ギターマンには、かなわない。(live&radio and more!!)

斎藤誠さん応援サイト「ギターマンにはかなわない。」の姉妹ブログ。
ライブ、ラジオのことが中心です!!

Aloha All Stars @ Zepp SAPPORO

2003年03月21日 | 2003年ライブ・イベント
Aloha All Stars @ Zepp SAPPORO
(副題:こりゃまた凄いライブだったよね)  
 
出演者 SAKURA Skoop On Somebody 斎藤誠 鈴木桃子 平松八千代
 
∞前置き。∞
やって参りました。はるばる札幌。
私は、2年ぶりだったけど、、、またもや雪が残る時期となりました。。
そろそろ違うシーズンに行ってこいや・・・と自分でも思わないでもないが、ライブ中心に組んでますんで致し方なし(笑)。

ところで、このライブの前日に、俄かに緊張感が高まってきていてどうか?という局面から、とうとう戦争が始まってしまいました。
前日に札幌に着くようにしたんですが、空港での警戒やらがどのくらいかさっぱり読めず、、、いささか不安ではありました。
が、着いてしまえば、、、とりあえずオッケです。

確かに東京と比べれば寒いし、雪はあるし、道も凍っているし、、、
それでも、吹雪いているのでなければ問題なかった。
時々、はらはら舞い降りてくる雪をぼけらーっと見る。すごくキレイ。
東京の方にいるときは、そんな余裕もないし、、ホントにいいなあと思ったのでした。
心配すべきは、歩道歩きくらいか。
札幌駅近くは、歩道は雪も凍りもなくて普通に歩けるのだけど、、、
場所によっては、細心の注意が必要、、、打ち所が悪くてえ、、、なんてシャレにならないもの、、、

∞さてと∞
前日からもうホテルには居りまして。、、
会場にはすごく近い・・・というのを地図でも確認済み。
ちなみに、今回の会場は札幌から地下鉄中島公園というところまで行くのです。
すすきのまで一駅なんですけどね。とってもその界隈の雰囲気が違うのだ。
幸運にも、あてがわれたのが高層階であったために、あたりを一望することが可能でした。
さっそくあれか?という建物を発見。既にわくわく。

ところが。
翌朝。カーテンの隙間から入ってくる光がとっても眩しい・・・というか白い。。。
随分天気いいんだなあ、、、なんてまあ呑気な、、やつ。
ノー天気なのは、アンタ自身なのだった(笑)。
実際、それは雪雪雪雪だったのです。雪の白さに他ならなかった。
それも、ほんとに視界が真っ白になるような降り。。。
なかなか東京では、そんなものお目にかからないからびっくり。
ただ、テレビの天気予報では・・・雪のち晴れだった。
本当かあ?という感じだったけど・・・・見事に上がったし・・・晴れた!!ホントだ。

開場時間が、18時。開演が19時ということだったので、、、Zeppの入口に行ってみた。。。
そしたらば
「アレっ?」
本日のライブの告知の他に、、、
航空会社のコンピュータトラブルで、皆さんの到着が遅れている。。。との文字が。
従って、開場が19時・・・。
えーーっ!?
あったかい季節でもなく、あったかい場所でもなかったので、、、その場に待ち続ける勇気なんて到底なし、、
「いったんホテルに帰ろう」
と、またあぶなっかしい足取りでホテルに戻ってまたぬくぬく、、、
出直す運びとなりました。
上から見下ろしてみたら、朝方、目をつけていたZepp前のインドネシア雑貨屋にヒトが溢れていた、、、

∞仕切り直し∞
で、、再度出直しです。
今回は、またまたオールスタンディング、、かつ今までで一番お客の人数も多かったんではないでしょうか?
整列も、何ヶ所かにわかれて番号順に並ぶわけです。勿論お外。
・・・さみかったね、、歩道も車道もかちかちに凍ってんだもん、、
でも、思ってたよりはトントン進んだかな。(雨の中、入場を待たされた赤坂BLITZは辛かったなりね、、二年前か?)
東京からの遠征してきた、誠さんやサザンのライブでよく会うお友達にもちこっと会えたことだし。めでたい。

で、荷物を混雑きわまりないロッカー室に預けることにし、、、なんたって厚着だもんね、邪魔だもんね、スタンディングライブには。
それから会場の中へ入る。
んーー、まあ他に知ってるZeppは仙台。作りは同じような感じなんだろうか。どうでしょう?

いつものように
(笑、、、これをイタリア語だとcome sempre(コメセンプレ)という・・・なぜか急に思い出した豆知識。コメはlike センプレはalwaysくらいの意味、、まんまだな。)
向かって右を目指す。
なぜなら、アロハオールスターズのバンマスの誠さんの定位置はそこと決まっているからなのだ!!(きっぱり)

今日は、ワインレッドの緞帳が下りたまま。
でも、いつになく「試し弾き」だとは思うが、えらく流暢なフレーズが何度も聞こえてきて、、んんっ?という感じだったのだ。
ほんとに楽器担当スタッフがやってんのか?

開演も近くなり、緞帳も上がった。
もうすぐか??ワクワク度がまた上がる^^

∞ライブライブライブ∞ 
・・・と、皆さんが出てきた、、、
誠さんは、いきなりの帽子なし・サングラス姿である。おおっスゴイなあ、、、気合い十分ですね。
あ、ちなみに2002年のアロフェス見た方、、、基本的にはあの時と同じスタイルです。
黒のジャケ、白のシャツ首の下までボタンをきっちり留めてあって^^;

音が出てきたが、すぐにボーカルのメンバーが出てきて唄うような感じではない。
随分長く「セッション」していたようだ。
何かの曲だったのかなあ、、、わかりません。分かる方いれば教えて欲しいですー。
多分各パート2人ずつ(ギター・ベース・ドラム・キーボード)いた筈だが、全員いるし、、
(・・・・実は、これが異例中の異例。公開サウンドチェックだと後で知ることになる・・・。でもその割にはすんごくかっちょよくて、、、言われなければ絶対にわかんなかったかもね。)

誠さんのお約束「アーユーレディ?」に続き、
SOSのko-ichiroリーダーの号令のもと「8時だよ、全員集合!!」(ホントにそうだったにゃん)
これでみんなが揃い、、、
Aloha All Starsの十八番だと、かつて誠さんも言っていたが、、、そのナンバーで今回も始まる。
「Love The One You're With」であります。
恒例の、各出演者の自己紹介のようなものですかね。

大変お待たせしました。
みんな、怒ってますか?
遅れてごめんな・・・と口々に切り出す皆さん、、、
その分楽しんでいこうって。

最初はこれもいつも通り、、、ヤッチー(平松八千代さん)のコーナーからスタート。
・・・考えてみたらいつもそうだ。何かあるのかな、、楽曲の構成とかもあるのかな、、などとちらと思うのでした。
誠さんは、ここで帽子をきちっと被り、、イントロを弾き出す。
それは、あまりにもあまりにもあまりにも有名な。。。あのフレーズ、、、あの響き。
うお・・・・サンタナじゃあん、、、ミッシェル・ブランチをボーカルにフィーチャーした「Game of love」。
いやー、それはまさしくあのサンタナの音なのですよ。

後で、ああ最初の音が出てよかった・・・と誠さんが安堵したほどに、、(はっきり言ってリハーサルはなかったそうです。)どっきどきのスタートであったらしいのですが、、、微塵も感じさせませんでした。
誠さんも、ヤッチーもめっちゃカッコよかったあ。。。
ヤッチーは、新しい曲でも、果敢に挑んでくる潔さ。これもまた魅力の一つだろうと、私は勝手に思ってます。
これまた勝手にですけども、誠さんのツアーや桑田さんのツアーでまたいろんなものを、ご自分の中に見出したんじゃないかなっていうふうにも思うのです。
後で唄ったSOY(Going Home ~家に帰ろう~)のような、しなやかなボーカルもとても自然に聴かせてくれるのですけどね。
ああ、、、それにしてもこの時のつんちゃんの動き、、、どうしても目に入ってしまいました。
敢えて見ようとしたわけじゃないんですが(そうなのかよ。)。
ステップ踏んでベース弾かれますよね。
でも、そのステップが時々おいおいっていうアヤシサ?を醸し出していらっしゃる感じなの(笑)(角田ファンの皆さま、ごめんなさいね(と、詫びておく^^))

二番目は、鈴木桃子さんコーナー。
誠さんのSHIBUYA-AXでも披露された、「JOLIE」を1曲目に。
あの時は、ギターのみでしたが今回はバンドで。

待ってもらってごめんね、、、実はということで羽田足止めの件をお話され、、、
それを耳にした私たち客の方が、アッケに取られていました。
・・・・なんですって、6時間ですとー、、そんなに長時間足止め?
桃子さんは「船底にいるみたいで」と言われたが、想像力に欠ける私はいまいちイメージできず。。。
翌日、誠さんのライブでみんなが床に「体育座り、足の踏み場ナシ」というのでやっとわかったしだい^^;ごめんなちゃい。
寒い想いをして待った分、、、「オールナイトで!!」(誠さんが横でコケていた(笑)。)楽しんで下さいねと。

ソロアルバムに収録された「here and now」。
これは、桃子さんがまだアロハに入る前、カフェララルに遊びにいらした時、誠さんとセッションされてたんですよねー。桃子さんのこういうボーカル好きなんだなあ、、、それでまた誠さんのコーラスもまたかっこいいんだ、コレ。・・・まだの方は聴いて欲しいな。ちなみにオリジナルではこれCharさんとの共作だった筈(うお、それもすごっ。)
今回も、ソファ席が設けられていることが知らされると、客席蜂の巣をつついたような騒ぎになってしまいました^^;
たぶん、SOSのファンの皆さまが激しく反応されたのだと思われます。・・・気持ちはよーくわかりまする。

SOSコーナー♪
最初は、桃子さんと「Lovin'you」を。
というか、ここで「バトンタッチ」のデュエットになるのですね。

次に誠さんを呼び込み。
Takeさんてば、「アロハの長老」とか言ってましたぜ(笑)。アニキって言い直したけどさ。こらこら。
そこで始まったのが何と、、、いつも聞き慣れているアレンジとはかなり変わっているけれど、、、
まさしくそれは「Change the world」なのだった。
最初、、、私らから見てもTakeちゃん、まだ早いってとこで入りかけ、、フェイクで逃げ^^;
誠さんは、少し中央に寄って何食わぬ顔で(笑)ギターを弾いて繋ぎました。さすがだ。でもばれてましたからねっ。
1番はTake、2番は誠さんのボーカル。・・・お手の物というか、誠さんのお得意なところだと思います。
それで途中、ボーカルとギターの「コール&レスポンス」と言う感じで、エキサイティングな展開でしたぞ。
いいですねえ、、、誠さん、Takeさんのボーカルのアオリにも一歩もひかず後ろに下がらず、ぐいぐいって感じに見えた、、、かっこよすぎっ。

まあ、ここでというか、最初っからだけどね、、ここぞとばかりに叫ぶマコトファンな人たち。
さいとぉーーー、、、!!
まことぉーーー、、、!!
の応酬でした。(<ねっねっ。Oさまっ。頑張ったよね。)
もはや、コンビネーションと言うよりは、もうこっちの想いをここぞとばかりにぶつけた感じかも・・・。
こんな時に、遠慮しちゃいけません。ほんとにね。負けるもんかなのです(笑)。
人数では負けても、「熱さ」では一歩もひく気ありませんから、ほんとにほんとに。

SOSリーダーのMCの後、これ、ケミストリーも歌ったやつですよね?
「My gift to you」。
ファンのみんなは、すごく待望していた曲なのね。もう歓声・悲鳴の上がり方が他の曲とは違うわ。
ただ、時々マイクを客に預けちゃうでしょ、、、もったいなーい。
おそらくは、、、SOSのバージョンってすごく説得力とか、引き込む力あるのになあ、、、とチラっと思ったおせっかいな私なのでありました。ごめんね。
そこから「MFSB(Mother Father Sister Brother)」へ。♪あなたに 出逢えてよかった♪ホントだよ。

SAKURAちゃんコーナー♪
ウクレレを片手に、唄います。
ただ、時々、んーも少しウクレレの音拾って欲しいニャンとは思ったけども、、、それにしてもSAKUちゃんの唄は素晴らしい。
上手いのは当然として、それにプラス気持ちをぐぐっとひきつけるものが、すごく強い。と私は思ってます。

みんな、幸せンなろうなあーーと力強いMCの後、
ヤッチーと桃子さんを従えて、、、ほら今話題のラップナンバー。(特に、関西圏ではかなりすごい人気なのだという話を聞いた。)
「Love 4 real」。
結婚しているヒトには、、、激しくうなづけるナンバーだったそうな。未知の世界だ(笑)。
それにしても、その前のやりとりで、椅子が高いとか、どうやって調整すんのかとか、座高が高いとか、、、ヤッチーのところで大騒ぎ(笑)。
まあ、それにしたって実際背は高いですもんね、、、ヤッチー。
実際のオリジナルよりは、結構テンポゆっくりめだったそう。
「なんかじゃがいものCMやってるみたいー、あいだほーな感じ」^^(いやいや、北海道でいいんですってば。)

今、一番ばらまかなアカン、、、ということで「ラブをばらまこう」。
ステージの袖にいた誠さんも、立ち上がって手拍子して踊ってらっさいました、、、見えた~♪

SAKUちゃんのベスト盤は、いずれちゃんと聴くつもりでいるんだ。

なお、このコーナーでベースを担当したのはつんちゃんでしたが、、、
譜面台から片時も目を離さずという感じで、とても慎重に演奏されていました。うん、かしこまっているというか。
・・・ヤッチーん時とはエライ違いでしたわよ。。。もう。
ダンサブルなベーシストしてるほうが個人的には好きですが^^。

そしてそして、、、、いよいよ誠さんの登場です♪
MCなしに、いきなりがーん!と爆音をぶつけてきました。
選ばれたのは、オールマンブラザーズバンドの「Whipping Post」。
ベース、ギター2本、キーボード、そしてドラムスもツインだ。
すんごいラウドでよかったよーーー、客、、誠さんのファンでない方もおそらくは圧倒しまくりましたね、、、 かっこよかったーーー。
毎回、これで何人かをノックアウトしてることは間違いないと見た(笑)。いいぞいいぞ。
見てみたら、もう誠さんチームのサポート部隊はもう楽勝とは言わないでしょうが、何度もやってるだろし。。
だから、断然貫禄が違った気がすごくした。
(あのー、ものすごく妄想だろうということは、百も承知なんですけど、、ギターソロんとこで何となく目が合った^^ような気がしたのでした。(またかよ。)しかも、笑顔全開のときに^^)

しかし、そこは誠さんなのです。一転、MCはめっちゃお茶目さんなのです。

こんばんは、大丈夫ぅ?
ロックンロールは好き?
よかったー。
・・・・こういう音楽もあるんだよ、、、あるような気がするっ。

ちなみに、今やった曲邦題「磔台(はりつけだい)」・・・・。よくないですね^^
以前ヒトの結婚式で、これを演奏してしーんとさせたことがあるんですから、、、
(場内・・・オオウケ。)
それ以来のシーンとしぶりでした、、、ありがとうございますっ。

(客は、絶対圧倒されたんだと思うよ、ほんとほんと。)

さっきから、みんな謝ってますけどね、、、全日空が悪いんですからねっ(ヲイヲイ。)。

(20周年のことを少し語り、、、^^)

あと、1曲だけやらして!!すぐ終るから。
(えーーー!!と客からブーイング^^)
あんたたち疲れてるくせに。オレは知ってるぞ。
(客、大笑・・・・ばれてた?)
でも1曲だけやらして。ギターも弾くけど、、歌手なんですから。

そして「今 僕を泣かせて」。
・・・ん?
そう、言い忘れていましたが、今までもそうなんですが、誠さんはご自分のコーナーでもセンターには立たないんです。
自分の「定位置」がおありのようですね。
だからといって、、、その反対側には230さんがいるわけで。。。
端と端でやってました、、、、そのことにご本人たちは気付いてたのだろうか、、、、

その後、他のみんなを呼び込み。
アーユーレディ!!といった時に、うまーい具合にドラムのたたん★って音が入り、「あ、今の誰、、いいなあ」と大変ご満悦。
ちなみに、、ko-heyさんでありませんでしたね。
・・・彼はいまいち、タイミングがずれて誠さんに指摘を受けていました^^。。

「みんな出てらっしゃい、、」
と呼び込むと、なぜかマーチのリズム。それに、230さんが「めだかの学校」かな?を乗っけてくるという、、くくく。
「おいおいドリフじゃないんだから、、、目黒公会堂じゃないの」(わかる人はウケル。)オモロイ。

じゃあ、今からロックの歴史の話を20分やるから(爆)。(・・・またロック漫談やります?)
何を言い出すかと思ったら、Gm7、、、このコードをギタリストが押えたら必ずやる曲があるんですよ、、、
なんだろ?もしかして、もしかして?

「Long Train Running」なのでした。いえーい。
これは盛り上がるでしょう。いつやっても盛り上がれる。
・・・やっとちびっと歌詞を覚えてきたよ、、、がんばんなきゃ。
・・・途中またGm7をまた、押えながらお客に見せたりしてね、誠さんてば。。。
最後に、誠さんの合図でジャンプ一発、、、いえーい。

本編は、「Key of Love」にて締めくくり。
最後のところで、みんなが一節ずつ、、自分のフレーズを順番に聴かせる所があるのね。
すごくいい、、、みんな自分の持ち味、聴かせドコロを心得た上手い方ばっかだってのもあるけれども。
でも、それだけじゃない気がする。何か他にも「絶対に出てる」よ。
誠さんは、珍しくノド絞って低めに聞かせてましたっけね。
メンバー紹介をして締めくくりとなります。

誠さんは、この日は赤いギターは使われませんでした。
けども、桑田さんのツアーの後半で大活躍した(覚えている方いますよね、「真夜中のダンディー」あそこからのあれ)、白いギター「ウタちゃん」^^を連れてきていた。
これがまた、とってもいい音だったんだよねえ、、、ほんっとに。

アンコール、、、
そうだ、このセッションは最初と最後の曲がまず決まっているのです。
アンコールは、このアロハオールスターズが今のように至るような展開をしていくきっかけとなった「翼をください」。

でもその前に、誠さんからサポートメンバー全員の紹介がありました。
この人たちの演奏力で成り立っている、と言って。

これから物凄い曲を演奏するけど、みんな帰れなくなるよ、、と誠さん。(笑)
・・・オレ、話が長くなるからって^^;SAKURAにマイクを渡す、、、
が、しかーし、、、突然フラレてトークに困った彼女は、、、ヤッチーを引き込み(笑)。
「んー、富は若干あったほうがいいよね、、、思いっきり跳べるし、、、」と話がそれたところで^^
「誠さーん!!」とSAKUちゃんが助けを求め、再びマイクが戻ってきた(爆)。
「ヤッチー呼んじゃあ、だめだから。」(笑)。
といいつつも誠さんのギターから「翼をください」へ。。

みんながいつもの担当パートを歌う。二番のふたつ目のフレーズを歌う誠さん。
やや緊張されたのかな?シャツのボタンを外しつつ、気合いを入れているような仕草が見えました。

この時だと思う。
ステージの袖で、佐々木さん始めスタッフチームが踊ってました^^
スタッフのみんなも、ライブ作ってるぞて感じがして、なんだかとっても嬉しくなったんですよ、私。

一心不乱に、ギターを弾くことに集中していたように見えた230さんも、ビール片手に最後はとってもご機嫌なようだった。
よかったよかった。

最後の最後に、Takeがバンマスとしての誠さんの労をねぎらいました。
練習にみんな遅れていくと、さみしそうにして待っていてくれたそうですよ・・・ああ、そのお姿が目に浮ぶ、、、
そこから、またマイクを渡された誠さん、、、おろおろしながらも^^;
「こういう時代だからこそ、音楽が好きなヒトは嫌いなヒトより、ずっと得をしている。そう思いませんか。悲しい、辛い時に、力になってくれる気がするんですよ」
・・・みんな、激しくうなづく。。。ものの「もう、オレにマイク渡すなっての、、」
と半ばアワアワされてらしたものの、、、SAKUちゃんが、
「ねえねえ、それより面白いこと言わないとだめ? ねー、誠さん面白いですよねえ、めっちゃかっこえーよ、、、」
というと、嬉しそうに帽子を少し取ってみせる誠さん(もはやお約束か?)。
「そろそろ、(髪が)伸びてくる頃で、帽子がひっかかる頃かな、、、」とSAKUちゃん。
どこまでも、笑いが切れることないまま、、、フィナーレ。

∞ちびっと想うこと∞
このライブって、お客さんも、自分の目当て・・・でなくても、これはいいぞとか、楽しいぞとか思うものにドンドン積極的に反応するんだよね。
まあ、自分もそうですけど^^。
そういう意味では、ホントに音楽ファンが多いんだと思う。これ、すごいよ。
ホントに目当てでなければ、無関心っていうことが少なくないそうなんですよね。
そういう意味では、私自身も幸せだと思えるかな。
お目当てのミュージシャンが、他の方の音楽や唄にココロから敬意を表して、それをまた素直に受け止めてっていう、、、そういういい流れも見えた。
Aloha All Starsのライブが好きな理由は、それかもしれないなあ。。。
セッションから生まれる、収穫物とか、、、実際に予想外に多いなと思ってます。

Aloha All Starsは、唄が上手いだけでなく、パーソナリティがとっても素敵な方ばっかなんです。
前日に、とうとう始まってしまった戦争についても、それぞれの「こうじゃないか」というコメントがMCで少しずつありました。
共通してたのは、怒ったり、嘆いたり、、するだけでなく、、、この経験をどう生かしていくか、、、というようなことだった気がしてならないのですが。
中には、ネットで署名を集めたりとか、、、されている方もいるみたいでしたよ。

終った時間が、、やっぱしなあの23時(苦笑)。
ピンチだった筈のライブが、ここまで凄いものになりましたよ。
約三時間・・・立ちっぱなしではあったけど、不思議と「足がいてー、腰がいてー」って言わなかったことを思い出した。。。
確かに辛いのですけどね、、、目の前で起こってることにドンドン引き込まれていくと忘れちゃうもんなんですね。

少し離れていた、誠さんチーム^^応援隊とも、あの素晴らしい「Whipping Post」等の感想で盛り上がる。
私も同感なのだ、、、楽器数、、、ボーカル数はどのセットよりも少ないけど、、、、もう圧倒的だと、、、
激しく頷く私なのでした。。。
それと、、、、よく声が聞こえてたみたいで、、、
ノド飴持参で・・・この乾燥でやられた枯れたノドを、温存しなくて頑張ってよかったわ(爆)。

∞ライブ後話。∞
ところで、終演後のロッカールーム。
えらいこっちゃでした。中の入り口は塞がれるわ、、中の通路は狭くて抜ける道がないわで、、、
まさしくもみくちゃです。。。たいへんだー、、、
一旦外へ出てから入るのだが、、、コートなしでなのよ、、チト辛いねえ。。。