はその後冷遇されたというようなことで日本に移民して
きたとのこと。今では日本ではなかなか受け入れていないので、聞き伝えの話で正確ではないかもしれません。
少数民族がたくさんいてなかなか難しい国のようです。

この時行ったお店にはアウンサンスーチーの写真が飾っていありました。だからカチン族の方では
ない立場の人なのかなと思ったりしました。




ミャンマーの代表的な麵、モヒンガはナマズでスープを取っているとかで、とても優しい味でした。




セットに、スープとサラダ、サモサのようなものが付きました。













ここから神田川を越えて、おとめ山に久し振りで向かいます。




























公園の開けた場所では何組かの家族連れがお花見をしていました。
何か近辺の人たちの憩いの場のような感じがしました。
















帰りに買い物をしたスーパーの近くにまた新しくできたタピオカのお店で飲み物をテイクアウトしました。
この種のお店がどんどんできて、どこも人が並び人気があります。紅茶はとてもおいしいですけれど。










ほんとうに高田馬場、早稲田、新大久保あたりは多民族の文化が入り交ざるエリアです。
労働力としてこれからも外国人もますます増えて行くことになるのでしょう。国を越えてそれぞれの文化を
尊重して暮らせるようになって行ってほしいです。


April 6  2019  Takatanobaba

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

令和の始まり ・・・ the new Imperial era ”Reiwa"

2019-05-01 23:56:43 | a day in the life
皇室の世代交代にもあまり興味もなく、元号も西暦に統一してきていてあまり意味も感じないのですが、
今日はちょうど家にいたので、TVで新天皇の言葉を聞きました。
「日本国及び日本国民統合の象徴としての責務」という言葉に引っかかりました。
「日本国民統合」という言葉に何とも抵抗があります。

令和という呼び名も4月に決まった時は、万葉集からで説明があれば清々しい呼び名に思いましたが、
文字だけだと何か上から目線を感じる「令」という文字です。

初春の令月にして 気淑く風和ぎ
梅は鏡前の粉を披き 風は珮後の香を薫らす


「令和」に込められた意味は「人々が美しく心を寄せ合う中で、文化が生まれ育つ」(首相談話)
そうだったらいいけど・・・


「令和」の文字を引いたのは、万葉集巻五に収録された梅花の歌の「序」。この梅花の歌は32首あり、
大伴旅人を中心とするグループが詠んだとされる。漢字の音だけをあてて表記された「歌」と違い、
「序」は表意文字としての漢字を使った漢文体であることも出典として適していた。

【関連記事】令和は万葉集巻五、梅花の歌三十二首の序文
 初春の令月にして、気淑(よ)く風和らぎ、梅は鏡前の粉を披(ひら)き、蘭は珮後(はいご)の香を薫らす

漢字に詳しい京都大の阿辻哲次名誉教授は「万葉集によると、『令月』とあるのは『素晴らしい月』という意味。
まさに天皇の代替わりに伴う季節感と、平和を謳歌しているというイメージを受ける」と指摘。「令」には、
「令嬢」「令息」といった言葉に使われるように「よい」という意味がある。

また「令」の漢字の構造は、ひざまずいている人に申しつけているという形で「命令」の意を含む。このため、
令和を漢文調にすると「和たらしむ」とも読める。

阿辻名誉教授は「世の中を平和にさせる、という穏やかな印象にあふれている。世界が調和され、平和が永遠に
達成されるというメッセージが込められているのでは」と話した。

                                    ネット配信の日本経済新聞より


                   

連休も始まってもう半分過ぎてしまったのですね。家では娘が連休とは関係なく仕事に出ていて、そういう職種の人も
多いかと思います。先月末から体調を崩して、風邪だったのにお腹に来て、病院に寄ってから仕事に行ってあまり
にも顔色が悪いので帰されたり、また別の病院に行ってそのまま家に戻って休暇を取ったり繰り返していましたが、
やっと食事もできるようになり、今週は仕事に出れるようになりました。月初は忙しいので休日でも休むことが
できません。
少し元気になったので、28日に薬王院まで一緒に散歩に行って、まだ少し残っていた牡丹の花を見ることが
できました。晴れていても朝は冷え込んだりする日々です。











                 


今日は借りてきたCDを録音したり、なんとなく天気が悪く活動が鈍りました。
アンデルシェフスキーのショパンアルバムで2003年ともうだいぶ前のものでした。このピアニストは数年前に
知り、すごい人がいると驚きました。その後来日の度に聴きに行くようになりました。





このアルバムの最後の曲はショパンの遺作のマズルカで晴れていた天気も雨と変わっていった今日聴くと
胸に突き刺さります。でもこのショパンの曲にはかすかな希望が見えました。 
最近亡くなった音楽が好きだった友人のことも思い浮かびました。あっちの世界でも聴いているかしら?

解説が興味深かったのでコピーを取りました。












コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする