Reflections

時のかけらたち

11月の星岡はもうおせち料理も(2020年11月の星岡日本料理講習会)・・・Hoshigaoka in November 2020

2020-12-20 23:51:07 | dish

11月、12月の星岡は毎年おせち料理が入ります。1年に一度しか作らないので、繰り返しになりますが、思い出すのでいいかもしれません。コロナで先月は先生もお正月が来る気がしないとおっしゃっていましたが、12月になるとそうなのかな~と思い始めます。今年は何もしないで近くのロシア料理のお店のお節でも予約しようかと思いましたが、いつも通り新年を迎えるのがいいのかと思い直しました。コロナに影響されず、いつもながらの日本の新年の迎え方です。気をつけるのは人混みを避るの一点のみです。

今日今年最後のイタリア語がありましたが、最近記憶について思うことは、メモリーはあるのですが、そこに到達するまでに時間がかかるようになったということです。メモリーボックスはちゃんと存在するのに、そこにアプローチするのに数分かかることもあります。昨日は娘が昔習っていたピアノの先生の名前を思い出すのに、真っ白なところから1分くらいかかってしまいました。メモリーの機能はちゃんとあるのに、年取るってこういうことなのね。亡くなったらこのメモリーボックスだけが夜空に浮かぶのかしらと金子みすゞの詩のようなことを思い浮かべました。

 

11月13日

 

 

 

11月の献立

お正月用                                                                                                                                                                 

       伊達巻き  くりきんとん  鯛博多押し  海老の酒煮  切竹卵 松かさどり

吸 物   土瓶蒸し

焼 物   鶏照焼

        結びごぼう せん切り漬

煮 物   豆腐の錦蒸し あんかけ

 

 

 

切竹卵は錦卵の応用で黄身に抹茶を混ぜて緑色にしています。

 

結びごぼうは茹でたごぼうを細長く切り、結んでから甘酢に漬けます。

 

いつも作る伊達巻を復習して、鶏の照焼はすぐ作っておいしかったです。

 

 

今年は鯛を龍皮昆布で押さえる博多押しにしてみようかしら・・・ 年末にヒラメのお刺身を買うのが結構困難。

 

祖母が良く作ってくれた松茸の土瓶蒸し。柄のところ焦げて切れそうになっていました。

美味しかったなつかしい味で、何十年も食べていないものでした。

 

結びごぼうがかわいいです。

 

 

 

 

 

静かな時間を過ごすことができましたが、今回もまた和服を着る余裕がありませんでした。

 

Nov.13  2020  Asagaya

 

コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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Unknown (まるたけ)
2020-12-21 11:51:06
切竹卵、素敵ですね。抹茶で色を付ける!こういう料理もあるんですね。お部屋の設えが清々しいです。
季節ごとの工夫、花、器。目の保養になりました。
ありがとうございました。来年の正月は息子二人が来ないのでおせち作る気持ちは80%減(笑)夫婦ふたり、楽なような寂しいような。
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お正月 (カンカン)
2020-12-22 01:53:57
まるたけさん、コメントありがとうございました。
うちでも来年のお正月は二人っきりです。何時も妹の家族と一緒にお祝いするのですが、会うのはもうちょっと後になってからの方がよさそうです。80%も減?!
このコロナの時代に支え合える家族がいることは幸せなのかも。
返信する

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