資格マニアの徒然草ブログ

目標としていた70歳で五百資格、2年前倒しで達成しました、これからはジャンルに関係なく、徒然なるままに書いていきます。

新聞という病~朝日の読者と朝日ジャーナリズム

2019年08月02日 | 読書感想

 

  新聞という病 (産経セレクト)
門田 隆将
産経新聞出版

 門田隆将氏の書籍、この方の書籍は原発の「地獄を見た男」以来だ。「新聞という病」という刺激的なタイトル。延々と新聞のダメなとことろを綴っている。特に後半の「吉田調書」、「慰安婦」の辺りは、朝日新聞を徹底的に批判している。「吉田調書」は、事実を捻じ曲げて報道する。「慰安婦」も同じだ。「慰安婦は」韓国との関係で国際問題になってしまった。こういったシナリオが先にあって、事実を捻じ曲げて主張する手法を筆者は「朝日ジャーナリズム」と呼んでいる。

 この「朝日ジャーナリズム」、一定層の朝日を支持する読者がいるから続いている。筆者は、この支持層は、団塊の世代だという。そして、その層はインターネットの発達で、だんだん減少している。

 何を隠そう、私も20歳代から50歳過ぎまでは「朝日の読者」だった。朝日の政府を鋭く突く、記事が好きだった。「朝日ファン」だった。しかし、インターネットの記事を読むようになって、あまりに違うため、おかしいと気づき、新聞を変えた。すると自分の感覚もだいぶまともになってきた。ネット記事との乖離が少なくなって、腹落ちするようになった。そのあとである。慰安婦問題で、朝日新聞が謝罪したのは。今は、朝日新聞がおかしいと気づき、購読を辞める人が続出しているという。私のように。

 朝日新聞縮小団というのがある。上念司氏が主宰しているようだ。縮小団のシールまであり、また朝日新聞の解約方法の手順まで書かれている。本書によると、朝日の記者は、日本を貶めている気は全然ないらしい。胸を張って「権力を監視」しているそうだ。私を含めて、誰も新聞に、そんな事、求めたことはない。事実を報道してくれればそれでいいのだ。

 朝日新聞と言えば、私、夕刊に載ったことがある。2017年7月14日だ。記事はこちら。以前、語彙読解力検定という検定があってこの2級の合格した時に、写真入りで載せて頂いた。しかし、それはそれ、これはこれだ。朝日の発行部数、どんどん減っていき、最後は廃刊になってしまうよ。

コメント
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