1月25日午後から和歌山県へ移動して、この度一番の目的の高野坂へ行きます。
10:38 花の窟 発 三重交通バス 熊野新宮線
11:16 熊野速玉大社 着
熊野速玉大社お参り
熊野速玉大社 → 新宮城跡(経由) → 徐福公園(ランチ)12:30頃
徐福公園 → ホテル(荷物預け) → 浜王子 14:00 → 新宮駅
14:56 新宮駅 発 熊野御坊南海バス 新勝線
15:12 広角(高野坂)着
高野坂ウォーク
17:07 三輪崎 発
17:23 新宮駅着 → ホテル
花の窟前からバスで熊野速玉大社に行きました。新宮駅はJRで隣り駅なので近いかと思ったら
この辺の距離感がなく、バスで結構時間がかかりました。
熊野速玉大社をお参りした時に花の窟でお会いした二人連れにまた会って、話しかけられました。これから
那智の滝に行くと話していました。近くに住んでいるのに熊野古道も初めて歩き、高野山にも昨年テントを
車につんで行ったと話していたアクティブな若い女性でした。親戚っぽい年上の女性と一緒に車で旅行をして
いました。
その日の夜、ホテルで那智の滝の滝つぼが凍っているニュースを見て、ほとんどあり得ないシチュエーションに
うらやましく思いました。
お昼も近くなったので、どこか公園はないかとお昼を食べる場所を探して歩き始めました。新宮城跡にしようかと
思いましたが、階段がすごかったので通り過ぎて去年熊野古道に来た時に寄った新宮駅近くの徐福公園に行くことに
しました。
なぜか明るくて気持ちのいい場所なのです。
ここで保冷ボックスに入っていた天むすのお弁当を食べて駅からそう遠くないビジネスホテルに
向かい、荷物を預けることにしました。
市役所の前だというのに人通りが少ないので驚き。
ホテルに荷物を預けた上に、残りの荷物も持ってもらってカメラをさげて午後からの高野坂ウォークに
出かけました。高野坂には神倉神社を回っていくか浜王子の海サイドから行くかの2方法ありましたが
神倉はネットで見ると事故も多く急な石段が今の私には危険なような気がして、避けました。
浜王子が意外と距離がありました。ホテルから歩くと王子ヶ浜の少し先の方に出て新宮駅方面に戻る感じ。
ここから高野坂広角口まで歩く予定でしたが、簡単な方向指示があるだけで距離感や道が
よくわからず、歩いていた人に聞いたら遠いとのことで、駅に戻ってバスで行くことにしました。
駅までも結構複雑な道を歩いて行きました。そういうのも結構楽しいのですよね。
駅にはバスセンターがあって観光案内もしてくれるので聞いたところ、すぐバスがあって、
高野坂に向かいました。一緒に乗ったのは中国語を話す若い旅行者3名だけでした。
広角口のバス停を降りたところ。高野坂は左の奥の方に登り口があります。
バス停を振り返って。スマホで写真を撮っておくと、気軽に時間の記録になっていいのです。
雪で洗われたような景色になっている高野坂。
王子ヶ浜(御手洗海岸)が見える熊野古道です。
御手洗の念仏碑
高野坂で出会ったのは反対側から登ってきた一人の老人。
お近くに住んでいるとのことで高野坂のウォーキングが日課とのことでした。
モダンなすてきなおじいさまでした。失礼にも友人がお年をうかがったら、逆に聞かれて私の方が上だって。
83歳でした。この自然の中で生きていると何か自然のパワーがもらえそうです。
金剛稲荷神社
横道にそれて鯨山見跡に行きます。
ここから鯨を見て、漁をしていたのですね。
雪は降ったけど、春がちらほら顔をのぞかせていました。
最後の最後に苔むした石でスライディングするように滑って転んでしまいました。
どこも打たなくてラッキーでした。カメラも無事。
高野坂の人が作った道と自然のすばらしさの中、雪と緑の対比が美しくて浄化される感じがする
旅でした。
三輪崎駅前のバスもすぐ来て運がよかったです。バスの本数も極端に少ない地方です。
乗っている人も少なく、自家用車中心の土地のようです。
夕食を取るような店もあまりなくて、ホテルで夕食を取りました。
私は牡蠣フライと大根おろしとシラスでビール。友人はなんとカレーライス。若いころは
お酒は飲んでいたのに今は飲まなくなって、私一人でおいしい生ビール。私は旅行のクーポンを申請
していたのでそれで夕食を済ませることができました。友人はコロナワクチンも打っていないし
そういうことには全く興味なしです。
話がつきず、食後もホテルのロビーでしばらく話してから部屋に戻りました。
Jan. 25 2023 Kumano