2月9日
整形外科受診とリハビリクリニックの通院のためにお茶の水へ行きました。
主人とのたくさんの思い出がある東京医科歯科大。多くの人たちに支えられて闘病生活を送ったことを
思い出します。まだまだ工事が続いています。左の建物は以前はなかったし。
先週副木をはずして、今回診察のあとで機能リハビリテーションクリニックでのリハビリが始まりました。
先週副木が取れて、改めて親指がすごく腫れていてなかなか腫れがひかずに痛みがあるので、先生にお聞きしたところ
超音波で調べてもらって中に血腫があることがわかりました。転倒した時に刺激されて出てきたのではとのことで、
そのうち引いてくるという説明がありました。なんだか治りが悪くて嫌ですね。
リハビリでは具体的にどのくらい手首が曲がるかとか測定して、徐々に動かしていく計画です。左手と比べてまだこんなに曲がらない
のだと現状に驚きました。指先といえども動かさないと固まって行ってしまいます。どんなところにも筋肉があって、それを使って
いないといけません。ちょっとリハビリをやっただけで少し動きやすくなります。
先生の診断の時はまだ家事を我慢しなければいけないと言われてがっかり。副木が取れたら少し動かしてもいいのかと思っていたのですが
リハビリで少しずつ機能を回復させていく計画です。これから2カ月をめどにということで、気が遠くなりそうでした。ヨガに1月の途中から
行けなくなり、2月は休会。3月は戻れるかと思っていたのですが、リハビリの説明で2カ月を予定と聞いて、今日(10日)電話で先生に確認を
とりました。リハビリ2か月はあくまでも予定で、早く回復すれば早く終わりますよと言われてほっと。ヨガも3月から右手に負担をかけない
ようにしてできる範囲でやっていいとのことでほっとしました。歩くのも坂道だとつらくなって息が苦しくなるので、これでは体が動かなく
なってしまうと心配になってきたところでした。リハビリではパソコンのキーボードはOK、とにかくひねったり、ねじる、重たいものを持って
手首に負担をかけたり、手をつくのはNG。もう料理や家事のOKが出るかと思っていたところでしたが、先生からもダメと言われ、理学療法士
からもいろいろ注意が・・ 痛い動作はできないので、無理なのかもしれないけど。うっかり新しい瓶のふたを開けようとして、まずいと
思ったり。無意識のうちに右手を使いそうになるのでアブナイ。
ボビンも回さなければできそうなので少しだけ機能回復でやってみました。せっかく覚え始めたのに忘れたら大変。
水平移動は問題なさそうです。
ブログも怪我をする前のが止まっているのでやっとそこに戻ることができそうです。MOA美術館常設展が途中でした。
今回はリハビリもあって、結構時間がかかってしまいましたが、午後に竹橋の近代美術館によって先週行く予定だった「民藝の100年」展を見て帰りました。
まだオミクロン株の勢いも衰えていないのですが、民藝の運動や日本のクラフトの世界を見たくて、思い切って行きました。もうすぐ会期も終わってしまう
こともあってか思ったより多くの人が来ていました。若い人も結構いました。
ここだけが写真OKの場所でした。黒田辰秋のデスクがどっしりしていてすてきです。
愛すべき生活の道具がたくさん展示してありました。
疲れたので少し椅子に座って休憩していましたが、近くの如水会館で一人で静かに休憩して帰りました。
食事だったら、最近は神田学士の方がお気に入りなのですが、如水会館には東京会館が入っています。
一度は食べてみたかった、マロン・シャンテリーのバレンタインバージョンをいただきました。
コーヒーもとてもおいしくおかわりも入れてくれました。
誰も人が入っていなかったのがいいですね。時々、ケーキを買いに来る人がいました。
ちょっと最近甘いものの摂取過剰気味で反省しなければいけないのですが、めったに竹橋には来ないので
以前から気になっていたケーキで休憩して、あとは家の近くで取り置きしてもらったお米を
左手で持って帰るという力仕事が残っていました。
Feb. 9 2022 Ochanomizu & Takebashi
たいした怪我でもないのですが、体の一部分が使えないのって本当に不自由で、影響力も大きいですね。
新しいものの見方や生活の仕方も考えることができて貴重な経験でもありますが。今らさながら人間の体のすばらしさ、命のすばらしさを感じています。
民藝は若い方が多くてうれしかったです。本当にモダンな世界なのです。