先日、押し入れの中をハーネス(登山用具)を探していた時見つかったのが、写真のトロフィー。ハーネスは捨ててしまったようだが、このトロフィーは残っていた。昔、トライアスロン参加のトロフィーだ。懐かしいので、トライアスロンのことをブログに書きます。
トライアスロン、今はオリンピック種目にもなって有名になったが、もともとは、ハワイで、水泳と自転車とマラソンのどれが一番きついか、じゃあ全部一緒にやってみようと、鉄人レースとして始まったそうだ。
私が参加したのは、ハーフトライアスロンと言って、本場ハワイの鉄人トライアスロンの半分の距離、場所は湘南海岸だった。
確か会社の防災訓練を終えて、早退して駆けつけたと思う。
ちなみに今のオリンピックは、オリンピックディスタンスとなっていて、こちらはテレビなどに放映しやすいように短い距離になっている。
参加は、30歳前(1985年前)あたりだったと思う。当時は、マラソンをやっていて、ついでに挑戦してみようと思ったものだ。ただし、トライアスロンそのものはまだ無名、大した観客もいなかった。前日は、江ノ島の宿に参加者全員が集合。参加は70人ほどだったと記憶している。
まず水泳、予定では、海岸から江ノ島往復だったが、台風の影響で海が荒れていたため、プールに変更、50mプールを2千メートル近く、ぐるぐる回った。当時、私は水泳が得意だったため、水泳が終わってかなり上位に食い込む。
次は、自転車、私はサイクリング車の輪行車と言って、バラバラにして列車に持ち込むことができものを使った。距離は確か90㎞、江ノ島の海岸を漕ぐ、前も後ろも誰も見えない、時折、私を抜いていく。他の参加者は、ユーブラタイヤと言って、チューブとタイヤが一緒になったスピードが出る自転車だった。この種目は誰も抜けず、抜かれっぱなしだった。
最後は、ラン、ハ-フマラソンの距離で21.1㎞。もう走るより歩く時間の方が長かった。スタートは朝8時くらい、ゴールは夕方、順位は60番ほどだった。途中リタイアした人もいたため、最後の方だ。
ということで、ゴールしてから頂いたのは、写真のトロフィー。プラスチック製でそんなに高価なものじゃない。トロフィーなんて、貰ったのは、これっきり。よく捨てないで取っておいたもんだ。今となっては、人生の記念になったね。