Reflections

時のかけらたち

社会活動が再開して ・・・restarting social activities 

2020-07-12 23:05:26 | a day in the life
コロナ対策で2ヵ月余りの自粛生活の後、また人々が社会に出て行くようになり、
東京では再び、感染者数の急増。それでも特に対策はなく、夜の街関係の人達の積極的検査により
増えているという説明。今までちゃんとした検査をしていなかったので比較ができず何とも言えない。今でも多くの
未検査の人達がいるし・・ もう個人で気を付けるしかなく、娘の会社でも個人のスマホを新機種に変更して感染者に
接触した時の通報が届くシステムが対応できるようにして、また出社を控えるようにするのに戻りそうです。
企業によっては在宅がかなり定着しているところがあることが知り合いの話からでも分かります。多くの会社では
かなりきちんと対応していて、娘も休暇を取って軽井沢に行きたいと上司に話したら、他県に行くのはどうかと
言われて休暇の許可が下りなかったみたい。いつ行けるのかな~

私の方は日本料理講習会の星岡では門は閉ざさなかったけれど2ヵ月は誰も来なかったとのことでしたが、先月から
私も参加するようになり、また日本の落ち着いた空間の中で過ごせるようになりました。
イタリア語も7月から再開。ゆっくりとイタリアに触れるように楽しんでいます。そしてベルカントも先月から開始。
いつまでできるかわかりませんが、できる限り注意しながら通ってみたいと思います。
最も危険を感じますが、窓開放でイタリア語と日本語の違い、ポジティブな姿勢を学んでいます。
2ヵ月の休業のあおりを受け、9月末で閉鎖となったヨガスタジオが残念でたまりません。10月からのことはまだ
決まっていませんが、今はただベテランの先生方との時間を楽しんでいます。

自粛生活以降、新しく参加するようになった調布花めぐりの会。stay homeで家の周りの自然にたくさん触れることが
できました。今ではもっと自然に触れることができるようになり、多摩まで出かけることが多くなりました。
去年から参加したかったこの会に参加できるようになったのがこの時期の一番の収穫となりました。
この地球にとどまれる時間が少なくなってきた今、一番触れたい自然です。

昨日のベルカントのレッスンではまた少しコツがわかったような気がして、嬉しかったです。
気持ちを絶対下げない歌い方、悲しい歌でも悲しく歌わない・・声を前の上に投げる歌い方・・
口はあまり大きく開けないで口の中でも響かせる。大きく息を吸わなくても、肺を広げれば自然に空気が入ってくる。
先生は気持ちをあげるためにクラップダンスとかいろいろなことを紹介してくれます。

先生から提案の新しい曲はプッチーニのラ・ボエームから「ムゼッタのワルツ」です。コケティッシュで
かわいい曲です。最初は言葉のおさらいから入って行きました。






先生もまた学校ななどで教えることが復活したようですが、自粛中YouTubeで昭和のポップスをイタリア語で
歌ってアップしていたとのこと。ソプラノの山畑先生のアップしたての異邦人を聞かせてもらいました。
以前あずさ2号とかもお知らせをもらいました。きっかけは梓みちよが亡くなった時に彼女がイタリア語で
「川の流れのように」を歌ったのを聞いたことだと話されていました。

なんだか別の曲のように聞こえる時もあり、おもしろいので良かったら聴いてみて下さい。






異邦人も追加しました。先生たちが手掛けたのは他に「カナダからの手紙」と「3年目の浮気」です。
ドンドンYouTubeの作り方も進歩してきました。何時も舞台道具も作る先生は本当に器用です。

いろいろ聞いていた時に再びカウフマンの動画を見て、以前もよく見ていたバリトンのディミトリィ・フヴァラストフスキィ
(Dmitri Aleksandrovich Hvorostovsky ホロストフスキーともフォロストフスキーとも発音)とのデュェットを聴いて調べて
いたら、なんと3年前に脳腫瘍で亡くなっていたことを発見しました。
コンサートに行けない今は動画とか見るしかないのですが、実際に見に行きたいと思ってももう行けないこともあるのですね。




日本語教師のプログラムも編み物も病院での再検査もストップしたままです。


今日も和服の片付けをしながら、ハウザーのチェロを聴いていたら、モーツァルトのクラリネット協奏曲のメロディーを
チェロで演奏しているところでまた泣けました。部屋の中に去って行ってしまったものの面影が浮かぶからです。
ブルーが良くいたサンルーム。近しいものや人たちがどんどん別の世界に行ってしまう。そのうち私も会えるのだけど
現実から消えてしまう者たちへの悲しみは消えないですね。きっとハウザーの演奏にはそういうものが潜在的に
あるのかもしれない。

軽井沢での自然の中での暮らしを始めて2年たったいとこからかわいいお知らせがきました。
何とヤマネが庭に現れたとのことです。野鳥の会の観察会も始まり、人と会えるのが嬉しそうでした。




コロナとの生活、まだまだ越えなければならない山があるのでしょうか?


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2 コメント

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あずさ2号 (としちゃん)
2020-07-13 07:24:36
イタリア語バージョンのあずさ2号、聞きました。
堂々としていますね。
梓みちよの「川の流れのように」も聞いてみたいな。
調布の自然を気に入って下さり、嬉しいです。
ただし町中はパチンコ屋さんの増設ばかりで、うんざりしていますが。
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としちゃんへ (カンカン)
2020-07-13 17:06:21
聞いていただいてありがとうございます。
先生は朝日カルチャーでもカンツォーネを教えているのでこういう歌にも抵抗ないのでしょうね。
最近コロナ太りで貫録ついていましたが、クラップダンスで減量中です。
ソプラノ先生も上手なので追加しました。最初から載せるつもりだったのですが、忘れていました。
良かったらこちらも聴いて下さいね。
梓みちよさんのバージョンは亡くなった時に流れただけで、どこをネットで探しても出てこないとのことです。
調布は今一番のマイブームです。気がつくと行っていますよ。(笑)
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