Reflections

時のかけらたち

音楽の喜び ・・・ hour of bliss 

2016-11-29 23:39:44 | music
昨日は夜寝る時にサン・サーンスの歌劇サムソンとデリラから「あなたの声に心が開く」
が急に聴きたくなってかけながら寝ました。ホセ・クーラのCDでメゾ・ソプラノ
オリガ・デルガドという人が歌っています。

今日の定期公演は3回目の樫本大進のヴァイオリンとパーヴォ・ヤルヴィーという
豪華な組み合わせでした。

幸せに包まれたコンサートが終わり、帰る時、銀杏がとてもきれいでした。
風が少し強くなっていました。
お茶目なアンコール2曲がほほえましく、コンサートを楽しい気持ちで
締めくくっていました。ちょっと軽く戻した感じ。






11月29日(火)

アーティスト
指揮:パーヴォ・ヤルヴィ
ドイツ・カンマーフィルハーモニー管弦楽団
ヴァイオリン:樫本大進

曲目
シューマン:歌劇「ゲノフェーファ」序曲 Op.81
ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲
ニ長調 Op.61
シューマン:交響曲第3番
   変ホ長調 Op.97「ライン」






最初のシューマンからしてすばらしかった。すごくシューマンらしくて。
こういう音楽を生で聴くととても幸せな気分になります。

樫本大進は聴くたびに素晴らしく、3回目の今回は今までのベストでした。
何というやさしい音色。ソリストとしても充分なのにベルリンフィルのコンマスをして
世界を広げているのかしら。ベートーヴェンが包容力があって、またヤルヴィーと互角に
というかそれ以上にわたり合ってすごく成長したような感じがしました。
聴いているうちに私の両親のこととか近くに想い、自分は生まれてきてミッションを果たしているのだろうかと
言う思いがよぎりました。残された時間がどんどん少なくなってきているけれど。

シューマンのラインを聴いてとても明るく未来のある感じでヤルヴィーが力強く作って行って
気持ちが良かったです。メリハリがある指揮は気持ちがいいです。
以前仕事でご一緒した先生が私と同じファビオ・ルイージのファンでシューマンの交響曲全集で
どれが一番好きかの話になってそれはタイトルがついているラインでしょうということでした。
私は確か他のが好きだった。また聴きなおしてみようかと思いました。
材料関係の先生たちは面白い人が多くて、出張先のドレスデンで音楽を聴いてきたり、
ミーシャの絵のコレクションをしている人もいたり・・
私のメールのサインに使った記号の飾りがきっと何かの曲に違いないと解析してみたと
話していたり笑っちゃう。かつて仕事を一緒にした人たちも懐かしく思い出しました。


来年はN響でファビオ・ルイージの出番があるのでまた友人にお願いしたいと
思っています。

音楽から受け取る恩恵は本当に大きく、私の人生を豊かにしてくれます。

今回のアンコールは
ブラームスのハンガリー舞曲、3番と6番をものすごくデフォルメして
とても遊び心があり楽しかったです。
ヤルヴィーは以前はよくシベリウスの「悲しみのワルツ」を演奏していましたが
今回はすごく明るくて・・
コメント (2)
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