Reflections

時のかけらたち

カンツォーネを聴きに ・・・ tenor concert by Eiichi Ando

2021-12-16 23:59:23 | music

12月14日

寒くて荒れ模様の一日の始まり・・・ カンツォーネを聴くには向かない日と思って
出かけましたが、会場の町田市民フォーラムにつくころには陽がさしてきて、雨も止みました。

ベルカントの先生のテノール歌手、安藤英市さんのカンツォーネのコンサートがありました。

ピアノは土屋麻美さん。 主催は町田イタリア歌劇団。

 

コンサートが終了したところで写真を撮ってもいいようでしたので、慌ててスマホをオンにして撮りました。

カンツォーネという言葉はイタリア語で歌を意味しますが、若いころカンツォーネが流行ったので
そういう歌かと思ってずっと勘違いしていました。ポップスと思っていたら、19世紀末から20世紀初頭に書かれた
イタリアの大衆歌曲となっていました。

プログラム

太陽の地   ダンニバーレ
ヴッリーア  レンディネ
マラフェンメナ トト
彼女に告げて  ファルボ 
遥かなるタンタルチア E.A.マリオ
帰って来てくれ  ヴァレンテ

カルーゾー   ルーチョ・ダッラ
森の道   ビクシオ
アネマ・エ・コーレ  エスポズィート

もし・・ ニューシネマ・パラダイスより エンニオ・モリコーネ
君がいないと  イル・ポスティーノより  バカロフ
ゴットファーザー 愛のテーマ「もっと静かに話して」 ニーノ・ロータ

 

アンコール

別れの曲 ショパン
サンタルチア

 

太陽の地や、ヴォリーア、彼女に告げて、アネマ・エ・コーレはホセ・カレーラスがよくコンサートやアンコールで歌う曲です。
マラフェンメナ、帰って来てくれ、森の道は初めて聴く曲でした。ヴェレンテの曲は聴いたことがあったかもしれませんが、
忘れていました。

カルーゾーと初めて聴いたマラフェンメナ、イル・ポスティーノの曲がすごくよかったです。
ニューシネマパラダイスも。聴いているうちにまるでニューシネマパラダイスの映画の中のラストで映画フィルムの
シーンがたくさん出てくるように、私の頭の中のスクリーンに懐かしい人たちが流れるように浮かんできました。
特に父方の祖母はあまり思い出さないのですが、とても懐かしく思いました。30代で祖父を亡くして、ずっと余生を
生きてきたような人です。

先生が改めて素晴らしいテノール歌手だと思いました。

 

Dec.14 2021  Machida

 

おまけ2つ

昨日の日が沈む前の富士山がピンクに輝いてきれいでした。

 

 

あのチャーミングな映画「ノッティングヒルの恋人」を時々つけっぱなしにしています。
Bee  Gees とか懐かしい曲も流れます。映画の最後のクレジットに曲名が順番についていますが、なんと最初の「She」は
作者のシャルル・アズナブールだったのですね。本家が歌うものは味があります。ラストがエルビス・コスティロでした。

Charles Aznavour - She (Audio Officiel)

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