ある爺さんの スナップ写真とボヤキ3

趣味もなく酒も飲めず・・・・・つまらない爺さん生活を、何気ないスナップ写真と、フッと感じたボヤキをアップしています

オジイタリアン

2008-04-15 | 職業訓練学校

Photo 授業が始まって、ちょうど1週間。我が「設備管理科」は、高年者クラスであるが故、先生方の苦労はひときわである。

「人のふり見て、自分・・・」をの思いを新たにしている今日です。

職業訓練学校の授業には、PCも使えなければと言う訳で、どこのクラスでも「パソコン基礎作業」という講座が1回45分x2時限で6回の授業がある。

高年者30名の我がクラスでも、PCを扱った事のない人はさすがにおらず、会社で、自宅でと何らかしら扱った事がある。ただ、習得の度合いは人様々で、自己流の私も 系統だって教わり、大いに役立っている。

Img_0478 この授業が、一騒ぎなのである。OSは「Vista」で、数名を除き、私を含め 多くは初体験である。デスクトップのデザインがXPと比べ、大きく変わっている。

この授業が大変なのである。愛すべき?高年者の特徴が良くでてきて、笑うに笑えないのである。

まず(1)人の話しを聞いていない。説明したばかりの話しを、堂々と直ぐに聞き返し、再説明させるのである。

(2)少し知っていると、説明中に関わらず作業を始め、途中で判らなくなり完成できない。その結果、同じ説明を繰り返させる事になる。

(3)講師がやり方を指示しているにも関わらず、自分の都合で指示をする。

Img_0468 (4)自分が知っている事は、他人に教えたがる。中途半端な知識のため、余計 混乱を起こす。

(5)同じシステムを共用使用しているのに、うまくできないと「自分のPCはおかしい」「壊れている」と言う。

(6)かつて、会社でPCをどう使っていたか話したがる。

おじさんの声はでかい。教室はひっちゃかめっちゃかで、30歳後半~40歳前半位の女性講師は、疲労困憊、90分もたないのである。

昔、「オバタリアン」という言葉がはやったが、パソコンの授業は、まさに「オジイタリアン」状態なのである。

Img_0531 【帆船日本丸が見える風景】